【写真:宗谷丘陵にて 2010年08月03日08時30分撮影】
現在、北海道を旅する人はどのように宿泊しているのでしょうか。
王道は「キャンプ場」、次に「旅人宿」「ユースホステル」「とほ宿」
の類、そして忘れてはいけない「ライダーハウス」、そして「ビジネ
スホテル」といったところでしょうか。
私の場合、1984年当時は上記のうち「キャンプ場」のみ利用してい
ました。とはいっても「野営」としての利用です。基本的に「野営」
あるいは「車泊」をベースとして場所が点々とする・・・そんな感じ
でした。いったいどこで野営していたのでしょうか。あげてみます。
北海道神宮の駐車場、円山動物公園前のバス停のスペース、国道 237
号線・千代ヶ岡付近の「P」スペース、宗谷岬駐車場、相泊港付近の
スペース、層雲峡・黒滝の湯の駐車場、美幌峠の駐車場、屈斜路湖・
砂湯の駐車場、標津駅構内、北美瑛駅脇のスペース、納沙布岬の駐車
場、びふかアイランドの運動場脇の小道・・・。
今思えば、「よくぞこんなところで野営を・・・」というある種の
感慨すら覚えます。しかし、夏場はまだよいのですが次第に旅のシー
ズンが秋口~初冬にずれこんだときはあまりの寒さに「これはいかん」
と思いました。まだ「道の駅」がなかった時代です。
時が過ぎ、北海道神宮など都心の駐車場は、昔のように自由に出入
することができなくなり、仮眠ができる温泉スパ的な施設に潜り込む
ようになりました。札幌界隈では新川の「ビッグ・シップ」(現在の
「グルメ・シップ」)里塚温泉といった具合です。それはそれとして
いろいろな「人間模様」に触れることができ、多くの感動を味わった
ものです。
現在はどうでしょう。さすがに「野営」は厳しくなりました。必ず
宿泊する稚内では「全日空ホテル」、あるいは「ドーミーイン稚内」
北見では「ピアソンホテル」、あるいは「ドーミーイン北見」そして
帯広では「ふく井ホテル」といったように「ビジネスホテル」を多用
するようになりました。ブログを開設するようになってからは、旅の
記録を適宜整理したり、機材の充電をしたりともはや欠かせない存在
になりました。とはいっても、やはり「野営」「車泊」の魅力は捨て
難いものがあるので、行程の合間に「美深」や「納沙布岬」など引き
続き、アウトドアを楽しむようにしています。
今後も、旅のスタイルはしばらくこのような感じで推移することで
しょう。しかし、「特定パターン」に陥るのも「潔し」としないので
フェリーにおける宿泊を含め、少しずつチューニングしていきたいと
考えています。
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さて標題に??とお感じかも知れませんが、小生が渡道した際の宿泊先ベスト3は、
1.ビジネスホテル
2.道内発着の夜行列車(連絡船含む)
3.24時間サウナ&カプセルホテル
但し2.は昨今の夜行列車廃止により近年では減少しています。
北海道を幾度も訪れる旅行者に多いはずのユースが話題に出ないのは
不思議と両者の共通点ですね。(苦笑)
行動様式からその人のカラーやポリシーが出ますね。
ところで
>2.道内発着の夜行列車(連絡船含む)
の選択肢も私の場合「有り」なのです。
ただしこれは車を利用できない場合です。
1996年に札幌駅から稚内駅への移動で
急行利尻を利用しました。
音威子府をすぎ明け方のサロベツ原野の幻影は
今でも記憶に残っています。
ビジネスで九州方面に出張する際に
かつて「さくら」で博多まで移動したことが
ありました。
もちろん、北海道方面の「北斗星」も然りです。
よいですね。夜行列車の旅。