今日は下の2つの記事でご紹介したツールを使い、広島弁と江戸ことばでブログをまるごと変換してきました。詳しくはこちらとこちらをお読みいただければと思いますが、こうなると他の方言も気になってくるところです。
ただ、すべてのウェブ変換ツールをいちいち調べて使っていくのも面倒だしなぁ……と思っていたところ、wind-beatさんが「全国方言変換道場」というサイトを紹介してくださいました。
この中の「方言なんやざ」のコーナーに標準語の文章を入力し、お好みの方言を選んで変換ボタンをクリックすると、変換結果が出てくるのだそうです。説明にいわく、「正確な方言とは言えませんが、雰囲気はあります。」とのこと。
一応全国47都道府県の方言があるようですが、知らない方言で変換してもコメントのしようがありませんので(^^;)、ここでは一部を抜粋して変換結果をご紹介したいと思います。
今回変換したのは現在のトップ記事「【キャンプ期間限定人任せ企画】ファイターズキャンプ情報TBステーション」の冒頭の文章です。まずは標準語(のつもり)で書いた元の文章をご覧ください。
「キャンプが始まって5日目になりました。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっていますが、そうはいっても讀賣や阪神などと比べればまだまだ情報の扱いは小さいのが現実です。」
では早速変換していきましょう。最初はやはり北海道弁からです。変換結果はこちらです。
「キャンプが始まって5日目になったべ。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなってるけどささが、そうはいっても讀賣や阪神などと比べればまだまだ情報の扱いはこったらちっこいのが現実だべさ。」
うーん、雰囲気はありそうですよね。北海道の方からすれば多少の違和感はあるかも知れませんが(^^;)
今度は一気に飛んで、関西の方言に変換してみたいと思います。まずは京都弁。
「キャンプが始まって5日目にならはったんや。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年かて増して注目度が高くなっとるけど、そへんへーっても讀賣や阪神やらなんやらと比べればまだまだ情報の扱いはちんちくりんのが現実どす。」
「ちんちくりん」って京都の言葉だったんだ(笑)
続いて大阪弁です。
「キャンプが始まって5日目になりよったんや。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっておるけどダンはん、そうはいっても讀賣や阪神やらなんやらと比べればまだまだ情報の扱いはちっこいのが現実や。」
ちなみに「ダンはん」というのは「旦那さん」のことで、男性相手の呼びかけに使っていた言葉です。決してこの人ではありません。
さて、いよいよ我が兵庫県の出番がやってまいりました。このツールには「兵庫弁」という選択肢があるのですが、兵庫県は県内のバラエティに富んでおり、言葉も地域によってずいぶん違います。それを1つのカテゴリにしてしまっているところに一抹の不安があるのですが……ともあれ、変換!
「キャンプが始まって5日目になりました。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっていますが、そうはいっても讀賣や阪神などと比べればまだまだ情報の扱いはこまいのが現実です。」
「小さい」⇒「こまい」だけですかorz
ちなみに、私が住む地域では「こまい」という言葉は使いません。ただ香川では「こまい」「こんまい」というのはよく聞きますので、おそらくこれは播磨の、それも西の方の方言でしょうね。
というようにいろいろな土地の方言変換ツールがあるのですが、1つ気になるのが「東京弁」というカテゴリーです。
「標準語と東京弁は違う」という話は私もよくするのですが、では実際どう違うのかと言われると難しいところ。ただ、これを使えばその微妙な違いが分かるかも知れません。というわけで、変換してみましょう。
「キャンプが始まって5日目になりました。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっていますが、そうはいっても讀賣や阪神などと比べればまだまだ情報の扱いはちーさいのが現実です。」
なるほど、これで標準語と東京弁の違いは1つ分かりました。これから東京では「ちいさい」を「ちーさい」というように、伸ばしの音はひらがなではなく「ー」で発音すればそれっぽく聞こえるってことですね。何か釈然としないものも感じないではありませんが(^^;)
ただ、すべてのウェブ変換ツールをいちいち調べて使っていくのも面倒だしなぁ……と思っていたところ、wind-beatさんが「全国方言変換道場」というサイトを紹介してくださいました。
この中の「方言なんやざ」のコーナーに標準語の文章を入力し、お好みの方言を選んで変換ボタンをクリックすると、変換結果が出てくるのだそうです。説明にいわく、「正確な方言とは言えませんが、雰囲気はあります。」とのこと。
