にわか日ハムファンのブログ記念館

2004年8月から2014年6月にかけて更新してきた当ブログを静態保存しております。

「日本野球界番付」を生暖かく見てみる

2006-01-29 20:02:07 | プロ野球あれこれあれこれ
 昨日大阪市内のホテルで「日本野球界番付編成会議」なるものが開かれ、今年一年のプロ野球選手の番付が決まったというのだそうです。番付は十両以上について決められており、スポニチの記事にその内容が載っています。
 相撲ならずとも番付というのはいろいろあります。たとえばその年のヒット商品の番付を表した「日経MJヒット商品番付」というのもその一つです。
 もっともこういう番付には作る人の主観がどうしても入ってしまいますし、完全に客観的なものというのはないですが、それでも作り手次第で多くの人の共感を集めたり、そうでなかったりするわけで、それなりに出来不出来というのはあると思います。
 で、問題はこの番付がどうなのかですが……番付そのものは先ほどご紹介したスポニチの記事でご覧いただくとして、ここでは番付入りした選手を所属チームごとにまとめてみました。まずは十両以上です。





 パ・リーグが少ないですね(-.-;)マリーンズとホークスが同数なのはいいとしてセ・リーグBクラスのスワローズより少ないというのはちょっと解せません(燕ファンの方ごめんなさい!)。
 特に12球団でジャイアンツが一番多いというのはさすがにどうかと。この中には今季から加入する豊田・JP・野口が入っているのですが、これらの選手を除いても8人いるわけで、こちらもGファンの方には申し訳ないですが、どうにも腑に落ちません。
 では、今度は幕内以上に条件をあげて見てみましょう。





 なんか、関取以上の時とあんまり変わりませんね(-.-メ)少しはセ・パの差が縮まったようには思いますが。
 もしオールスターでも日本シリーズでもパが負けてたのなら、これで当然だと思うんですよ。ただ日本シリーズで三回公開処刑を食らわせたのはどっちだ、とは言いたくなってきます。
 ……あ、もしかしてまだ根に持たれてる!?∑( ̄□ ̄;;)

 それはさておき、これより三役です。





 マリーンズから誰も入っていないってどういうことなんでしょうね(-.-メ)
 そりゃ今年の番付ですから、初芝を選べないのは仕方ありません。にしても、他に誰も入らないというのはいくらなんでもおかしくはないかと。
 そして東の大関にはなぜかガッツ。……あのー、去年の成績皆さんご覧になってました?
 Fsファンとしては素直に喜んでもいいのかも知れません。ただ、去年のあの姿が評価されているとすればちょっと悲しいですねぇ。本人だって、あれが本来の自分だとは思ってないでしょうから。もっとも最近は本物の大関がそもそも(ry

 このほかツッコミどころは多々あるのですが(しかも去年の横綱がベイの佐々木という時点で……)、一番気になったのは番付より何より野球番付社の代表のお名前
 ひょっとして番付作り界のファンタジスタ!?と一瞬思いますた(^^;;)



最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野球界番付代表 塩村和彦さん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-23 07:18:00
代表直々のお知らせ、誠にありがとうございます。
3月1日発行ですか、もうすぐですね。楽しみに待たせていただきます(^^)
返信する
Unknown (野球界番付代表 塩村和彦)
2008-02-22 21:20:23
2008年番は3月1日発行です。よろしく
返信する
編成委員さん (ルパート・ジョーンズ)
2006-04-03 07:56:51
情報ありがとうございます。

なかなかホームページまで開設するのは難しいんですね。

ただ形はどうあれ、ウェブで実物を見ることができるのはよかったと思います。今後ともよろしくお願いします。
返信する
遅くなりましたが (編成委員)
2006-04-02 21:29:40
先月、「2006年版日本野球界番付」が発行されました。一部書店等で自費出版物扱いで販売されています。

