さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

20240109 昌龍寺新年祈禱法要

2024-01-09 18:08:25 | 昌龍寺

令和6年能登半島地震の被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。

昨日(1月8日)は保田の昌龍寺で恒例の新年祈禱法要が行われました。
昌龍寺では毎年成人の日に、新年祈禱法要を昌龍寺、保田觀音寺の合同で執り行っています。
今年の法要も、両寺あわせて20名あまりの役員さん方にお参りをいただきました。

昌龍寺は平成14年に本堂を新築し、その際、寺名にちなんだ龍の絵を天井絵に描いていただきました。
横須賀市鴨井在住の佐藤雅士画伯の筆で描かれた双龍図は、お寺を守り、人が邪な心をもたぬよういつもしっかりと見守ってくださいます。

過年の台風19号で保田地区が甚大な災害にあった時も、昌龍寺は瓦が1,2枚動いただけでまったく被害がありませんでした。
高台にあって、しかも台風の通り道であったにもかかわらず、です。
それ以来、なにがあっても龍神様がお守りくださる、と天井の龍神様にお参りし感謝しているところです。

龍神様のお顔は凄みがありますが、どことなく安心できるようなそんな気にもなります。

一般公開など、本堂の天井絵を拝観するような機会を特に設けているわけではありませんのであしからずご了承ください。
館山道の鋸南保田インター付近で山側に目を転じると、昌龍寺の本堂が見えます。
遠くからでも、ああ、ここに龍神様がおられるんだな、とお手をお合わせいただければと思います。

龍神様、能登の被災地もどうかお守りください。


昌龍寺には「伝 菱川師宣画」と言われる涅槃図もあります。 

・・・・・・・

横浜の倫勝寺、今朝は薄氷のみられる寒さでした。
りんりんモノレールの階段にあるアルミの手すりを拭いていると、拭いた跡が凍ります。
咲いている水仙や山茶花も、なんとなく寒そう。

昨日の保田では、温かな陽だまりの中でたくさんの水仙が咲いていました。
14日はまた法事で出かけますので、裏山の谷にある章夫ちゃんちの水仙畑を見に行ってこようと思っています。
きっと満開になっているかも。

そういえば、越前海岸の水仙はどうなってしまったでしょうか・・・
いろんなことに思いが千々に乱れるこの正月です。

今日はここまで。



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