もう二十年以上も前になりますが、美術館の売店で気に入って絵葉書で購入したのが「夜のカフェテラス」との出会いでした。画家名も見ずに♪ その後店頭の雑誌でこの絵が表紙に成ってるのを見て、ゴッホの出世作であったのを知りました。 夜を黒でなく青で表現した初めての人…。青の補色(補色とは色相環で真反対の色/補色はお互いを引き立たせますね、でお互いの色の持つイヤミサを消してくれる。この関係を利用するとお洒落な色の演出が出来ると♪ ゴッホの補色の発見は簡単に補色がめっけ!なので書きます:塗料の三原色の赤(マジェンタ)、黄色、青(シアン)で、どの2色の混合も残りの1つの補色ですね@(例)黄色+青=緑、緑は赤の補色です。絵に戻って観て下さい:カフェの前に緑の木が立ってますが、これはゴッホが色彩の天才ゆえなのでしょう、前の建物の中の濃い赤を置いて調整してますね) さて、補色で考えると青の補色はオレンジでしょ? でも彼は星を敢えて黄色にしてます(黄色は彩度が一番高いですから当然ですが)この黄色と青の関係を愛人の補色♪って言いますね。 難点は物足りないなんですね;だから彼は赤を建物に置いた、で調整に緑の木を描いたのでしょうね。 この絵が日本人の好きな世界の風景画部門で、第一位のなったのはご存知でしょう♪ 今一番売れてる絵画でもありますね。 「私の好きな絵の部屋」より転載。
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