前回、「何らかの形でごらんいただけるようにしたいと」書きましたが、どうしようかと思っている間に下記のブログに写真入りで掲載されていましたので、リンクを貼っておきます。

http://blogs.yahoo.co.jp/kitakita212f/29633544.html

なお、ホームページにて公開というご意見をいただきましたが、発行責任者サイドにそれだけの余力がないため、当面は困難だと思われます。

とりあえずは、ご希望の方に個人的に作成した幕下東西70枚目までの番付をexcelデータ形式で提供させていただきます。下記宛お問い合わせください。



yakyubanduke@yahoo.co.jp

返信する
編成委員さん (ルパート・ジョーンズ)
2006-02-03 02:50:29
ありがとうございます。ご連絡よろしくお願いします。



>セ・パの格差



なるほど、お話からすれば問題は番付の大幅な上下が(私から見れば)難しそうなことと、幕下以下が分からないことにありそうな気がします。

幕内・十両以下細かく分かれている相撲と違い野球は1,2軍の差しかありませんし、その間の選手の動きは多いですよね。

そうなると、そのような動きに合わせて番付も毎年大きく変わってしかるべきと思います。



幕下以下の全番付についてはぜひ拝見したいです。

ただ興味のある人に番付をいちいち配られるのも大変ですし、これを機にホームページを作成の上そちらで公開されるのも一策ではないかと思います。

すでになさっているのであれば失礼なお話になりますが、せっかくの番付を埋もれさせず、多くの人の目を経てさらに改善するためにも、ぜひご検討されてはいかがでしょうか。
返信する
ルパート・ジョーンズ様 (編成委員)
2006-02-02 21:47:07
貴重なご意見ありがとうございました。

発行責任者に主旨を伝えておきます。



なお、セ・パの格差の件ですが、編成に当たっては所属チームは基本的に考慮していません。

今年の会議でチーム事情を考慮して成績が付けられたたのは、岩隈だけでした。

スポニチには十両以上の選手しか出ていませんが、野球界番付は序ノ口から、全選手の地位を決めています。このうち、長期間レギュラーに定着しているレベルといえるのは、幕下中位以上の選手です。

例に挙げられたズレータは昨年が来日3年目で、三段目40枚目、宮地の活躍は西武を自由契約になり、ダイエー(当時)に移籍した04年からで、昨年は幕下62枚目でした。今年度はともに幕下上位に地位を上げることになると思われます。



それでも上位選手のセとパの格差は明らかですから、編成上に問題点が見つかれば、改めていただくようにしたいと思います。



なお、相撲の番付そっくりに作った番付が、3月上旬に発行される予定です。ツッコミどころ満載だとは思いますが、ご興味がおありのようでしたら、何らかの形でごらんいただけるようにしたいと思っております。



以上、長々と失礼しました。
返信する
編成委員さん (ルパート・ジョーンズ)
2006-02-02 00:14:53
コメントありがとうございます。どうしてもこういう場だと私の言いっぱなしになりますので、直接作られた方のご意見が伺えてよかったです。



さて、作成のシステムについては大体理解いたしました。基本的に大相撲の番付を踏襲しておられるようですが、それが良くも悪くも前シーズンの成績との距離につながっているように感じます。

相撲の場合年6回の場所がある一方で野球は1年を通じて戦う長丁場になります。

相撲にヒントを得た以上その方法を守るというのも1つの考えとは思いますが、やはり相撲よりも隔年の変化をより反映したシステムを採られるのがよいのでは、と思いました。



また、お話を踏まえた上で、それでも選手人数でのセ・パ格差についてはいかがなものかと思います。

マリーンズが若いのは理解できますが、例えばホークスではズレータや宮地といった必ずしも若くない戦力が活躍しているわけで、まだまだ登場すべき選手は多い気がしております。



以上長くなりましたが、来年以降の参考となれば幸いです。
返信する
言い訳がましい? (編成委員)
2006-02-01 23:05:19
野球界番付編成委員の一人です。

野球界番付は、大相撲の番付と同様、新人選手は序ノ口からスタートするというシステムで作成されています。ですから、若手選手が1、2年活躍したからといって、幕内や十両に名前が出てくるというものではありません。好成績を残せば、序ノ口→序二段→三段目→幕下→十両→幕内と地位が上がってきます。

この方法は、初めて野球界番付が発行された1993年から変わっていません。

成績は、野手は打撃成績(安打数、打率、本塁打数)、投手は勝利数、登板回数、セーブ数、防御率を参考に各地位毎に順位付けを行い、大相撲の世界と同様、十両以上なら15番、幕下以下は7番勝負での勝ち星に換算し、その成績を元に翌年の番付が編成されています(代走要員や守備固めだけの出場では成績は出ないことになります)。

