2378．CAN'T BUY ME LOVE TAKE2, TAKE3

　ビートルズの英国で６枚目のシングルのＡ面となった‘Can't Buy
Me Love ’。と同時に３枚目のアルバム“A HARD DAY'S NIGHT”にも
収録されました。この曲については過去にこの記事にてご紹介させて
いただきました。

　TAKE2 までのキーは「Ｄ」でした。ポールのヴォーカルがぶっ飛ん
でいます。ジョージのギターもリリースされたヴァージョンのものと
比較すると軽い音に感じます。

　続くTAKE3 では、どういうわけかキーが「Ｃ」に落とされています。
このテイクはポールが歌詞を間違えたことで、途中で演奏が中止され
ますが、全体的な雰囲気はTAKE2 と変わりありません。

　そして・・・。この後、リリースされたヴァージョンの完成になり
ます。雰囲気はさらに落ち着きました。キーが低くなったことにより
ポールのヴォーカルも抑えめで、「ぶっ飛び感」が弱く感じます。

　ここからは個人の好みの問題ですが、もしも、最終ヴァージョンを
キー「Ｄ」で演奏していたら、この曲の雰囲気はどのようになったの
でしょうか。きっと聴き手の印象も変わったことでしょうね。






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