好きなことをできる喜び かみしめ日記

夢を叶えるためには、もっと死にもの狂いにならなきゃね。
と自分に言い聞かせている LEEの徒然日記

魍魎の匣

2008-01-18 21:12:33 | 映画
昨日、「魍魎の匣」を観にいってきました。
京都まで。

1:30からの上映で、お昼は錦市場でうなぎ御前でした。
ほんとは寺町京極と新京極の間にあるうなぎ料理屋さんに行くつもりやったんやけど、シャッターが下りてました。定休日だったのか、閉めてしまわったのか。定休日であったことを願います。


映画

ネタバレありです。気をつけてください。

まあ、あの分厚い小説を2時間半だか3時間弱だかの映画にすること自体が無茶なことだと思うんですよね。
なので、例に漏れずと言いますか、原作読んだ人にはどこか物足りなさを感じるのではないかしら。
わたしは、もう、何年も前に読んだ話なので、正直大まかなストーリーしか覚えてなかったから、物足りなさはそんなになかった。かも。
ストーリーというか、雰囲気がね、前作よりもかなりコミカルになってた。「一般受けを狙ってるのかな?」と、一緒に行った友人と話してました。
京極堂がね、なんか、お茶目でした。原作の彼はもっと淡々としてるからね。
あ、関口君は桔平ちゃん当たり役かも。あのキャラにするならね。ちょっと、永瀬正敏のときとは違うキャラになってたな。ああ、木場修も、ちょっとかわってたな。同じ人がやってるけど。榎さんは全然かわってなかったよ。でも、あれはあれがいい。あとぉ、青木刑事、やったっけ? あのひと、前作では違う人がやってたよね?今回もあの人が良かったなぁ。あ!黒木ひとみはビンゴです。田中玲奈もいい感じ。全然埋もれてないからね。


ストーリー(?)
あの話を映像化って、いいのか?めちゃグロくなるやろう。と思ってたんですが。意外とそうでもなかった。でもそれは、たぶん、原作の方では匣の中にはいった完成形は頭だけやったはずなんやけど、それが、手足を切り取った形になってからなのかもしれん。久保だけは頭だけになってたけど、顔、半分なんか付いてたしね。だからグロさ半減。かわりに周りのウジャウジャしたヤツが気持ち悪かったけど。

あー、わたしとしては、可奈子(漢字自信ないです)と頼子の感じをもっとしっかり描いておいてほしかったな。思った。突き落とした原因、あれ、さらっと行き過ぎな気がしたのよね。「え?そんな理由で?」「これくらいの歳の子には、そういうのもアリなのよ」ってのが、欲しかったのよねー。

あと、欲を言うなら千日行者のこととかにも、もっとちゃんと触れておいて欲しかったなー。ちょこっと鬼を入れてる匣に触れただけやったもん。時間的に無理なんやろうけど、なんていうか、あの話の(シリーズの)メインは付き物おとしなわけでしょう?そんなサイキックなことを、いかに「不思議なことなど何もない」と説得力を持たせていることに意味があるのだと思うのよね。わたしは。で、まあ、そこが感じられなかったのだ。
でもまあ、映画にしようと思えば、ああなってしまうのかもね。
原作読んでない人が観たらどんな感想を持つのか、ちょっと興味があるな。
映画って、やっぱ、エンターテイメントで娯楽ですから。大衆受けしな意味ないんやろうし。ね。
だから、上から目線な言い方ですみません。ですが、エンターテイメントとしてみるなら、上出来なんだと思います。



映画の後、お茶して伊勢丹行って、ロング手袋ゲットです
黒の革のオーソドックスなの。ノーブル・バースで買ったコートに合わせたかったから、ノーブル・バースに行ったら、いきなり見つけることができました。
満足満足。

一日遊んで充電完了。
今日は店の人たちに抽選が当たった報告をして、みんなのリアクションが楽しくて、またまた満足でした♪

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