今はカエルの歌の編曲を通して基本的な操作の説明ですが、
最終的にはちゃんと「作曲」します。一応そのつもりです^^;
また、編曲データは編曲講座の最後には提供しようとおもいます。
逐一あげることも可能なんですが、できたものを手にすると先入観でいじりずらくなりますし、
なにより、なんでも手を動かしてやってみるというのが大事だと思っていますっ(キリッ
前回は音色の変更と強弱で表情つけを行いました。
今回は和音です!
●コード(和音)をつけよう
今回はコード(和音)をつけて曲のイメージを決めたいと思います。
コードを付けるのは私の場合はこのタイミングでつけることもあれば、ギターを入れた後だったりベースを入れた後だったり、いろいろです。
何かここをこうしたい!というのがあればそれを優先して行っています。今回はコードの流れで曲を違うイメージに引っ張り上げようと思うので、早めに考えることにしました。
まずはdomino上の設定から。編集ソフトにはトラックというのがあります。
今、一つ目のトラックにピアノの音が設定されていて、前回まではギターに弾かせる楽譜を作りました。つまり「ギターパート」を作りました。
1つのトラック内では同時に2つの音色はだせませんし、音量やビブラートのかかり具合などの設定は、同じタイミングのノート(=音符)に同じようにかかってしまいます。そこで、もう一つトラックを設定しましょう。
ピアノとギターの音を合奏させたいというような場合には、トラックを分けて別々に楽譜を作る必要があります。実際の楽譜でも、楽器ごとに専用のパート楽譜がありますよね。
それでは操作なんですが、トラックは最初の音源設定の時点で16トラックが自動的に作られています。あとは選択して、音色を変えたりするだけです。下の絵のどれかで、トラックの「A2」というのを選びます(絵ではA2(Orchestra)となっていますが、皆さんはまだpiano1だと思います。それでOKです)。
開くことができたら。音色をアンサンブル>Strings>Orchestraにしてみましょう。(忘れた場合は第2回を参照してください。)
ここをコード用のトラックにすることにします。それではコードをつくってみましょう。
とりあえず下の絵の通りに描いてみてください。
和音ができたら、絵のように右クリックでコード名を見ることができます。いくつか名前が出るものは、コードは構成音が同じであっても、どの音程を基準(ベースの音)にするかで名前が変わります。
コードができたら再生してみてください。どうでしょう、なんだかドラマチックになってきましたね。こうやって、ちょっと出来上がるたびによく聴いて作品の進化を是非感じてください。だんだん自信がついてきて、もっともっと良くしたいという意欲がでてくるんじゃないかと思います。
というわけで第3回はここまでー
次回はベースパートを作りたいと思います。