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好きなことをできる喜び かみしめ日記

夢を叶えるためには、もっと死にもの狂いにならなきゃね。
と自分に言い聞かせている LEEの徒然日記

J・エドガー

2012-01-31 22:38:47 | 映画
久しぶりのレオの映画ですね。

FBIの創始者で初代長官の半生を描いたストーリー。
監督はクリント・イーストウッド。
多分、映画館で彼の監督作品を観たのは初めてです。
映画館じゃなくても、「硫黄島からの手紙」しか見たことないと思う。

終始、ある意味、穏やかに物語は進んでいきます。
(多分)史実に基づいて作られた映画ってのは、だいたいそんな感じよね。

FBIモノをちょこちょこ見てる私としては、
「なるほど! こうして始まったのか!」
ってことが出てきて、なんか、ワクワクって言うと少し違うけど、変な興奮がありました。

で、思わず身を乗り出しちゃったのが、スミス君の登場ですよ。
「チャックやん!!」ってね。

服装も、髪型も、まんまチャックやった。
顔がにやけて仕方がなかった。
「すごいなー。レオと共演してるよ」と、なんだか感慨深かったです。

あ、そういう意味では、レオがジュディ・デンチと共演してるのも、なんか、
「レオ、出世したねー」とか思っちゃったな。



以下、内容に触れます。


予告とか、紹介とかで、「8人の大統領に怯えられた」みたいなことを言ってるわりには、なんか、そういうところはさらっと流されてた感があった。
もっと、高圧的、威圧的な態度で、絶対権力を振りかざしてるのを想像して、ちょっと期待してたんやけど、そこは、抑え気味やったな。って思います。
もちろん、FIB長官としての話も描かれてはいるんですが、それよりも、ジョン・エドガー・フーバー個人のストーリーって感じでした。だからタイトルが「J・エドガー」なのかもね。


ヘレンのエドガーに対する想いが好き。
ラストの方で、どんな圧力だろうが絶対に屈しない。って言い切る彼女がすごく良かった。

クライドのロイヤリティーと紙一重の愛情がいい。
彼の感情はあくまで忠誠心ではないという描かれ方をしてるとわたしは受け止めたので、忠誠心が大好物のわたしとしては、彼でそこを描かないのであれば、別の人で描いて欲しかったなー。ヘレンのも、微妙に、忠誠心って感じじゃないしなー。

ああいう人の半生を描こうと思うと、2時間ちょいじゃ足りないね。
描かれてない部分で、もっとドロドロしたこととか、格好いいとことかあるんやろうな。
それを全部描くのは、映画じゃ到底不可能なことなのかもしれません。
テレビドラマにしちゃったらいいのに。っと、今思いついたけど、たぶん、視聴率取れないね。
でもさ、クリミナル・マインドとか、CSIシリーズとか、ナンバーズ、はちょっと違うか、とにかく、FBIモノハマってる人なら、とりあえず、見てみようってなると思うな。あー、でも、全員ではないかぁ。そこは興味ないなー。って思う人、いそうやもんなー。


まあ、とにかく、わたしはいろんな意味で楽しめました。
エンターテインメントを求める人には絶対お薦めしませんが、よかったですよ。
だって、もうすぐラストってところらへんで、「ああ、やっぱ、映画っていいな」って思ったからね。

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