今日の人は良かった

お休みでして、カフェで少し勉強した後、マッサージに行ってきました。
前回行った時散々だったので、今日は予約の段階で「前回の人以外でお願いします」と伝えておきました。
やー、言って正解。まあ、言ってなかってもその人にはならんかったかもしれんけどね。
背中と肩とデコルテをやってもらったんですが、やってもらってる途中から末端冷え性のわたしの指先があったかくなってきてました。
終わってからも肩が軽くなったわ。よかったよかった。


この間、「ぴんとこな」の１１巻を借りて、今日、マッサージの後に返しに行ってきました。
読んでてね、「涙を流さなくても泣いてるように見せるのが親切ってもんだよ」みたいなエリザベスの台詞があるんですが、なんかこれが印象に残ったのね。全体っていうか、「親切」っていう単語に聞き覚えがあるなー。と。
まあ、当たり前っちゃ当たり前なんですけど、こういう場面で聞くのに聞き覚えがあるっていう意味ね。
でもまあ、深く考えなかったんです。
で、今日、勉強のためのテキスト読んでて、河竹黙阿弥（狂言作者――歌舞伎の台本書いてた人――）の書き残した言葉に「見物に深切、役者に深切、太夫元（興行主）に深切」の「三深切」ってのが出てきたの。これを前に別のテキストでも読んでたのよね。だからすごい引っかかったんやと納得しました。あ、この場合の「深切」はまあ、「親切」とほぼほぼ意味は一緒です。
で、「ひんとこな」の作者は、ただ好きなだけじゃなくて、ほんまにちゃんと勉強してはんねんなー。と感心しておりました。じゃなかったら、あの場面で「親切」って単語は選ばへんと思うんよな。

続き、楽しみですねー。もしかしたら、もう、１２巻出てるのかな？　まあ、買う気はないんで、またそのうちレンタルが開始されたら読みたいと思います。