
もちの木霊園の霊園前駐車場に、桜が咲いています。
狂い咲きではなく、十月桜という桜のようです。
幹が充分に成熟しているようではありませんので花の数もそう多くはありませんが、
控えめに咲く様子がなかなか雅やかで、観る者の心をくすぐります。



十月桜
開花時期は、10月~翌年1月中旬頃。 春の二度咲きは3月中旬から4月上旬頃。
花弁は八重で、白、または、うすピンク色。
全体のつぼみの3分の1が10月頃から咲き、 残りの3分の2は春に咲く。2回楽しめます。
冬に「季節はずれに桜が咲いてるな」というときはこの十月桜であることが多いようです。
十月桜と冬桜は似ているが、花弁は、十月桜は”八重”で、冬桜は”一重”。
群馬県藤岡市鬼石(おにし)に冬桜の名所があるそうです。
十月桜も含めて、秋から冬にかけて咲く桜のことを総称して「冬桜」と呼ぶこともあるとのこと。
以上 「季節の花 300」さんを参考にさせていただきました。




北海道では初雪が降ったというのに、横浜では桜が見られる・・・春に咲く品種と違うとはいえ、
なんだか申し訳ないような気にもなりますね。
薄い紅色の十月桜の花。なかなか素敵です。
お参りの際にちょっと花見をなさってはいかがでしょうか。
心が少し、お陽さまに暖められたような気分になるかも。




十月桜だけでなく、道路際の緑地のコスモスもまだたくさん咲いています。
台風でたおれるかなと思って心配していたのですが、
どうしてどうして、しなやかに風をやりすごし、いまは秋の日をたっぷり受けて穏やかな風にゆったりと揺れています。
「風去来」
風に吹かれてチリンチリン
『風鈴は嵐が来れば激しく鳴り、風が吹かなければ黙っている。自然の「まま」に生かされていることがありがたい。』
― 板橋興宗禅師 ―
我を張って踏んばっていると、いつかは根こそぎ持っていかれてしまいます。
流されるのではなく、ゆったりと、しかし決してぶれない志を持って道を求め進んでいくことは・・・・難しいなあ・・・・
すぐ挫けちゃうもんなあ・・・・・






今年はあっというまに秋が来てしまって、紅葉や黄葉を見ることができないような気がしています。
さっさと葉が散ってしまって、ちょっと味気ない秋です・・・残念だわ

今日アップした写真は、師匠が使っていたマミヤM645用のマミヤセコール105-210F4.5という、ふる~いレンズで写しました。
シャッターを押しながら、師匠の生前の様子を想い出したことでした。

今日はここまで。