早咲きの梅が咲き始めました。
鳳倫閣前の斜面にある白梅は、園内でも一番最初に咲く梅の樹です。
厳寒の中、今年も一輪二輪と咲き始めました。
2週間後の節分のころには、きっと見頃を迎えるでしょう。
山茶花にはメジロのメっちゃんたちもたくさん来ています。
やはり、飛んでいるところの撮影は難しいですね。
保田から移植してきた水仙も、あちこちで咲き始めています。
さて、先週の成人の日、住職が兼務する保田の昌龍寺で新年祈禱法要が行われました。
今年から昌龍寺、觀音寺(保田地区の方々が管理してくれているお寺です)の役員さんだけでなく、
お檀家さんで出席できる方にもお声がけさせていただき、例年より少し賑やかな新年祈禱法要になりました。
例年通り、法要後の懇親会も和やかに開催され、両寺の親睦を深めることができました。
ただ残念なのは、昌龍寺、觀音寺のある鋸南町は高齢者の割合が高く、
ここ数年の間に役員さんやその家族など親しくさせていた方がたが相次いで亡くなっていることです。
入院や闘病中という方も少なくありません。
30年前、先代住職が心不全突然亡くなり、昌龍寺では全く一から檀信徒の方との関係性を作り上げていかなければなりませんでした。
その頃に本当に助けていただ方々ですので、何とも言えない寂しさもあります。
懇親会で酒を酌み交わす盃の相手も、少しずつ少なくなっています。
ワハハと笑って盛大に新年カラオケ大会を行っていたころの賑やかさは、ちょっと影を潜めてしまいました。
とはいえ、今回は将来の役員さん候補となる方も幾人かご参加いただきました。
次代の昌龍寺護持の要となる方でもあります。
新旧の役員さん、檀家さんと共に新しい出会いと絆を結んで、将来のお寺の姿を構築していきたいと思います。
保田の昌龍寺にしかできない何かを提供することが、お寺の将来を確たるものにすることができる気がします。
少子高齢化でめげることなく、頑張っていきましょう(^^)/
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昌龍寺のある鋸南町のとなりには鋸山、という風光明媚な霊山があります。
古くから石材切り出しの山として知られていて、昭和終わり近くまで実際に石切り行われていました。
その鋸山に中腹にあるのが、同じ曹洞宗の日本寺さんです。
立派な本堂は、昌龍寺と同じ時期に再建されました。
ものすごく立派な本堂です。
昌龍寺に行く前に、所用があって日本寺さんに立ち寄りました。
日本寺さんではいま、三重塔の建設が終盤に差し掛かっています。
仏舎利を納めるための塔は年内に公開されると住職さまのお話でした。
これは楽しみです。
ぜひともお参りに行かなければ!
今日はここまで。