夏のシーズンフジテレビの月9は、新川帆立の同名小説で“競争の番人”こと公正取引委員会を舞台にした痛快エンタメミステリーの実写化。坂口健太郎X杏主演「競争の番人」第9話「最終決戦! 立ち上がるHEROたち! 恐るべき驚異の連続」見ました。
小勝負(坂口健太郎)は、国交省事務次官・藤堂(小日向文世)の不正を暴くため、単身、調査に臨んだ結果、思わぬ事態を招き謹慎を言い渡される。それでも、小勝負は本庄(寺島しのぶ)が会う予定だった建設会社の木下(石井正則)に自ら接触。一方、白熊(杏)らダイロクの面々は、緑川(大西礼芳)を通じ、15年前の談合と小勝負の父親・誠(高橋努)の自殺について知り…。
手放しで面白い❗️と言い切れないのは、公正取引委員会のお仕事ドラマから、小勝負の復讐ドラマに重きが変わっており、イマイチ刑事ドラマっぽくなってしまっているからでしょうか。違法捜査をしなければ、証拠が取れないなら、関係者の裏切りによる告発がなければ、国交省の談合疑惑は世の中に出せないものなのでしょうか。痛快、爽快に藤堂を成敗してくれることを祈ってます。
☆☆☆1/2