倫勝寺では、古いお札やお位牌、お人形のお焚きあげを夏祭りと併催する「地蔵盆千灯法要」にて行っています。
お写真やお手紙などこまごましたもののお焚きあげは随時行っていますが、大物?は年に一度の夏祭りで行っています。
例年であれば、8月最後の日曜日に開催している「合掌の郷夏祭り」(昨年の様子はこちらから)なのですが、
今年はコロナウイルスの影響で、開催できませんでした。今年で29回目だったのに・・・
ということで、昨日(8月31日)、鳳友葬祭の協力をいただいてお焚きあげのご供養をさせていただきました。
一年間に集まるお札や白木のお位牌、古いお人形は大きな段ボール箱に6から7箱にもなります。
お経をあげて魂抜きの作法を行い、懇ろなお焚きあげ法要をおこないました。
江戸時代の戒名が書いてある古く大きなお位牌や、最近亡くなられた方の真新しいお位牌。
大事にされてきたであろう、くたびれてボロボロになった手作りのお人形。
いろんな気持ちのこもった故人とのゆかりの品々。
ひとつひとつ「ありがとう、おつかれさま」の言葉を添えて、お焚きあげの火の中へ。
先ごろ亡くなった祖母、キンさんの白木のお位牌もお焚きあげしました。
また一つ、心の区切りがついた感じです。
法要やご供養の行いは、自分自身が前向きに生きていくために、心の整理をつけるためにも必要なことなんだな、とあらためて思ったことでした。
逆に言えば、コロナや様々な事情で葬儀などの式に出席できないかたは、いつまでも心の整理がつけづらいのかもしれません。
それでもいい、という方もおられるとは思いますが・・
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またかい!と怒られそうですが、蓮のつぼみと朝顔です。
今回はPENTAX k1改に、レンズベビーのベルベット85ミリというソフトレンズでの写真です。
画像処理ソフトでいじりすぎ?て、朝顔がべっちんのようになってしまいました。
朝顔じゃなくて夜のお姉さんみたい(*_*;
今日はここまで。