余計なお世話なので難しいところですが、受験での学科選択などが将来の職業に直結する
ケースも多く、一方で将来の職業について考えないままに少ない知識で学科等を選んでしまう傾向は
もう少し社会全体で考えるべき点と思います。受験や就職活動の合否よりも、職業や適性について
深く考えることが若いころに大切ではないかと。
自分自身も結果オーライのところがあって、職業選択に関しては紆余曲折がありました。
特に高校生の頃は何の情報もないし、大学生に入っても職業に対する意識は希薄で、
四年になって慌てて就職活動をする有り様でした。
ただ、同様の人も多いと思うので、今、他にも高校生や大学生で進路に迷っている人がいれば、
何らかアドバイスはできるかもしれないので、一応書いておきます。
私も大学生の頃にゲーム会社で働いている人と会って話をしたことで心境に変化があり、
それまでゲームは好きでも仕事にすることは全く考えてなかった先入観が崩れました。
それは今思えば良い変化で、もっと早く起こすべきだったと思います。
業種職種については私は最近のゲーム業界には詳しくないし、職種も特殊なので
お役に立てることは少ないですが、聞かれれば、何でも答えたいと思います。
下記は親戚に送った文章の冒頭です。
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高二になって、周囲から進路を決めるよう言われると思いますが、決めろと言われても何を根拠に進路を決めればよいのか、漠然としていて困っているのではないでしょうか。
当然のことで、現実的に高校二年生では将来の職業に直結する選択をできるだけの情報を得ることができません。また、一般的には親や教師も含めて周囲の大人が職業や社会の情報や経験談を話してくれることは少ないので、自分自身で情報を集めて、考えていく必要があります。
今、大切なのは分からない中で無理に進路を決めることではなくて、
「なぜ、大学に行くのか?」「なぜ、文系あるいは理系を選択するのか?」
という根本から考えることです。周囲の流れは進学は当然で進路を早く決めろという方向だし、友達なども志望校を決めている人もいるでしょう。しかし、そんな周りに流される必要は無いです。自分で納得できるまで役立つ情報を集め、同時に自分を分析して考えてみてください。
「なぜ、大学に行くのか?」の答えは一般的には「将来の就職に有利だから」です。しかし、自分にその理由が当てはまるかは自分で考えるべきです。そこで自分がどんな職業につきたいのか、どんな適性があるのかを漠然とでいいから考えていく必要が生じます。
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