らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1745.【美深町・枝幸町・音威子府村】函岳山頂に立つ

2010-08-16 | 01.Journey
【写真:てっぺんに立つ@函岳 2010年08月03日16時22分撮影】
 
 宗谷丘陵を後にし、国道 238号線を南下。浜猿払で、ちょっとした
よい道を発見。エサヌカ線(後日紹介)に立ち寄り一路、歌登・上徳
志別を目指す。天の川トンネルの手前、大曲から美深歌登大規模林道
に入るためである。目的地は函岳。歌登は懐かしい町であるが、市町
村合併の影響で、歌登町は枝幸町に併合されたようである。町の中心
にある三叉路は寂しげな雰囲気であったが、1994年にお世話になった
お寿司屋さんは健在であり安心した。
 
 さて、その美深歌登大規模林道であるが、歌登側の入口で「通り抜
け不能」との表示があった。この林道は途中、加須美峠で「町道加須
美峠函岳線」との側道分岐がある。「通り抜け不能」という意味は、
「本道の美深側の状態が悪いから通り抜けできない。従って加須美峠
を通って函岳にはいける」と勝手に解釈して進むことにした。後戻り
することにはなるのであるが。しかし、それはやはり「勝手な解釈」
であった。進む間もなく10Km付近、大曲と加須美峠との中間あたりで
本当に「通行止」。やむなく引き返し、美深から函岳を目指すルート
変更を急遽行う。道道 120号線を鬼のように疾走し仁宇布から高広を
経て美深に出、班渓を目指す。ロスタイムは2時間ほどであろうか。

 「ひょっとすると、美深側からもアウトか」と一瞬不安がよぎった
が、こちらはセーフだった。しかし、こちらでは「通り抜け不能」の
表示がなかった。歌登側の通行止箇所ではじめてわかるのであろうか。
不親切だし危険だと思う。

 さて、加須美峠で町道加須美峠函岳線に入り、函岳を目指す。今回
で2回目の通行である。前回と異なり陽はまだ高いが雲が多いようだ。
果たしてオホーツク海や利尻富士は見えるのであろうか。

 到着。誰もいない。レーダー施設の裏手にある山頂に登る。素晴ら
しい眺めだ。

枝幸町中心部方面・オホーツク海が見えるはずだが・・・


サロベツ原野方面・利尻富士が見えるはずだが・・・


 雲が多く、空もかすんでいて目的物がよく見えないが、「てっぺん」
に立つのはよい気分だ。

函岳山頂のレーダー施設
 

ヒュッテの机の上にポツンと置いてあったノート


 広場の横にヒュッテがある。立ち入る。当然誰もいない。ガランと
した空間に頑丈な木でできた机があり、その上に「ノート」があった。
「登山記録」のようなものであった。氏名と日時を記し、函岳を後に
した。



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