バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

タデ藍エキスの歯周病に対する効果を確認

2006年02月25日 | 医療 医薬 健康
   日本歯科東洋医学会学術大会で2題発表
このたび、株式会社 林原生物化学研究所及び医療法人社団明徳会 福岡歯科 統合医療研究所では、タデ藍エキス(タデ藍の葉の水抽出液)に歯周病菌に対する抗菌作用のあることを明らかにし、その活性主成分を解明しました。株式会社 林原生物化学研究所プレスリリース2005-11-21

認知症治療期待のワクチンを開発

2006年02月25日 | 医療 医薬 健康
 林原生物化学研究所(岡山市)は二十四日、根本的な治療法が確立されていないアルツハイマー病の治療効果が期待できるワクチンを開発したと発表した。アルツハイマー病は、アミロイドベータと呼ばれるタンパク質が細胞に沈着。脳が委縮し、認知症を引き起こす。中国新聞2006-02-25

◇新規経粘膜ワクチンの認知症への応用について
  ナノメディシン研究成果発表会にて報告
 (株)林原生物化学研究所 >> プレスリリース2006-02-24

ω3脂肪酸摂取でがん発症は防げない

2006年02月25日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
系統的レビューの結果
 魚油などに豊富に含まれるω3脂肪酸の積極的に摂取すべき栄養素として、広く認知されているが、残念ながら、がんリスク低減は望めないようだ。10種類を超えるがんに対する系統的レビューで明らかになったもので、詳細は、Journal of American Medical Association(JAMA)誌2006年1月25日号に報告された。日経へルス2006-02-09

低脂肪+野菜豊富な食生活は心血管疾患、乳がん、大腸がんリスクを下げない

2006年02月25日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
米国の大規模介入試験で判明
 低脂肪の健康食は、心血管疾患、乳がん、大腸がんリスクを下げるか。5万人弱の閉経女性を対象に、対照群を置き、平均8年間にわたって追跡した米国の大規模介入試験の結果は、いずれの疾患についても否定的なものになった。疾患ごとにまとめられた3本の論文は、Journal of American Medical Association(JAMA)誌2006年2月8日号に掲載された。サプリ&食品 2006/2/24

緑藻類ドナリエラによるグルタチオンの製造法

2006年02月25日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
 医薬品として認可されているグルタチオンは、酵母や藍藻から抽出されてきたが、これらの生物を生育させるのに必要な栄養塩類の価格が高いという欠点があり、安価な製造技術の開発が望まれてきた。
 本技術は、緑藻類ドナリエラを安価な無機栄養塩類を含む培地中で大量培養し、培養物からグルタチオンを抽出するものである。グルタチオンを高効率に製造するためにはドナリエラの培養条件を制御する必要がある。特に培地にセレンやヒ素等の元素を添加することによりドナリエラの代謝を刺激し、グルタチオン含有量が増加することを見いだした。また、大量培養したドナリエラからのグルタチオンの抽出法として、過塩素酸カリウム溶液(KCLO4溶液)を用いる方法を提案した。特許第1685441産業技術総合研究所

酵母を製薬工場として活用

2006年02月25日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
パン作りや醸造などの原料である酵母が、今、製薬業界で脚光を浴びている。ニューハンプシャー州レバノンにあるGlycoFi社の研究チームの最近の報告(1)によると、バイオエンジニアリングにより単細胞真核生物である酵母から、ヒトの治療に用いられるタンパク質の大量生産が近いうちに可能になるという。酵母によるタンパク質の薬剤開発は活発に進行している。 詳細>> AppliedBiosystems

タカラバイオ、子会社の宝生物工程(大連)有限公司を100%子会社化

2006年02月25日 | NEWSクリッピング
タカラバイオ株式会社(社長:加藤 郁之進)は、中国大連市の子会社、宝生物工程(大連)有限公司の共同出資者である丸紅株式会社から、平成18年2月23日付けで、丸紅株式会社の出資持分を譲り受け、当社の100%子会社といたしました。 タカラバイオ㈱News 2006-02-23

牧野植物園、富士産業との共同研究成果を特許出願

2006年02月25日 | 植物&農業
 高知県立牧野植物園(高知市、小山鉄夫園長)は24日、健康補助食品メーカーの富士産業(香川県丸亀市)との共同研究の成果を特許出願したと発表した。牧野植物園が採取した南米原産植物から強力な脂肪細胞分化促進作用を持つ有効成分を抽出、特定した。 日経ネット2006-02-25

タミフル、化学的製造法を開発…スイス社と話し合いへ

2006年02月25日 | 医療 医薬 健康
 インフルエンザの特効薬タミフルを植物原料(トウキシミ果実)を使わず化学的に製造する方法を東大大学院薬学系研究科の柴崎正勝教授らのグループが開発した。
 世界で需要が急増している抗ウイルス薬の安定生産を可能にする技術として注目されそうだ。読売新聞2006-02-24