![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/8a/837d2e342ace63ff83d9a54dc8f1f11a.jpg)
世界日本ハムさんのブログで気になる話を見つけたので、今日はこちらについて。
■ 【球界近未来予想図】(5)北海道日本ハムファイターズ (1/2ページ)
■ 【球界近未来予想図】(5)北海道日本ハムファイターズ (2/2ページ)(サンスポ・2009年1月3日)
この2ページ目に、こんなことが書かれていました。
まず、この記事はオーナーがインタビューに答えたものであって、このような話があったからといって、すぐさまファイターズが東京から撤退すると判断することはできません。
ですが、経営トップの話となれば、気になるのは事実です。どの程度本格的に検討しているのか、これだけでは分かりませんが。
東京でのファイターズの主催試合は、去年今年と平日のみの開催になっています。実際問題、札幌ほどの集客というのは簡単ではありません。
一方で、道内遠征を増やしたい意向もあるようですし、地域密着という旗印にも合うのは間違いありません。
とはいえ、現時点で東京での主催試合をなくすことが、賢明な選択とは思えません。
まず、これは世界日本ハムさんが書かれたことですが、東京での主催試合は東京時代からのファンのみならず、首都圏の北海道出身者に対するアピールにもなります。
特に、郷土意識の拠り所として球団が持つ価値は、基本的に球団の歴史が長くなるほど高まるもの。
道内出身者ではない私が言うのもヘンな話ですが、北海道での歴史を重ねるほど、道内出身者にとっての「道民球団」が東京で試合をすることの価値も上がるのです。
「地域密着を優先するから東京撤退」という図式が成り立つほど、話は単純ではないのです。
また、インタビューでは「主催試合でなくとも観戦できる」という旨の発言があったようですが、ファンは野球の試合を見るだけのために、球場に行くわけではありません。
試合だけでいいなら、ファンサービス等がなくても球団経営は成り立つはずです。そうではないことは、球団自身が一番理解しているはずですし、それだけにこの発言内容には違和感を覚えます。
(もっとも、これはオーナーの発言よりも、記者のまとめ方に問題があった可能性が考えられます。むしろそっちかな?)
一方、球団とて東京ドームでの試合をただ開催しているわけではありません。
鎌ケ谷に行った方なら、東京での主催試合のチラシ・ポスターを目にしたことがあるでしょう。一昨年私が東京に行った時にはカビーも来てましたし。
首都圏営業部(これが「鎌ケ谷営業部」ではないことに注意)も、確かにさらなる努力の余地はあるでしょうが、何もしていないわけではない。
とすると、東京での主催試合をなくすことで、彼らの仕事を無にするのか? という疑問も出てきます。
そう考えていくと、現時点での東京撤退は、とても賢明な選択とは思えません。
パの他球団が本格的に進出するなら別ですが、そうでもない限り、東京での主催試合をなくすよりは、むしろ売り出し方を工夫して、北海道の球団としてあるべき興行の姿を探るべきではないでしょうか。
■ 【球界近未来予想図】(5)北海道日本ハムファイターズ (1/2ページ)
■ 【球界近未来予想図】(5)北海道日本ハムファイターズ (2/2ページ)(サンスポ・2009年1月3日)
この2ページ目に、こんなことが書かれていました。
そして近未来には、完全な“東京撤退”もありそうだ。「非常に難しい選択だが、交流戦のおかげで、東京のファイターズファンは主催試合でなくとも(首都圏で)観戦できる」。かつての拠点・東京ドームでは今季も8試合を行うが、これを減らしていき、道内の地方試合を増やしたい意向だ。
まず、この記事はオーナーがインタビューに答えたものであって、このような話があったからといって、すぐさまファイターズが東京から撤退すると判断することはできません。
ですが、経営トップの話となれば、気になるのは事実です。どの程度本格的に検討しているのか、これだけでは分かりませんが。
東京でのファイターズの主催試合は、去年今年と平日のみの開催になっています。実際問題、札幌ほどの集客というのは簡単ではありません。
一方で、道内遠征を増やしたい意向もあるようですし、地域密着という旗印にも合うのは間違いありません。
とはいえ、現時点で東京での主催試合をなくすことが、賢明な選択とは思えません。
まず、これは世界日本ハムさんが書かれたことですが、東京での主催試合は東京時代からのファンのみならず、首都圏の北海道出身者に対するアピールにもなります。
特に、郷土意識の拠り所として球団が持つ価値は、基本的に球団の歴史が長くなるほど高まるもの。
道内出身者ではない私が言うのもヘンな話ですが、北海道での歴史を重ねるほど、道内出身者にとっての「道民球団」が東京で試合をすることの価値も上がるのです。
「地域密着を優先するから東京撤退」という図式が成り立つほど、話は単純ではないのです。
また、インタビューでは「主催試合でなくとも観戦できる」という旨の発言があったようですが、ファンは野球の試合を見るだけのために、球場に行くわけではありません。
試合だけでいいなら、ファンサービス等がなくても球団経営は成り立つはずです。そうではないことは、球団自身が一番理解しているはずですし、それだけにこの発言内容には違和感を覚えます。
(もっとも、これはオーナーの発言よりも、記者のまとめ方に問題があった可能性が考えられます。むしろそっちかな?)
