ある日ある時、何気に手にした本で、あるいは誰かから導かれて、
スピリチュアルな情報に出会う人は多いと思います。
それはきっと偶然ではなくて、自覚してないところで自分が求めていたから、
そういう情報がやってくるわけですが---(つまり引き寄せてるのは自分)。
スピリチャルワールド(なんてものは本当はないんだけど、あえてそう表現してみる)に足を踏み入れると、
これまで全く出会ったことのなかった言葉や考え方に新鮮な驚きを覚えるものです。
叡智、神道、カルマ、生まれ変わり、前世、ソウルメイト、
天使界、妖精界、高次元宇宙存在、パワーストーン、パワースポットなどなど----
「スピリチュアル」という言葉を聞いてどう発想するか。
これって人によって、ホント反応が分かれます。
少し前まで「目に見えないものは、科学で証明できない。だから信じない」
とおっしゃる方たちが大勢いたように思います。
でも最近は、「知らない世界を知るようでワクワクする」「なんか面白そう!」
という肯定派が増えて来た、というのが私の感覚です。
表立ってわざわざ言わないけれど、見えない世界が大事だと信じている、
あるいは「見えない世界が本当はこの現実世界に影響を及ぼしてるんでしょ~?」と
理解している人が潜在しているみたいです。
これは、科学者たちの研究が進んできたことも大きいと思うのですが、
今や目に見えない波動の世界は、最先端物理学の素粒子で証明される世界。
目に見えないことは怪しい、なんて言う人の方が
時代遅れになっちゃうのかも?ですね、近い将来ね。
という否定的な見方を頑なに通そうとする方も相変わらずいらっしゃる。
まあそれも正直なんだと思うんです。
頭だけで理解しようとすると、人間、自分が学んできたスケールの中で
白か黒かジャッジしたがるものだから。
あるいは「これって本当?信じて痛い目に合わないかなぁ」と、
過去に信じたことで裏切られたり傷ついた経験があると、
そのカルマ的なウズキが無意識で反応するんでしょうね。
思考に頼るときは、左脳だけが働いていて、
「感じる」こと、感性は発揮されていません。
つまり右脳は働いておりません。
だけど、本質の自分自身はわかっているはずです。
琴線に触れるという感覚が、実はとても大事なんじゃないかなぁ。
表面的な思考で「正しい正しくない」
「怪しい怪しくない」と判断するのはそろそろやめにして、
自分の純粋なところに触れてくる感覚を大事にした方が、
楽だし分かりやすいし無理がないし、単純でハッピーな気がします。
書物で語られている内容が、
「そうそう、そうなんだぁ。宇宙は、この世は、そういう風にできているんだ」
な~んて、なぜか抵抗感なく受け入れられたり、
新しく知ったはずなのに「知っている」という感覚だったり
初めから自分の内側で腑に落ちている感じがするなら、
そちらを信用して大事にした方がいいですよ。
自分のハートが喜んでいる証拠です。
スピリチュアルは少しも特別なことではなく、
「人として愛を持ってどう生きるか」
「どれだけ優しく温かく関わることができるか」
「地球や動植物、あらゆる生命と繋がることができるか」
という、ごく当たり前のことだと私は受け止めています。
この人生で取り組むべきは、「エゴではなく愛をどれだけ表現できるか?」
ということになるのでしょう。
毎日が自己表現のチャレンジの場ですわね。