ドロップちゃんがあの世に逝って
早一週間、
今日は ちょっと追悼記事です。
私の記憶に留めるためでもあります。
彼は ミニチュアプードルの血統書付きの名犬でした。
アメリカンチャンピオンの血を引いています。
どこが 違うのかと言うと
まずは背線。曲がらず真っ直ぐです。
それから 立ち姿の美しさ。
特に後ろ足が ぐっと後方に引きます。
そして マズルが深くて長い。
彼にはテディベアカットは似合いません。
鼻が長くて太いから。
(テディベアカットは鼻が短くて丸い
スタンダードから外れたプードル用です。)
容姿は 実に素晴らしかったですね。
性格はオスらしく強気で頑固で癇癪もち。
可愛らしい柔らかいところは
残念ですがありませんでしたよ。
ふわふわ可愛い見た目とエライ違いでした。
しつけは良く入りました。
なんでもすぐに覚えました。
プードルは賢い犬種ですね。
また 警戒心が強く よく吠えて
いい番犬でした。
夜中の異音にはすかさず 吠えてくれたものです。
ご近所がコソ泥に荒らされた時も
ウチは大丈夫でした。
思い出しました。
ある夜のこと 明け方 裏で物音がして
ドロップちゃんが 異様に鳴いたことがありました。
裏の家2軒に泥棒が入り
居間に置いていたバッグやら現金が盗まれた事を 次の日知って
あああ アレだったんだ、って
思いましたよ。
ウチには 入れなかったんです、
ワンコの声がうるさくてね。
良く番をしてくれました。
難点といえば ひとつ。
それは 猫の糞が好きな事。
自糞食いというのは犬ではよくありますが
猫糞食いというのは聞いたことないです。
猫のトイレを 蓋付で上に穴の開いたタイプにして これは解決されましたよ。
まずまず パーフェクトなワンコでした。
年老いても 足腰は達者で
2年前までは ポニョちゃんたちと
歩足を揃えて 散歩していたのです。
高齢でも けっこうハードな散歩を課していたので
最後まで足腰は達者だったのかも?なんて
今になって思います。
それから 長寿の秘訣はと言えば。。。。
人間の食べ物をほとんど食べさせなかったことかしら?
つまり ドッグフードとミルク
犬用ササミジャーキーのおやつ これだけです。
15歳位からは チャム缶(13歳用)とササミジャーキー。ミルクは合わなくなって
止めました。
ドロップちゃんが高齢になってから
保護犬ポニョちゃんときなこちゃんを迎え
ストレスあったかなぁ。。。。とも思いましたが
ポニョちゃんときなこちゃんは 昼間は外飼いなので 軋轢無く
むしろ 刺激になったのかもしれません。
ポニョちゃん達のボスを5年務めました。
あと そういえば 彼は歯が丈夫で
一本も欠けがありませんでした。
歯石は相当溜まっていましたが
何ともありませんでした。
歯は丈夫でも 最期の頃は嚥下が
ゆっくりでしたね。
あ また 思い出した。
最期の痙攣のあと 少し息があって
きなこママが
ドロップ、ドロップ!!と声をかけましたら
微かにしっぽを振ったのです。
あんときは嬉しかったなぁ。
ひょっとして 目を覚ますかも、と
思いましたが
さようならの挨拶でしたね。涙
棺に マリーゴールドも入れました。
今も艶やかに咲いています。
きなこママは思います。
金太郎飴の切り口なんだな〜人生って。
あの時も 切り口だった。
ドロップちゃんといっしょに過ごした時間
そこに 色んなピースが詰まっていて。
懐かしい。
おはようございます。
もう1週間ですか、早いですね。
まだまだ思い出されることも多いのでしょうね。
思い出してあげることが供養になりますから、悲しまずにいつまでも思い出してあげてください。
犬も人も同じなんですね。
ままちゃんは 博学ですね〜
それに 心がお広い。
持って生まれてキャパの広さを感じますよ。
仰る通り 意識も遠のいていく最期に
力振り絞って 尻尾振ってるなんて
もう 健気で 感動でした。
犬だけの持つ特性なのですね。
はい その通り
歳には勝てません。
ドロップちゃんのように大往生したいものです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
時に涙を滲ませています。
それでも いい思い出しか出てきませんよ今。
先住犬は やはりボスですね。
きなこママ様のおそばに、ドロップちゃんは今でもいると思います。
ドロップちゃんの亡くなられたこと全く存じ上げずごめんなさいね。
ご冥福をお祈りします。
淋しいけど人間も動物も歳には勝てません。
仕方ないのですねぇ。
しばらくは、ドロップちゃんの好きなのを目になされば、涙がにじむことでしょう。長年経っても、我が家の犬たちのことはいつも思い出します。