下北半島・恐山

恐山（おそれざん）は、青森県下北半島の中央部に位置する外輪山、霊場で、
高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊場の一つです。
函館にフェリーで渡るため大間港に向かう途中にありますので、一度は寄ってみたかった所です。




薬研温泉方面から曲がりくねった恐山街道（青森県道4号）をようやく抜けて
恐山の近くで振り返って見た景色です。



県道脇には火山性ガス（亜硫酸ガス）が充満していて特有の硫黄臭が鼻を突きます。



山門前に約300台駐車可能の駐車場があります。（無料）


ここからすでに恐山特有（？）の雰囲気がじわじわ感じられます。



菩提寺総門



奥の方に見えるのは宇曽利湖（うぞりこ）です。





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山門を抜けて殺伐とした景色の中を歩くと、まさにそこは「霊場」そのもの。



【花染の湯】（混浴）です。
山門を抜け参道の右手の奧のほうの荒れ地のなかに花染の湯があります。
いかにも霊場内の温泉という感じの木造の質素な建物に好感を覚えました。
恐山の温泉はすべて境内のなかにあります。参拝料を払って境内に入れば無料でなんどでも利用できます。
花染の湯のほかにも小さな湯小屋が３ヶ所あって、中央の参道の左手に古滝の湯（男性用）と冷抜の湯（女性用）があります。
右手には薬師の湯（寺務所用）があります。


硫黄の臭いが強く湯船の底にうっすら湯花が溜まっていました。
浴室・浴槽はとてもきれいでした。