事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで人気の刑事・糸村聡の活躍を描くドラマの第7シーズン。、上川隆也主演「遺留捜査」第4話「人気体操コーチの死!合格祈願の鉛筆に涙の傷⁉」見ました。
体操教室インストラクターの川井(堀井新太)が殺され、糸村(上川隆也)は私物の合格祈願と印字された鉛筆に注目。川井と交換ノートをしていた小学生・万理華(小山紗愛)は同じ鉛筆を所持し、川井が神社で買ってきてくれたと話す。母親の琴音(前田亜季)は川井と交際していたが、1カ月ほど前に別れていた。糸村らは琴音の妹が7年前の未解決ストーカー殺人の被害者と知る。
相変わらず糸村は、現場に残っている事件には関係なさそうな証拠にこだわりますよね。鉛筆とはね。そして被害者に隠された秘密で、文字の形を適切に認識することが困難で、視覚から得る情報処理に困難を抱くことが特徴で、 字を書く課題であるディスグラフィア(書字表出障害)がキーになりましたね。さらに7年前のストーカー殺人事件が絡み、その復讐という簡単な話ではなかったのが良かったかな。相変わらず糸村の3分間くださいからの小田和正の歌でいい話にしちゃうというのに引っかかる僕です。
☆☆☆1/4