一応全国47都道府県の方言があるようですが、知らない方言で変換してもコメントのしようがありませんので(^^;)、ここでは一部を抜粋して変換結果をご紹介したいと思います。
今回変換したのは現在のトップ記事「【キャンプ期間限定人任せ企画】ファイターズキャンプ情報TBステーション」の冒頭の文章です。まずは標準語(のつもり)で書いた元の文章をご覧ください。
「キャンプが始まって5日目になりました。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっていますが、そうはいっても讀賣や阪神などと比べればまだまだ情報の扱いは小さいのが現実です。」
では早速変換していきましょう。最初はやはり北海道弁からです。変換結果はこちらです。
「キャンプが始まって5日目になったべ。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなってるけどささが、そうはいっても讀賣や阪神などと比べればまだまだ情報の扱いはこったらちっこいのが現実だべさ。」
うーん、雰囲気はありそうですよね。北海道の方からすれば多少の違和感はあるかも知れませんが(^^;)
今度は一気に飛んで、関西の方言に変換してみたいと思います。まずは京都弁。
「キャンプが始まって5日目にならはったんや。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年かて増して注目度が高くなっとるけど、そへんへーっても讀賣や阪神やらなんやらと比べればまだまだ情報の扱いはちんちくりんのが現実どす。」
「ちんちくりん」って京都の言葉だったんだ(笑)
続いて大阪弁です。
「キャンプが始まって5日目になりよったんや。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっておるけどダンはん、そうはいっても讀賣や阪神やらなんやらと比べればまだまだ情報の扱いはちっこいのが現実や。」
ちなみに「ダンはん」というのは「旦那さん」のことで、男性相手の呼びかけに使っていた言葉です。決してこの人ではありません。
さて、いよいよ我が兵庫県の出番がやってまいりました。このツールには「兵庫弁」という選択肢があるのですが、兵庫県は県内のバラエティに富んでおり、言葉も地域によってずいぶん違います。それを1つのカテゴリにしてしまっているところに一抹の不安があるのですが……ともあれ、変換!
「キャンプが始まって5日目になりました。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっていますが、そうはいっても讀賣や阪神などと比べればまだまだ情報の扱いはこまいのが現実です。」
「小さい」⇒「こまい」だけですかorz
ちなみに、私が住む地域では「こまい」という言葉は使いません。ただ香川では「こまい」「こんまい」というのはよく聞きますので、おそらくこれは播磨の、それも西の方の方言でしょうね。
というようにいろいろな土地の方言変換ツールがあるのですが、1つ気になるのが「東京弁」というカテゴリーです。
「標準語と東京弁は違う」という話は私もよくするのですが、では実際どう違うのかと言われると難しいところ。ただ、これを使えばその微妙な違いが分かるかも知れません。というわけで、変換してみましょう。
「キャンプが始まって5日目になりました。今年はダルビッシュ投手の加入もあり、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっていますが、そうはいっても讀賣や阪神などと比べればまだまだ情報の扱いはちーさいのが現実です。」
なるほど、これで標準語と東京弁の違いは1つ分かりました。これから東京では「ちいさい」を「ちーさい」というように、伸ばしの音はひらがなではなく「ー」で発音すればそれっぽく聞こえるってことですね。何か釈然としないものも感じないではありませんが(^^;)
大学で方言の授業を受けたこともあって、非常に興味深く読ませていただきました。
兵庫県があんまり変わらないのが残念(?)ですよね。
「こまい」は確かに龍野に住む祖母が使いますね。
若い人では聞きませんが。
神戸の人は「~している」を「~しとー」
播州の人は「~やりよう」「~やっとって」「~しとって」
って言う気がします(住んでいたので)。
北部は関西弁というよりも鳥取弁や島根弁です。
音声で聞くとまた一興でしょうね。
授業で先生が息巻いて言っていたことなので色々説はあるのでしょうが、「日本語には標準語はない」というのが先生の言でした。
基本的に関西人は自分の話す言葉が標準語だと思っていますが(苦笑)。
ある人いわく「NHKのアナウンサーが話しているのが標準語」だそうで、
なんか納得しました。
兵庫弁は標準語に近いのかな・・。
ひとつ前の江戸っ子版、爆笑でした。
「日本」→「本朝」って・・・
ベロ星人かわしらは…
私もそう「習い」ました。「標準語」というよりは
「全国共通語」という概念だそうです。
「探偵ナイトスクープ」から出来た『全国アホバカ分布考』は
一読の価値ありです。
特に面白かったのが博多弁、薩摩弁、山形弁、あと意外に京都弁がかなりのものでした!
