「催眠療法」と聞いて「怪しいなぁ~」と思ったあなた。
安心してください、それは素直な反応です(苦笑)
よくテレビで見せられる「催眠術」を思い浮かべるからですよね?
「あなたはだんだん眠くなる……」という言葉で誘導され、
自分の意志と関係なく操られてしまうのではないか?
それが正直なところだと思います。
はい、私も最初はそう発想したのでわかります~ (^ ^;)
「ヒプノ」という言葉は耳なじみがなくてピンと来ないし、
この「催眠」という言葉はネガティブイメージを持ってしまって、
そこで皆さん、拒否反応をされます。
なかなかヒプノセラピーの本質を知っていただけないのは、
もったいないな~と感じています。
それって誤解なんですもん。
催眠状態は、普段から誰もが体験しているもんなんですよ。
例えば、仕事に集中している時。
ずっとパソコンに向かって作業をしていて、
気づいたら「えっ、もうこんな時間?」って驚くことありませんか?
あるいは、映画館で映画を見ている時。
大スクリーンの中で展開する物語の世界にどっぷり入り込んでいますよね。
エンドロールが流れ始めたとたん、「腰が疲れた~」と気づく。
2~3時間もシートに同じ体制で座っていたら苦痛を感じるはずですが、
映画を見ている間はほとんど肉体に意識がいかないものです。
好きな音楽を聴いて、ソファで寛いでいる時、
気分はとってもリラックスして、体の力が抜けていますよね。
また、高速道路をドライブしている時……
いろんな思いがふと浮かんでは消え、浮かんでは消えていく。
でも意識はちゃんと車の運転に集中していて、体は自動反応で動き、
目的地まで無事にたどり着くことができますよね。
これらのシチュエーションが、実は催眠状態なんです。
夢中になって好きなことに取り組んでいる時って、時間感覚がなく、
ものすごい集中力が働いていてますよね。
まさにそのような普段以上に集中し、冴えているという感覚。
眠っている状態とは真逆で、むしろ意識が目覚めた『瞑想状態』
または『半覚醒状態』とも言えます。
眠ってなくて目覚めてるって、まぎらわしいですね(苦笑)
じゃあ、なんで「催眠」なんて言葉を使ってるのか……。
「ヒプノ・hypno」とは、ギリシャ語の「ヒプノス・hypnos」が語源で、
「眠り」を意味している言葉です。
「眠りに入りかけているうとうとした状態」で行われるセラピーなので
この言葉が使われたわけですね。
日本語に変換すると「催眠」って、まあ間違ってないけど。
「誘眠」「仮眠」「快眠」「安眠」「楽眠」「寛眠」……
こんなネーミングでもよかったかも?
かえってわかりづらいですかね(^ ^;
それなら「彩眠(さいみん)」はどうでしょう?
リラックスした状態で、彩り豊かなイメージが広がり、
心地よかったり、気づきがあったり、カタルシスを味わったり……
目覚めている時にはない経験をします。
それこそ、この世では見たことない美しい色彩を目にする方もいます。
それらは脳が引き起こす現象なんです。
とにかく操られるなんてことは、絶対にありませんのでご安心を。
むしろ「潜在意識にアクセスしよう!」という自分の意志が大事です。
疑いや不信感があると、左脳が邪魔をして、
深く催眠状態に入れないのですね。
それってもったいない!!
自分自身の深いところから、
素晴らしい叡智を受け取れるチャンスが活かせませんよ~。
ヒプノセラピーを受けてみたいと思った方は、まず
誤解とネガティブな固定観念を手放してくださいね♪
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