以前 在籍していた会社で教育担当の様な時期があって
僕が一貫して教えている教えは
『人が真似できない所まで当たり前をやれ。』
って事と、
『仕事道具こそ一番金を掛けろ。』
って事。
僕の教えその一『人ができない所まで当たり前をやれ。』
これは本当に単純な事で初期の新人だったら 不必要と思われる所までメモを取らせて
その日の終わりに自分のミスはなぜ起こったか、では次 成功するためにはどの様な対策を取るかを思考させる。
まぁ、これって 筋トレとかでもそうなんだけれど
変態的にストイックな奴って良いにしろ悪いにしろ目立つし、努力の質や効率が悪くても必ず結果を出すよね。
嫌々でもやらせる。 それを二週間続ければ、脳が麻痺して 嫌々がいつしか取れて当たり前になる。
一ヶ月続ければ それが習慣として脳の中に定着する。
言わば、反射でそれを行える様になる。
僕のお仕事は、兵隊を育てる事だった筈だけれど
そこに少しアレンジを加えて 僕のDNAを混ぜ込む事にした。
『仕事道具にはお金を一番掛けろ。』
これには、複合的に理由があるのだけれど
一番大きな理由はサラリーマン人生を送るのであれば他人と同じ様なグレードの仕事道具で
他人と同じ質の仕事をしてはいけないと言う僕の考え方がある。
一円でもいいから自分と同じ様な仕事の出来の同期より良い仕事道具を使え。
そうするとお金を折角かけたのに仕事の出来が同期より低くてはカッコ悪くなるし
何より仕事へのモチベーションが低くては勿体ないと考える様になる。
仕事道具に良いものを持つのには更に良い効果もある。
グレードの高いステーショナリーや専門道具を持つとプロとしての実感が強くなり
より一層 一種の自己暗示として 脳内物質も含めて自己肯定感を高める効果もある。
難しくなんて考えなくていいんだ。
当たり前の挨拶、当たり前のメモ、当たり前の整理整頓、当たり前の着こなし、当たり前の自覚を
人がやらない所まで努力して完成度を上げて、それを定着させる。
そして、それらの全てを人よりも良い道具やツールを使って行う。
僕の教えは小難しく考えずに出来る事を教えている。
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