8月24日のライマー烏丸 利用者さんの投稿です。

こんにちは。本日ブログを担当する事になりました利用者"J"です。

今回は鴨川の源流域である北区の雲ケ畑地区に行った日の事を書く事にしました。

(雲ケ畑の集落)




(出合橋)




鴨川の水源地は北区最高峰の桟敷ヶ岳ですが、
河川法による鴨川の起点はこの出合橋付近とされているようです。
(ただし京都府の公式資料によれば、
ここよりもう少し上流の白梅橋付近が鴨川の起点とされています。)

ここからさらに上流へ行くと、山中の奥まった所にひっそりと"志明院"という山寺があります。

(志明院)






涼しいです。
温度計は持っていませんでしたが、おそらく市街地との気温差は
10度くらいあるのではないかと思います。

調べればここはいくつもの側面を持つ非常に興味深い場所なのですが、
交通機関でのアクセスがかなり不便であり、観光的な要素や一般的な知名度は低く、
土曜の午後でしたがこの日見かけた他の参拝客は
わずかに4名だけでした。

(志明院山門)




受付で中の説明を受けましたが、山門より向こうは
撮影禁止のためカメラは受付に預ける事に・・・
中に入ろうとした所でポツポツと小雨が降り出し、
受付の方が親切に傘を貸して下さいました。
中には"飛龍の滝と呼ばれる小さな滝や洞窟があります。
この洞窟から湧水がでていて、ここもまた鴨川の水源の1つです。

一通り見てまわり、お参りを済ませて
志明院をあとにする頃には雨も上がり、
少し日が差してきたので、しばらく周辺の山中を散策する事にしました。

(山中で何となく撮った1枚)



時々野生動物に遭遇するのですが(これまでサル、シカ、イノシシに遭遇しています)
この日は残念ながら見かけませんでした。

日暮れ近くになったので、そろそろ帰ろうとしていたら
また雲行きが怪しくなってきました。
何とか家に着くまで・・・と思っていたのですが、
市街地に入ったあたりで降り出しました。
空を見上げると、雨雲が広がっていながら、
ところどころに少し晴れ間も・・・この時期には多い天候です。
(幸いそれ程強い雨にあたらず、ずぶ濡れにはならずに家に着く事ができました。)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この雲ケ畑地区は鴨川の水源として
重要な役割を果たしてきた歴史のある所です。
観光地として見れば特にメジャーなスポットはなく、
遊びに行くには退屈な所かもしれませんが、野生動物が
生息する豊かな自然があり、夏は涼しめる場所です。
ここには7年前に初めて訪れ、以来暑さしのぎをかねて
この時期にたびたび訪れています。
北山巡りの1スポットとして、
おそらく来年以降もたびたび訪れてしまうのかなと思っています。

(鴨川の源流)







スタッフSです。

はじめてJさんにブログを書いていただきました。

とても丁寧に雲ケ畑地区を訪れた時のことを書いてくださいました。

詳しく書いてくださったので非常に勉強になりました。

鴨川の源流は行ってみたいなと思いましたね。

Jさん、またブログに挑戦してくださいね。





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