ゆうべはテレビを見ながら呑んでいるうちに寝入ってしまったようです。今朝の朝刊やネットを見て、改めて日本一になったという事実を噛みしめています。
ふと思うのですが、リーグ優勝、そして日本一になる可能性のあったチームがある中で、なぜファイターズが日本一になれたのか。冷静に考えると、これは理解しにくいことです。
ファイターズには、ライオンズやホークス、そしてドラゴンズのような常勝軍団ではありません。
ファイターズには松坂や斉藤和、そして川上のような絶対的なエースはいません。特に日本シリーズに限って考えても、投手の陣容、打線のつながりとパワー、内野守備、どれをとってもドラゴンズの方が間違いなく上回っています。
落合監督が昨日の結果を受けて「必ずしも強いものが勝てない」と言ったそうです。最初は「言ってくれるなぁ」と思ったのですが、これも案外当たっているのではという気もします。
ただ、ファイターズには、いや、ファンも含めたわれわれには、そんな強者にも絶対負けない、そしてプロ野球の歴史の中で、ひょっとしたら一番かも知れない力があります。
それは、楽しむチカラ。
手を抜いたり、いい加減にプレーすることでも、確かにある程度は楽しめるでしょう。ですが、そんな薄っぺらなものではなく、本当に楽しむためには、自分のおかれた状況の中で、常に笑顔と「ぽじてぃぶ」な気持ちを忘れず、目標に向かっていくことが大事なのです。
これは並大抵のことではありません。本当に楽しむためには、実は越えないといけないハードルはたくさんありますし、そのためにはとてつもない精神的な力が必要になります。
まず、うわべのマジメさや深刻さを求め、それさえ見られれば満足する人がいます。そんな人を黙らせるには、結果を出すこと。これに尽きます。
一方で、ただ結果を出そうとするだけでは、楽しむことにはなりません。悪い意味でマジメで深刻になりすぎ、プレッシャーに潰されてしまいます。
恥ずかしい話なのですが、昨日の試合前、私はひどく緊張していたようです。心臓がバクバクし、指先からは血の気が失せていました。ただ見るだけの私でこうですから、選手にとってのプレッシャーは、とんでもないものがあったことでしょう。
ですが、彼らはそんな状況を楽しむことで乗り越えた。「楽しむチカラ」があったからこそ、大舞台の重圧に負けず、自分たちの持つパワー以上のものを発揮できたのです。
もちろん、そこには北海道初めてのシリーズを一緒になって楽しもうとしたファンの「楽しむチカラ」があったことは言うまでもありません。4万人以上が一緒に楽しむことで、かつて不人気な弱小球団だったファイターズが、ペナントを勝ち取ったのです。
当ブログをご覧の方々の中には、今苦しい状況にある方、これから人生を決めるチャレンジが控えている方もいらっしゃることと思います。
そんな皆さんに私は申し上げたい。どうぞファイターズの「楽しむチカラ」を持ってほしいと。苦境や重圧をただ味わうのではなく、そんな自分を楽しめるようになってほしいと。つねに笑顔と「ぽじてぃぶ」さを忘れずに。
そうすれば、きっといい結果が待っているんじゃないか……これは、ファイターズが私に教えてくれたことです。
そして、今年1年を共に戦った、私と同じ「にわかファン」の皆さんにお願いしたいことがあります。
来月に控えるアジアシリーズはもちろんですが、来年以降も、ファイターズと一緒に楽しみましょうよ。
来年はファイターズにとって厳しいシーズンになることが予想されます。SHINJO引退はもちろんのこと、優勝チームともなれば他のチームからは徹底してマークされるでしょう。今年のようにうまくいくとは、なかなか思えません。
ですが、それでもあえてお願いしたい。そんなことになっても一緒に楽しんでいこうと。そうすれば、ちょっとやそっとの苦しみはなんでもなくなります。
そして、ファンが常に楽しくあることこそが、日本のプロ野球を変えていく原動力になると、私は固く信じています。
ふと思うのですが、リーグ優勝、そして日本一になる可能性のあったチームがある中で、なぜファイターズが日本一になれたのか。冷静に考えると、これは理解しにくいことです。
ファイターズには、ライオンズやホークス、そしてドラゴンズのような常勝軍団ではありません。
ファイターズには松坂や斉藤和、そして川上のような絶対的なエースはいません。特に日本シリーズに限って考えても、投手の陣容、打線のつながりとパワー、内野守備、どれをとってもドラゴンズの方が間違いなく上回っています。
落合監督が昨日の結果を受けて「必ずしも強いものが勝てない」と言ったそうです。最初は「言ってくれるなぁ」と思ったのですが、これも案外当たっているのではという気もします。
ただ、ファイターズには、いや、ファンも含めたわれわれには、そんな強者にも絶対負けない、そしてプロ野球の歴史の中で、ひょっとしたら一番かも知れない力があります。
それは、楽しむチカラ。
