![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/fe/f68387bf4b1f75aa63154e0ba97b5b33.jpg)
【写真:てっぺんに立つ@函岳 2010年08月03日16時22分撮影】
宗谷丘陵を後にし、国道 238号線を南下。浜猿払で、ちょっとした
よい道を発見。エサヌカ線(後日紹介)に立ち寄り一路、歌登・上徳
志別を目指す。天の川トンネルの手前、大曲から美深歌登大規模林道
に入るためである。目的地は函岳。歌登は懐かしい町であるが、市町
村合併の影響で、歌登町は枝幸町に併合されたようである。町の中心
にある三叉路は寂しげな雰囲気であったが、1994年にお世話になった
お寿司屋さんは健在であり安心した。
さて、その美深歌登大規模林道であるが、歌登側の入口で「通り抜
け不能」との表示があった。この林道は途中、加須美峠で「町道加須
美峠函岳線」との側道分岐がある。「通り抜け不能」という意味は、
「本道の美深側の状態が悪いから通り抜けできない。従って加須美峠
を通って函岳にはいける」と勝手に解釈して進むことにした。後戻り
することにはなるのであるが。しかし、それはやはり「勝手な解釈」
であった。進む間もなく10Km付近、大曲と加須美峠との中間あたりで
本当に「通行止」。やむなく引き返し、美深から函岳を目指すルート
変更を急遽行う。道道 120号線を鬼のように疾走し仁宇布から高広を
経て美深に出、班渓を目指す。ロスタイムは2時間ほどであろうか。
「ひょっとすると、美深側からもアウトか」と一瞬不安がよぎった
が、こちらはセーフだった。しかし、こちらでは「通り抜け不能」の
表示がなかった。歌登側の通行止箇所ではじめてわかるのであろうか。
不親切だし危険だと思う。
さて、加須美峠で町道加須美峠函岳線に入り、函岳を目指す。今回
で2回目の通行である。前回と異なり陽はまだ高いが雲が多いようだ。
果たしてオホーツク海や利尻富士は見えるのであろうか。
到着。誰もいない。レーダー施設の裏手にある山頂に登る。素晴ら
しい眺めだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2e/913a8e4dc27c8b38170119909a71de9e.jpg)
枝幸町中心部方面・オホーツク海が見えるはずだが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5e/6d1793e4458f190f20cd89684a2a818f.jpg)
サロベツ原野方面・利尻富士が見えるはずだが・・・
雲が多く、空もかすんでいて目的物がよく見えないが、「てっぺん」
に立つのはよい気分だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/08/ce2986690ddce89d97250b9aaef3fe0e.jpg)
函岳山頂のレーダー施設
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b3/7a4b5888cc713efbfdb907d3edd31dfe.jpg)
ヒュッテの机の上にポツンと置いてあったノート
広場の横にヒュッテがある。立ち入る。当然誰もいない。ガランと
した空間に頑丈な木でできた机があり、その上に「ノート」があった。
「登山記録」のようなものであった。氏名と日時を記し、函岳を後に
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e8/67e9733b66106b9997c90c0591a78302.png)
↑If this article is quite good, will you please click?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます