さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

20250205 2月2日節分大祈禱法要が開催されました

2025-02-05 16:18:52 | 倫勝寺の行事報告

2月2日節分の日、倫勝寺節分大祈禱法要が開催されました。
前日の天気予報は「雨のち曇り 寒さきびしい」でしたので心配でしたが、
法要はもちろん、豆まき前には雨も上がり、無事に開催することができました。

当日の動画はこちらから。

前日にはご縁の若手僧侶の方々にお手伝いいただき、諸準備を完了。
今年から桝の飾りをやめて、お札中心の飾り付けにしました。
昨年に祈禱桝授与を希望者のみとしたことで、今年も桝の配布数が大幅に減りました。
そんなことから飾りつけも模様替えしたのですが、知恵を出し合い、おかげさまできれいに荘厳することができました。

 

三人寄れば文殊の知恵とはよく言ったものです。
飾りつけだけでなく、独りではできない行持の準備も、たくさんの方々のご助力に支えられてできいます。
ありがたいことです。

当日はご案内の通り、午後1時から節分大祈禱法要が行われ、倫勝寺檀信徒、霊園関係者善男善女のみなさん方がご祈祷を受けられました。

年に一度の大般若の転翻(お経を翻して読む作法)です。
気迫を込めて大胆に、でも慎重に丁寧に。
お経を滝のように振って流していきます。

 

たくさんの方に大般若の智慧の風を受けていただき、一年間を健康にそして無事にすごしてもらいたい、
そんな想いでいつもご祈祷の導師を勤めています。
今年もたくさんの思いを受けとめ、心を込めてご祈祷を行わせていただきました。

祈祷後はお待ちかねの節分寄席。
最初に三遊亭司師匠の落語です。
いきなり司師匠の落語なんて、知る人にはとても嬉しい倫勝寺の寄席。
ますますあぶらがのって、良い感じの一席でした。

続いてはマジックの小梅さん。
ほんとに可愛らしい、素直な感じのマジシャン。
なんとなく素人っぽい、そんな感じが逆に好感を持てます。
白梅の花のような爽やかなお手並みでした。

音楽アラカルトののだゆきさんは、「もっと時間をかけてやってもらいたい」リストに入っている方です。
お寺での演芸なので、実は笑いの毒を隠しているのではないか、と疑ってしまうのです。
そこここにチラチラと毒が見え隠れすると思うのはワタシだけではない、はず・・

そしてトリは三遊亭歌司師匠。
さすがです、歌司師匠の前に歌司なし、歌司師匠の後に歌司なし。
私のような似非演芸ファンがいう言葉はありません。

節分寄席終了近くには、外で豆まきを待つ方々が集まりはじめました。
なかには鬼のコスプレをしたかわいらしいお子さんも。



寒いので玉こんにゃくがけっこう売れたようです。
山形県西川町の「まるろく」さんから取り寄せている玉こんにゃく。
醤油とするめの皮、さとうやお酒で味付けした倫勝寺特製たれで煮込んであります。



けっこう常連さんがついていて、10串分、30玉とか買っていく人もいます。
3月春彼岸にも販売予定です。

玉こんにゃくで暖を取っていただいている間に豆まき準備完了。
今年もたくさん撒かせていただきました(^^)/

鹿児島から入門する新弟子の壮行会で藤島親方は欠席でしたが、
今場所勝ち越した藤青雲や部屋付親方の山分親方、常盤號さんが来てくれました。

豆まき後の福引抽選会も、大盛況(写真はありません、悪しからず)。

参加してくださった皆さん、準備に奔走してくれた関係者のみなさん、
沢山の協賛品をくださった協力会社皆さんのおかげで、今年も無事に節分行事が終了しました。

節分が終わると、やっと正月が来たという気分になる倫勝寺山内一同です。
たしかに翌日が「立春」ですからね。

・・・・

曹洞宗の東北管区教化センターが運営するテレホン法話。
今回の担当は拙寺にもよくおいでいただいている山形県松林寺住職、三部義道老師です。
私の生まれ育った佛性寺が題材となったお話をしてくださっています。
是非お聞きください。

022-341-1531

タイトルは「うぐいすもち」。
このお話は10日まで聞くことができます。

今日はここまで。



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