手を抜いたり、いい加減にプレーすることでも、確かにある程度は楽しめるでしょう。ですが、そんな薄っぺらなものではなく、本当に楽しむためには、自分のおかれた状況の中で、常に笑顔と「ぽじてぃぶ」な気持ちを忘れず、目標に向かっていくことが大事なのです。
これは並大抵のことではありません。本当に楽しむためには、実は越えないといけないハードルはたくさんありますし、そのためにはとてつもない精神的な力が必要になります。
まず、うわべのマジメさや深刻さを求め、それさえ見られれば満足する人がいます。そんな人を黙らせるには、結果を出すこと。これに尽きます。
一方で、ただ結果を出そうとするだけでは、楽しむことにはなりません。悪い意味でマジメで深刻になりすぎ、プレッシャーに潰されてしまいます。
恥ずかしい話なのですが、昨日の試合前、私はひどく緊張していたようです。心臓がバクバクし、指先からは血の気が失せていました。ただ見るだけの私でこうですから、選手にとってのプレッシャーは、とんでもないものがあったことでしょう。
ですが、彼らはそんな状況を楽しむことで乗り越えた。「楽しむチカラ」があったからこそ、大舞台の重圧に負けず、自分たちの持つパワー以上のものを発揮できたのです。
もちろん、そこには北海道初めてのシリーズを一緒になって楽しもうとしたファンの「楽しむチカラ」があったことは言うまでもありません。4万人以上が一緒に楽しむことで、かつて不人気な弱小球団だったファイターズが、ペナントを勝ち取ったのです。
当ブログをご覧の方々の中には、今苦しい状況にある方、これから人生を決めるチャレンジが控えている方もいらっしゃることと思います。
そんな皆さんに私は申し上げたい。どうぞファイターズの「楽しむチカラ」を持ってほしいと。苦境や重圧をただ味わうのではなく、そんな自分を楽しめるようになってほしいと。つねに笑顔と「ぽじてぃぶ」さを忘れずに。
そうすれば、きっといい結果が待っているんじゃないか……これは、ファイターズが私に教えてくれたことです。
そして、今年1年を共に戦った、私と同じ「にわかファン」の皆さんにお願いしたいことがあります。
来月に控えるアジアシリーズはもちろんですが、来年以降も、ファイターズと一緒に楽しみましょうよ。
来年はファイターズにとって厳しいシーズンになることが予想されます。SHINJO引退はもちろんのこと、優勝チームともなれば他のチームからは徹底してマークされるでしょう。今年のようにうまくいくとは、なかなか思えません。
ですが、それでもあえてお願いしたい。そんなことになっても一緒に楽しんでいこうと。そうすれば、ちょっとやそっとの苦しみはなんでもなくなります。
そして、ファンが常に楽しくあることこそが、日本のプロ野球を変えていく原動力になると、私は固く信じています。
今日のエントリー、本当に良いです。
とても心に響きました。
このシリーズでは、ファイターズに
「楽しむ」ことの素晴らしさを
改めて教えてもらいました。
ファイターズのみなさん、ファンのみなさん、
おめでとうございます!
あの落合監督の言葉は。
そんなにあんたらのとこ強いんかい?
みたいな気がしまして・・・。
けど日ハムの結束に脱帽との落合監督の褒め言葉&自チームへの戒めと受けとっておきます。
これだけいいシリーズになったのはファイターズだけでなくドラゴンズの力もあってこそ。
どちらもおめでとう&ありがとう。
そういう視点で録画した試合を見損ねた部分中心に見ていたのですが、歓喜の輪の中心にB☆Bがいるんですよねえ(-∀-;)
球団マスコットが日本一の歓喜の輪の中心にいるんですから。。凄いわ・・ホント(^^;)
プレーオフくらいからブログ読ませていただいてます。
いつものネタ日記も面白いですが、今日の日記には感銘を受けました。
一札幌市民として、一ファイターズファンとして、これからも北海道日本ハムファイターズを応援していきたいと思ってます。
昨日、札幌ドームで観戦できたことを幸せに思います。
強弱だけでははかれないから面白いのだと。
まァ、正直カチンとこないわけではないですがw
今年のFs、昨年のロッテと「楽しむチカラ」が日本一に導いてくれましたね。この二球団がパ・リーグの構成球団でヨカッタなと思います。後はこの人気を一過性のもので終わらせるのではなく、地元にしっかり根付くことを一ファンとして願うのみです。
どんな事が起ころうとも、自分はファイターズとともに野球を楽しみ、ともに戦っていきます。
(負け試合は、少なめ希望)。
今年の画用紙応援ボードは、大事な記念品になりました!
ここぞと言うタイミングでホームランが出たのが大きかったと思います。
アジアシリーズでも頑張ってきてくださいね!!
野球って、楽しむものなんですよね。子どものころ、近所の空き地や公園で野球していて楽しかったですよね。
そんな原点を、ファイターズやSHINJOに改めて教わった気がします。