〔観戦記〕第78回都市対抗野球2日目第1試合・住友金属鹿島対王子製紙

　以前の告知エントリで書きましたとおり、都市対抗野球のうち1回戦2試合を観てきました。まずは最初の試合、住友金属鹿島（鹿嶋市）対王子製紙（春日井市）の観戦記をお送りします。



　東京ドーム前には、両チームの応援に来た人を誘導する看板を持った人がちらほら。



　水道橋からの歩道橋には、1998年以降の優勝チーム・各賞受賞選手の写真がずらりと並んでいました。



　都市対抗野球で個人賞を受賞した選手の多くが、後にプロに進んでいます。これは社会人時代の沖原の写真。



　チャラ夫も受賞していたんですね（＾＾;;）

　プロ入りした選手は一通り撮ったんですが、それをすべてアップするのは大変なので、ファイターズの選手に限りご紹介します。



　日通時代の久。



　今は亡き強豪、シダックスで活躍していたころの勝。



　中村渉は補強選手として出場。補強制度については、毎日新聞の解説をご参考にどうぞ。





　2年連続で優秀選手に輝いた洋平。



　ハッシーもいるのですが、ハムに入ったのが忘れられてる（涙）

　ただ、それなんかまだマシな方で、



間違われてるのもいます（；＿；）



　さて、今回は3塁側の王子製紙の応援席に座ってみることにしました。





　応援受付に行くと、いろんなものがもらえます。こちらは王子製紙のうちわ。



　応援のお供に、選手紹介や応援歌を掲載したリーフレット。



　さすがは王子製紙、ネピアのウェットティッシュまでもらいました（笑）



　試合開始の30分以上も前に球場入りしたのですが、すでに両チームとも応援団が盛り上がっていました。画像は住金鹿島のビッグフラッグです。



　対する王子製紙も、円陣を組んで気合を入れます。



　試合前のエール交換。



　試合開始前に、両チームがホームプレート前で整列。高校野球と似ていますが、両チームのマスコットガールまで出てくるところが違います。



　始球式は鹿島・春日井両市の市長が務めます。春日井市長は平安貴族のコスプレで登場∑（￣□￣;;）



　いよいよプレイボール。両チームの熱い応援も始まります。話には聞いていましたが、まぁやかましいのなんの！
　応援はブラスバンドが中心なのですが、リーダーがマイクを使うのは当たり前、エレキベースやシンセサイザーを使うチームも結構あって、これがドームの中で反響して、まぁ響く響く。
　そのうえ、攻撃側だけでなく、守備側もリーダーがマイクで叫ぶもんで、落ち着くヒマもありません。プロ野球や高校野球ではそんなことはないんですが、大音響に気を取られて試合に集中できないほどですた（苦笑）



　ご期待にお応えして（＾＾;;）、王子製紙のおねいさん。



　住金鹿島側は、外野席から内野3階席にまで及ぶ大人数での応援です。



　そして、鹿嶋市・住金といえばJ1の鹿島アントラーズ。この試合には鹿と鹿島サポも来ていました。
　さらには、なにやら古代人風のマスコットも来ていたのですが、あろうことか悲劇的な瞬間（小学生以下のお子さんがいないところでご覧下さい）をカメラに収めてしまうことにorz



　イニングの合間に、和太鼓の演技も。



　さて、肝心の試合に移りましょう。これがこの日のスタメンです。



　王子製紙の先発は、JR東海から補強の大福。初回は難なく切り抜けますが、2回、3回と得点を許してしまいます。



　住金鹿島の先発は長岡。長岡は2点のリードを背に、四死球を出しながらも切り抜けるピッチング。



　ところが、5回裏に王子製紙は青山眞（JR東海より補強）の2ランで追いつきます。



　待望の同点打に喜ぶ、王子製紙の応援団。



　このあと、試合はこう着状態に入ります。7回と9回には住金鹿島が勝ち越しのチャンスを作りますが、ここで登場した王子製紙の左腕蓬莱が後続を切ります。
　ちなみに、この蓬莱は兵庫県出身とのこと。きっと子どものころは551って呼ばれてたんじゃないかと（＾＾;;）
　それはさておき、蓬莱の好投で徐々に流れをつかんだ王子製紙。ピンチを切り抜けた直後の9回裏、1死1,2塁のチャンスをつかみます。



　ここで代打渡辺がサヨナラヒット！息詰まる接戦をものにしました！



　試合終了。



　最終スコア。それにしても、初めての都市対抗野球観戦で、すごい試合を見たものです。
　そして、初めて生で見た都市対抗野球の応援にもびっくりさせられたのですが、まさかその翌日に、それをはるかに上回るとんでもない応援を見ることになるとは……

【この日お会いした方々】
・　りんかんさん
・　tugendさん