今月二日は娘犬レディの十歳のお誕生日。
レディを迎えた時は先住犬ジュエル(ロングコートチワワ)がおりましたが既にお爺ちゃん犬。
足腰も弱まり寝て過ごすだけの日が増えていた時でもありました。
更に長年共に暮らしていたティアラ(トイプードル)とアリュール(スムースコートチワワ)を見送り、活気がなくなり退屈そうにも。
そんな矢先に偶々赴いた先で出会ったのがレディでした。
小さな小さなトイプードルの赤ちゃん。
抱っこしてみたい、そんな風に久しぶりに思い触れさせてもらう事に。
そう思えたのはティアラの仔犬時代にレディが似ていたから。
ただそれだけの理由でも私には十分でした。
長男が年中に上がる年の春
レディが新たに家族として加わった。
初めて仔犬を抱く長男。
その日から兄妹のように過ごす毎日が続く。
思春期、反抗期の今でも
レディとモナには猫撫で声で名を呼びベタ惚れは健在です♡(笑)
足腰が弱まり寝ているだけだったジュエルも見違えるほど元気に。
寝ている時間も嘘のように短くなり
お尻をフリフリさせて喜び散歩へ行くまでに。
お爺ちゃんと孫娘のような
そんな良好な関係を三年過ごすことができジュエルにとってもレディの存在は大きかったのではないだろうかと思えます。
長男にはペットを飼うことで「慈しむ」気持ちが芽生えたのは明らか。
そんなレディも十歳。
まだまだ見た目は若い。
目も澄んでいる。
「レッちゃん、モナちゃん、散歩行こうか」の一声で同時にクルクル回転。
全身で喜びを表現してくれる元気もある。
時には同居犬モナンジュ(トイプードル七歳)とやり合う元気も…。(笑)
それでも七歳を機にフードはシニアに切り替わり
人間ドッグならぬ犬ドッグも年に一回どころか二回受診。←先生には年一回で十分ですと言われますが、過去に健康診断後に癌を患った子がおり心残りに。それからは半年に一回自分は受けさせる事にしています。
トッピングも柔らかいものが必然的に増えていきました。
(軟骨や砂肝など歯応えのあるものもありますが、小さく刻む作業も同時に増えた)
おやつ一つ選ぶにも歯に優しいもの、食べやすいものを自然と選ぶようにもなった。
毛布に包まり寝て過ごす時間も少しずつ増えている。
小型犬の十歳。
大型犬の十歳に比べたらまだまだ若い。(三匹、大型犬の子達を迎え見送りました。)
それでも時間は無限ではない。
人も動物も機械でさえ
必ず寿命、天命はある。
でもペットを見送る側でいる事が自分の中では迎え入れる絶対条件。
レディやモナもいずれ自分の手の中で見送る事ができるのは幸せな事と捉えています。
死は悲しいけれど、受け入れ乗り越えた先に得るものがあると私は思う。
レディちゃん、安心して
お婆ちゃんになりなさい。
安心して毎日へそ天して寝息立てて眠りなさい。
もしあなたが介護が必要となった時は
犬の介護だけはスペシャリストのお姉ちゃんが、しっかりお世話します。
それだけは必ず約束します。
レディ、十年先も一緒に暮らしましょう。
時には次男に乗り掛かり寝てしまうレディ。
やり返すかのようにへそ天で熟睡しているレディのお腹の上に玩具を置いて笑って楽しむ次男。
あなたが大好きなタマゴシリーズ。
これからもどんどん増やしていきましょう。
レッちゃん、お誕生日おめでとう。