私が精神的にやられていたとき(今もやられ気味だけど)、孤独と闘う私を助けてくれたのは、
演劇でした。
演劇って正直に言ってしまえば
生きていく上で必要不可欠ではないんですよね。
だからこそ、哀しいことにコロナ禍では最も被害を被っているものの一つだと思うんですけど
そんな演劇に私は救われた。
心が病むとですね、
友達も家族も何もかも見えなくなるんです。
ただただ孤独との闘い。
精神科医の先生とかカウンセラーの先生とかいるかもだけど、結局本当の意味でどうにかできるのは自分自身だけなのです。
誰かの話なんて何も入ってこないし
誰かの経験談なんて聞いてもそれ私のことじゃないからな、って思っちゃう。
だから誰かの話を聞いたり
誰かに話を聞いてもらったりするより
私は演劇を選んだ。
喜劇でも良い、悲劇でも良い
そこに何かを見出だせたら
心が生きてる証拠、
わたしまだ生きられるんだって
楽しいなとか、嬉しいなとか
哀しいなとか考えられるんだって思いました。
話逸れちゃった🙀
ところで先日劇団☆新感線さんの最新作「狐晴明九尾狩」を観てきました。
☆新感線さんは髑髏城の七人以来だったけど、やっぱりド派手で胸が踊る😆😆
晴明と言えばゴローちゃん、野村萬斎さん世代なんだけども、中村倫也くんの底知れなさも素晴らしかった。
というか観てるときの周りからの思わず出ちゃった「かわいい…」に笑いそうに(笑)
最後にそうなるのか…という意外性もあり、
やっぱり演劇は楽しいですね。
俳優さんたちの生の演技を観られるというのは
その舞台で一緒に生きているような錯覚を起こすので、臨場感が凄い。
とにかく楽しかった( ꈍᴗꈍ)
後で別日に観に行った友達と感想を言い合ったときの第一声
「中村倫也くんって実在したんだね!」
そんなオチです。
おわり