例えば京都弁
「わいの隣に鳥谷はんがいる・・・。」
鳥谷はん・・・。なんか高級料亭のなじみ客みたいな・・・。
あと「どえらく意外やった。。」とか。
山形弁
「その中に、鳥谷さまの手袋があったんだず。」
何じゃこりゃぁ!おしんの世界って感じ!;;
真剣に感情込めて書いてるものほど変換すると笑えますね!
「瀬戸内は関西訛りが薄くてどっちかと言えば標準語に近い」と聞いた気がするので『こまい』だけなのも有りかもしれません。
で、そっから段々と広島弁に近づいていき、広島から北上すると石見弁。よその人には広島弁と間違えられるかもしれないです。
鳥取県米子~出雲に掛けての「雲伯方言」が島根弁には登録されてるようですので、私には何を言ってるかさっぱりです。(あっちは東北さながらのズーズー弁なので会話が成立しないんですよ)
「キャンプが始まって5日目になりました。
今年はダルビッシュ投手の加入もあって、ファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高くなっちゃってますが、どのみち讀賣や阪神などと比べたらまだまだ情報の扱いはちいさいのが現実です」
「なりました」の「した」や、「なっちゃってます」の「て」、「どのみち」の「ち」がなまるのを、音声でお聞かせできないのが残念です。
「ひ」と「し」の区別は、「生粋の江戸っ子」じゃなくても、できてる東京人ほとんどいませーん。
でも本人たちは自分のなまりに気づかないみたいです。これが東京方言の最大の特徴だと思います。
「旭くん」は小林旭。
あれほど方言を方言のまま放置されている有名芸能人も珍しい。
原文と等価になるように変換しなくてもいいのか。
だったらもっとなまらせてみましょう。
東京の人に「ただの若者言葉じゃん」「これはスラングだよ」とか言われそうですが、全国どこへ言っても、自覚してなかった方言を指摘された人はそう言いますぜっ。
「キャンプが始まってさ、5日目ンなっちゃって。
今年はダルビッシュ投手の加入もあってさ、ファイターズのキャンプって、SHINJO元年の去年よか注目度が高くなっちゃってっけど。
どのみちさ、讀賣や阪神などと比べたらまだまだ情報の扱い小せぇっつの、ってのが現実です」
あの、思うんですけど、兵庫県のとくに阪神間の人間にとり、「兵庫」といったら兵庫県ではなく神戸市の兵庫区のことになりませんか?
…でもその兵庫弁だったら、あんなふうじゃないし!
しょうがないので私が西宮市民時代に話していたかんじで…昔の17歳女子ってかんじで書いてみます。
西宮の方言は、分類では西方方言>関西方言>摂津方言になるはずですが、じっさいは大阪や岡山のかおりも混ざっていた気がします。
神戸弁の「しとー」の影響は「西宮には、絶対無い!」という人もいますが…。
「キャンプが始まってな、5日目になってん。
今年はダルビッシュ投手の加入もあるやん? しやからファイターズのキャンプはSHINJO元年の去年にも増して注目度が高なっとってやけど、ほんでも讀賣や阪神とかと比べたら、まだまだ情報の扱いちっさーいのが現実やよ」