らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1020.悲願達成!

2008-08-21 | 21.Sports
 21日、2008年北京オリンピックのソフトボールで、日本がアメリカ
を3-1で下し、見事に金メダルを勝ち取りました。

 おめでとう! 本当にナイス・ファイトでした。

 特に、日本のエース上野由岐子選手は、前日の「ダブル・ヘッダー」
で連続完投し21イニング 318球を投げきりました。そして、この日も
91球・・・。まさに「熱投」。テレビで映し出された「背中」からは
なんとも言えぬ気迫が伝わってきて、思わず1958年のプロ野球の日本
シリーズにおける稲尾和久氏の伝説を思い出してしまいました。

 きっと「神様、仏様、上野様」と賞賛されるでしょうね。

 テレビでその戦いぶりを観戦しとても感激したのですが、印象的だ
ったのは、元全日本監督の宇津木妙子さんの「思いが込められた解説」
です。解説というよりも、あたかも選手一人ひとりに声をかけている
ようなコメントで、「よしっ」とか「ああっ・・・(危ない)」とか
実にリアルでした。アナウンサーの「絶叫ぶり」と合わせ、スポーツ
実況の醍醐味を久々に味わうことができました。 

 今回の日本ソフトボールチームのような状況を表現する言葉として
よく「悲願達成」という表現が用いられます。「悲願=悲壮な願い」。
う~む、ちょっとニュアンスが・・・。「切実な願い」。このような
概念は、英語でどのように表現されるのでしょうか。 

 “an earnest prayer”“an earnest wish”、あるいは“a fervent
wish”てな感じでしょうか。

 それはさておき、上野選手。“Eight Days A Week ”ならず『2日
で3完投』ということだけでも賞賛に値するのですが、何よりも次の
エピソードが涙を誘います。

 2012年のロンドン・オリンピックではソフトボールが正式競技から
外れることが決定しています。上野選手は、自分の右腕でオリンピッ
クで無敵のアメリカに勝ち「ソフトボール=アメリカ」ではないこと
を世界にアピールすることが正式競技復活につながると信じていまし
た。

 ソフトボールをやっている子どもたちの目標がなくなってしまう。
 それはかわいそう。私のプレーで夢や希望を与えたい。

 やはり、このような感動・感激が共感を呼ぶのですね。



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