さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

2014 安房国札観音霊場 午年御開帳ご案内

2014-03-03 19:00:00 | 倫勝寺の日々

 

安房国札観音霊場では、12年に二度、丑年と午年に御開帳が行われます。

丑年は本開帳、午年は中開帳または半開帳と呼ばれます。

今年は午年ですので、御開帳の年にあたります。

御開帳について詳しくは こちら  と  こちら。  前回丑年の時の様子はこちらから

(下は前回の御開帳の写真です。)

  

前回の丑年では「本開帳」ということで、とてもたくさんの巡礼の方がお参りに来られました。

受け入れのための準備も、地区の人が総出でおこないます。

先月6日、3メートルを超す大きな角塔婆を書きに観音寺に行きました。

毎回、同じ角塔婆の表面を削りなおして使っているので、少しずつ細くなっているのですが、それでも堂々とした大きな角塔婆。

巡礼の方が触れて御参りして行かれますので、書く方も気合いが入りました。

大雪が降った影響で外まわりの準備は進んでいないようですが、まもなく春寒の空にむけて大きな角塔婆が建てられる見込みです。

開帳期間中は本堂奥に秘蔵してある御厨子の扉が開けられ、ご本尊さまを拝することができます。

巡礼は、観音様のご尊顔はもちろん、温かな人の心にふれることのできる旅でもあります。ぜひ足を運びください。

昌龍寺の裏山の頼朝桜が8分から9分咲きになりました。

保田川の頼朝桜並木はまだ5分くらい(3月1日時点)でしたので、御開帳の頃はきっと見頃になっているかもしれません。

     

頼朝桜の並木を背に巡礼の方が歩を進めていく、なんて、なんだかいい風景ですね。

     

今日はここまで。 

 



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