昨日(3月31日)、第5教区寺院有志で横浜駅周辺を托鉢しました。
午後2時、青木橋にある本覚寺さまにある宗務所を出発し、横浜駅西口へ。
さらに、駅構内を通ってビブレのほうへ。
多くの方々の暖かいお気持ちをいただいて、胸を熱くしながら読経をさせていただきました。
午後5時半ころまで托鉢させていただいて、集まった浄財は54,200円。
本日、日本赤十字社に送金してきました。
ご喜捨いただきました皆様、ありがとうございました。
宗務所の皆様、ご協力いただきありがとうございました。
温かいお茶が心にじんわりと沁みました。
次回、日程は未定ですが大船駅周辺を考えております。
(托鉢の様子はkamenoさんのブログにも掲載されています、ご覧ください。)
さて、3月11日に発生した東北関東大震災による被害は、原発の事故も含め全世界に大きな衝撃を与えました。
懸命な作業にもかかわらず、現地では遅々として復旧もすすまず、死者行方不明者の数も増えるばかりです。
未だ多くの方々が避難所での生活を余儀なくされ、不自由な生活を強いられております。
しかし、不十分とはいえ、多くの公設の避難所では手厚い支援が行われていますが、自主避難している方々にはほとんど支援の手が届いていないのが実情です。
みなさんからお預かりした支援物資を、石巻の寺院へ送りました。
あまり知られていませんが、被災地では寺院に集まって自主避難している方々も多く、また寺院自体も被災者であるため思うような救援活動が出来ていません。
拙僧の知人である石巻市の曹洞宗寺院にも、300から350人もの自主避難してきた被災者が集まって生活していますが、公的機関からの援助物資がなかなか届かないため、食料や日用品が底をつく状況にあります。
拙寺からも食料や日用品、さらに支援に賛同していただいた鳳友産業様のご厚意により大量の梅干しなどを現地に送らせていただきましたが、まだまだ充分とは言えません。
皆さん方もすでに被災地への御支援をなされていることと思います。
ですが、上記のように救援の手の届かないところにいる方々もまだまだ多く存在します。
被災地域が広いことから、復旧までは想像以上に長い時間がかかると思われます。
どうか一度きりではない、息の長いご支援を重ねて申し上げます。
がんばろう東北!がんばろう日本!
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3・11からあっと言う間の3週間。
気付いたらいろんな花が咲いていました。木瓜も木蓮も辛夷も。
季節は間違いなく、春へ。 暖かい春になりますように。
今日はここまで。