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子どもの成長をサポートする先生・コーチ・保護者の関係性

中学2年生の息子は、公立中学で硬式テニス部に所属しています。
この春から指導に来てくださっている外部コーチの深田悦之さんが、
最新号『スマッシュ』に紹介されています。



深田さんは、杉並区立和田中の女子テニス部を
10年以上にわたって外部コーチとして指導。
近年、区内トップの強いチームに仕上げてきた実績がある人間的にも素晴らしい方。

公立校で先生が部の顧問となるも、そのスポーツを全く知らないことは珍しくありません。
当然、子どもたちの指導ができるわけもなく、しかも数年経つと移動があるなど、
私立校と違って、何かと部活顧問に苦労している学校は多いんじゃないかと思います。

それに、ただでさえ学校のことで忙しい先生が、顧問になると、
土日の部活見守りという休日出勤が強いられるわけで、
とくに経験の浅い若手の先生には負担が大きく、いっぱいいっぱいな感じです。

『スマッシュ』の記事では、近年、外部委託というスタンスを取る学校が増えてきたものの、
まだまだコーチの人材が少ないこと、実際に活動するには顧問との協力体制の重要性など、
思うほど簡単にはいかない現状が紹介されていました。

まとめとして、課題はあるものの、そこには保護者の協力体制が不可欠で、
学校に丸投げせず、親が子どもたちの活動をサポートするという意識が
何より大切だとメッセージされていて、納得でした。

関わるすべての子どもたちが、その存在を輝かせながら、たくましく成長していけるように----
先生、コーチ、親たちの調和のとれた関係性が、彼らの活動基盤となるんですね。

『コーチを外部委託するという考え方』という記事。



単に上達すればいい、強くなればいいというなら、テニススクールが適切なのでしょう。
プロのコーチにお任せすれば、その目的は果たせるのかも知れない。
その一方で、中学生という一生のうちでも大きな伸び盛り、何でも吸収できる時期に、
部活動という枠組みの中だからこそ、得られるものがあると思います。

仲間と共に切磋琢磨しながら自分の技術を高めること、
お互いに心を通わせ、協力しあいながら成長していくこと、
先生や保護者という大人の見守りがある中で、
人との関わり方といったことも学んでいけるのが、部活動の魅力。

テニスは個人競技だからこそ、なおさら、息子には
そういった学びを大切にして欲しいと、親として思っているんですよね。

その意味で、外部コーチには、技術面というよりも
「人間性を育てよう」というスタンスが求められるのかも知れません。

深田さんのように、『部活コーチ』として長年の経験がある方は貴重です。
多感な中学生の子どもたちの心にスーッと寄り添える、
親と先生以外の大人の存在は、これまた貴重だと思います。

そんな深田さんが来てくれることになって、息子にはすごくラッキー!!
感謝感謝です。


実を言うと-----
深田さんは息子が生まれる前からの友人でして、
息子が赤ちゃんの頃から、成長を見守ってくださってる方でもあるんです。
まさか今になってこういう形でお世話になるとは----
息子のために繋がっていたかと思うと、人のご縁は不思議。

今に始まったことじゃないのだけれど、息子の引き寄せ力、スゴイんです!
ことテニスに関しては、ラケットやらバッグやら(なぜかプレゼントされる)
指導者やら(元プロの方、現役プロの方に指導を受けたり)、
必要なものを身近に確実に引き寄せている。
それは見事なものと感心します。

というか、それは「引き寄せ」というよりも----

自分にとって必要なものは、生まれたときからすでに
宇宙がちゃんと用意してくださっている!


ということなのかもしれません。
まだわずか14年ですが、息子の人生を見ているとそう思います。

だからね、日々、感謝を忘れてはいけないんですよね~。
与えられていることに対する気づき、とね。
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