一方、球団とて東京ドームでの試合をただ開催しているわけではありません。
鎌ケ谷に行った方なら、東京での主催試合のチラシ・ポスターを目にしたことがあるでしょう。一昨年私が東京に行った時にはカビーも来てましたし。
首都圏営業部(これが「鎌ケ谷営業部」ではないことに注意)も、確かにさらなる努力の余地はあるでしょうが、何もしていないわけではない。
とすると、東京での主催試合をなくすことで、彼らの仕事を無にするのか? という疑問も出てきます。
そう考えていくと、現時点での東京撤退は、とても賢明な選択とは思えません。
パの他球団が本格的に進出するなら別ですが、そうでもない限り、東京での主催試合をなくすよりは、むしろ売り出し方を工夫して、北海道の球団としてあるべき興行の姿を探るべきではないでしょうか。
交流戦の影響か、ただでさえ東京ドームの試合数が
減っているんです(泣)
今年は8試合あってホッとしたんですが、
実は6試合ぐらいに減らされるんではないかと
心配していたんですよ。
これが撤退なんてことになったら、在京ファンは
路頭に迷っちまいます・・・
この先ビジターでしか試合が見られなくなってしまうんだろか。。
それにしても、嫌な感じがしますよね。
ビジターとホームでは、雰囲気も全く違いますし、
東京で主催試合を行う意味はまだまだあるはずなんですが……
もうそれだけです。
2度の球団喪失はごめんです。
主催とビジターという前提条件の違いは当然ありますが、神宮球場の「高速スクワット」が何を意味するか。
要するに、地方から中央へ来て生活している人達にとって、いかにカープの存在が大きいかを物語っていると思います。
北海道移転後のファイターズも、北海道出身で現在東京在住の人達にとって、そういう存在でしょうから、
その位置付けを放棄するようなことをしなくても、と思います。
今年はそれにハムの主催も含めて東京で12試合と、
これで何とか移転初年度の東京での主催試合と同じ数になるわけですが、
撤退となると主催分が減って交流戦の4試合だけになっちゃうんですよね。
交流戦が1カード12試合になると言うのなら兎も角、
「主催試合じゃなくても観戦ができる」と言い放てるほどに機会は確保できないんですよね。
・・・ひょっとしたら在京球団関係者から「ハムさんは自前で東京開催やってるから交流戦の入りが・・・」
とかなんとか嫌味をいわれたのかもしれませんが。
東京で札幌でやってるようなイベントは難しいのでしょうか?
60試合全てを特別な日にするのは非常に難しいですが、
現状の8試合であれば全てを特別な日にすることも可能と思うのです。
たとえば「北海道デー」ですおか、「オールドファイターズデー」とか。
ダンピングはあまりしたくはないでしょうが、何かもう少し工夫して集客はでくると思うのです。
首都圏営業部の方も頑張っているとは思うんですが、
球団が首都圏営業部にどれ程の予算をつけてあげているのかが気になります。
少ない予算と人員で出来る限りのことをやっているんだろうなぁ、とは思いますが、
もう少し思い切って仕事をさせてあげたいと思うのです。
エントリに書いたように、現時点での撤退が得策とは思えないので、
球団にはよくよく考えてほしいものです。
広島から東京に移った人にとって、東京での試合の持つ意味は大きいのでしょう。
ファイターズは移転後5年ですが、今後北海道での歴史を重ねるにつれて、
東京での試合が、カープの例と同様の意味を持つようにはるはずです。
ましてホームゲームとなれば、故郷への思いを満たすよすがとしての意味は、
なおのこと大きくなるものでしょうし。
そう考えると、ここで東京での主催試合を手放すのは、
中長期的に見て、あまりに惜しいと思うんですけどね。
私もその可能性が大きいと思います。
あるいは、記者とのやり取りの中で、つい話がそういう方向に行ったのか。
とはいえ、まったく念頭になければ、こういう話が出てきはしないでしょう。
オーナーは所沢・千葉マリン・神宮・横浜を入れて考えているのでしょうが、
所沢も千葉マリンは、都心から時間がかかりますし、神宮・横浜はたった2試合。
印象ほど簡単なものではないと思うんですけどねぇ。
>イベント
北海道物産展のようなものを行うという手もありますし、
北海道の球団が打つ東京興行として、様々な可能性がありますよね。
一方で、このところ回顧的な企画のブームが続いていますから、
おっしゃるような東京時代を振り返るイベントをやるのも面白いですし。
うまく宣伝を打てば、関東圏の道内出身者も含め、
集客改善の余地は十二分にあるはずです。
カギを握るのは、経営トップが東京での主催試合に対し、
積極的な意味を与えることなのでしょう。
それは、決して不可能ではないですし、必要でもあると思っています。
同リーグ他球団の本拠地での主催は交渉にも苦労したろうし、指定席の多くは親会社の関係者だったらしいですが、それでもわざわざ東京での試合を行ったわけです。(大阪ドームから出られなくなった近鉄に代わってナゴヤドームでも開催してました)
取りやめたのは球団合併によってダブル本拠地となった関係で本拠地以外に回せる試合がなくなったためで、それがなければ今も続けていたかもしれません。
東京開催は集客や露出の面で魅力が大きいですから。
>まったく念頭になければ、こういう話が出てきはしないでしょう。
「将来の選択肢としてありうることは否定しない」くらいじゃないですかね?
私はそういう風に読めました。
>非常に難しい選択だが~
のあたり、経営者側として望んでいるというより地元の強い要望などいくつかの条件が揃えば可能性はあるけど、現実にその条件を満たす可能性はそれほど高くない上に、そうなった場合に初めて頭を悩ませることになるだろうといった感じで、積極的に出て行こうというのではなさそうです。
むしろファンが反応して声を上げてもらうことで、東京ドーム側との交渉材料に使おうという観測気球的な意味もあるんじゃないかと。
今年は東京ドームで公オリ戦がありますんで、なんとかして観戦したい所存です。