小笠原が大関にいるのは一昨年までの好成績の結果(これも大相撲と同様、2年連続で負け越さない限り大関からは落ちないし、横綱は落ちることはありません)、ロッテやSBの選手が上位に少ないのは、若手中心のチームだからということになります。

ということで、基本的に「風格」とか「総合的評価」は入っていないんですが、たかだか20数人の会議出席者の評価で決めるものですから、思い入れが偏った場合、客観的に見て納得の行かない番付が出来上がってしまうということは否定できません。

なお、野球界番付社という名前を使っていますが、法人の資格はありません。発行責任者の遊び心だと思ってください。

以上、長々と失礼しました。なんであれ、細かく批評していただけることは、これに関わっているものとしては嬉しいことです。

返信する
妃垣俊吾さん (ルパート・ジョーンズ)
2006-01-31 20:23:54
選考基準は本当に理解できませんね。

もっと明快なテーマを決めて選んだのであれば、もっと偏った人選でも納得できるものができたと思うんですよ。

ただ、どうも「風格」とか「総合的評価」とか、いろいろ目配りしているようで実は何の意味もない基準によっているような気がします。

その上ミョーに箔をつけたがっているようで、実にイタいですね。
返信する
番付 (妃垣俊吾)
2006-01-31 18:09:33
あの番付、どうにも納得できない部分が多すぎますね。イマイチ、選考基準がわかりません。理由付けとか、もっと説得力がいると思います。
返信する
wind-beatさん (ルパート・ジョーンズ)
2006-01-30 11:22:20
檻の場合、谷が村松より上というのが解せませんね。それに去年菊地原がどれだけ投げたのかと(-.-;)



>JP



讀賣で選出されることもアレなら、"JP"という名前もどうかと。

讀賣での登録名は「パウエル」なのに、中途半端ですなぁ(苦笑)
返信する
アパッチさん (ルパート・ジョーンズ)
2006-01-30 11:19:02
そういえば、去年SHINJOがゴールデングラブに選出された時に「おかしい」と言っていましたね。

選出システムが機能不全を起こしているところが多いのかもしれません。
返信する
behoimiさん (ルパート・ジョーンズ)
2006-01-30 11:14:08
岩瀬は幕内でもいいですよね。去年どのチームもクローザーの劇場や炎上に苦しんだのに、ただ一人1年を通して活躍したんですから。

杉内と渡辺俊に至っては、なんともはや……
返信する
スーパーサウスポーあさちゃん。さん (ルパート・ジョーンズ)
2006-01-30 10:58:06
確かにネタだと言われれば、その通りだと思うんですよ。

ただ、これを出している本人たちはわざわざ会社組織まで作っていて、どうにもその筋の権威として見られたいようなフシがあるんですよね。

その辺りにどうにもイタさを感じてしまいます。
返信する
異議あああああり! (wind-beat@檻の身内)
2006-01-30 09:33:19
檻は全体で2人、幕内で1人です!







あ、JPがおったぁ~



※シーズン始まる前から新しい所属でどーんと出されるとちょっと違和感ありですなぁ~

返信する
最近 (アパッチ)
2006-01-30 07:27:24
なんであれ、選考する側と、その選考結果を見る側に開きがある氣がします。
返信する
Unknown (behoimi)
2006-01-30 01:29:40
こんばんわ。こんな番付があるのですね、知りませんでした。

しかし、やはり主観と言うかファンの目線が入ってしまうので、自分の贔屓チームの選手の番付が気になってしまうので、岩瀬と井端が十両筆頭になってるのが残念です。アメリカ帰りより下か・・・。逆に、立浪は随分上だなぁ。

あと、杉内と渡辺俊介の十両にも驚きました。
返信する
今年出てきた選手がひとりもいないから (スーパーサウスポーあさちゃん。)
2006-01-29 22:21:18
タイガース:球児、マリーンズ:今江、西岡ら今年から実質ブレークした選手が十両以上にいませんから、今年の成績だけでなく過去の実績の積み重ねで選んでるんしょうね。



ともあれ、野球ってひとりひとりの役割が違うチームスポーツなんだから、1対1競技の相撲の番付で評価すること自体が違和感ありあり。



まあ、ネタとしてとらえましょう。



ちなみに、野球系ブロガー各位の中で番付をつけるとしたら、東の横綱が「自称阪神タイガース評論家」さんで、西の横綱がハムぞー所長のところでしょうか。



返信する