ルーキー山本、登場曲はパラパラ安来節！？

　新入団選手が鎌ケ谷へ入寮し、自主トレを始めています。今年はダースを筆頭にネタが次から次へと沸いてきて、当ブログとしては嬉しい悲鳴を上げたくなる毎日ですが、ここへ来てさらに強烈な話が飛び込んできました。

日本ハム山本が安来節宣伝マンに就任？

　日本ハム大学・社会人ドラフト５巡目ルーキー山本一徳投手（２３＝早大）が「どじょうすくい宣伝マン」に就任した。１１日、千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレがスタート。山本は１軍で活躍した場合、故郷の島根・安来の伝統芸能「安来（やすぎ）節」を普及させ、地元へ恩返しする珍プランを明かした。

　酒席でのあの有名な余興が、球界へ進出する可能性が出てきた。どじょうすくいの街から飛び出したプロ野球選手、山本は壮大な思いを胸に秘めていた。「せっかく地元の伝統的なもの。チャンスがあればアピールしたい」。幼少時から慣れ親しんだ日本を代表する民謡を、大々的に宣伝していくつもりだ。

　「アラッ、エッサッサ…」という安来節の歌詞のように、二つ返事で特命を受けた。里帰りしていた４日に安来市役所を訪問。島田二郎市長から市のキャラクター「あらエッサくん」の特製イラストを贈呈され、普及を懇願された。山本は踊ることはできないが、慣れ親しんできた民謡。「何か貢献したい」と気持ちを新たにした。

　具体的には、若者向けにアレンジされた「パラパラ安来節」を登場曲に指定し、グラブの網の部分をザルに見たてて改良するプランを検討。「踊りも覚えたい」と、お立ち台ダンスパフォーマンスも視野に入れている。踊りでは寛永通宝という通貨を鼻に付けるが、酒席では代用に鼻と口に割りばしを挟むことも多いことから、相手打者のバットを折ったときは割りバシにリサイクルして「宴会用」個人グッズとして販売する案もある。

　チームは昨季、八木、武田勝ら１年目左腕の活躍があって、日本一に輝いた。１８４センチ、９０キロのルーキー左腕、山本が“２匹目のどじょう”になるような実績を残せれば、安来節が札幌ドームに響きそうだ。【高山通史】

　◆安来節保存会・板持功毅事務局長　ＰＲとかしていただけるのは、すごくありがたい。踊りも本格的には難しいですが、ＤＶＤとかもありますし、簡単な踊り方は覚えられると思います。もし山本さんがどじょうすくい用のグッズが欲しいのであれば、喜んで寄贈させてもらいますよ。（北海道ニッカン・2007年1月12日9時18分更新）

　この記事だけでお腹いっぱいになった方もいらっしゃるかも知れませんが、このぐらいで満足してはいけません。この記事で私が注目したポイントは2つ。

1.安来市のキャラクター「あらエッサくん」というのが存在する。名前からして明らかに安来節がらみ。

2.「パラパラ安来節」なるものが存在する。

　というわけで、まずは1.から見ていきましょうか（￣▽￣;;）
　まずは「あらエッサくん」でググッてみたところ、早速島根県庁のホームページで画像を見つけました。それがコチラ。
　小さめの画像で恐縮なんですが……なんというか、ゆるキャラに徹し切れていないように見えるのは私だけでしょうか？（￣△￣;;）
　そしてマスコットとして売り出すだけあって、世の中には「あらエッサくん」グッズなどというものもあります。グッズはちゃんとネット通販までされているんですが、中にはクリスタル細工なんてものもあったりします。
　これだけでも安来市の情熱が伝わって来ようというものですが、話はここでは終わりません。そう、「パラパラ安来節」です。
　で、早速「パラパラ安来節」のページを見つけてのぞいてみたのですが、いきなりの一言、


実は安来節の女踊りは本当に
PARAPARAに似ているのです！


　これでやられました。いきなりKOです∑（￣◇￣;;）
　……何とか立ち直って続きを読むうち、「パラパラ安来節」の発生や普及（？）の道のりというのが何となく分かったのですが、振り付けを作った当の皆さん方も、まさかこんな話が出ているとは知ってるやら（笑）

　当たり前のことながら一軍での活躍がなければ札幌ドームでの披露はあり得ません。ですが、少なくとも鎌ケ谷では何かやりそうな可能性が高いです。

　どうする今成！？