にわか日ハムファンのブログ記念館

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坪井、3度目の戦力外通告

2011-10-09 20:24:35 | その名はパシフィック
■ 8打数(-.-)(坪井智哉オフィシャルブログ・2011年10月9日)

 戦力外通告も3度目ですから、私も最初の時よりは慣れた、というと変ですが……
 ともあれ、5年前に初めて自由契約になったときのことを考えれば、はるかに落ち着けているとは自分でも思ってます。
 もっとも、それは坪井がすでにファイターズの選手ではなくなったからという部分は否定できなくはあります。

 坪井の今季については、本人が述べた通りです。
 「せっかく取ってもらったのに、全くチームの力になれなかった事を申し訳なく思っています」という言葉は、彼の本心でしょう。そりゃ、この時期にオリックスの力になられてたら困るのも事実ですが。
 これからどうするのかは気になります。ただ、レギュラーシーズンすら残っている時期です。具体的な動きが出るのは、まだまだ先になることでしょう。
 いろいろ思うことはありますが、まずは本人が今後についてどう考えているのかが大事。
 本人のブログでは、方向性を決めたら書き込むと言ってくれています。今は、それを待ちたいと思います。

 あと、これは付け足しとして。
 上のエントリでは、戦力外通告の発表方法について、球団からの正式通告よりも先にニュースで戦力外になったのを知らされることにクレームをつけている部分があります。
 情報を入手したとしても本人に通告されるまでは紙上に載せないっていうのが暗黙のルールではないか、選手や家族の気持ちは考えないのか、というような内容です。
 暗黙のルールがあるかどうかは私には分かりませんが、正式通告前にニュースが出ることに違和感がないではありません。
 しかも、その報道自体も怪しいものです。オリックスに関しては、これまでに小林雅の戦力外を伝える報道がありましたが、今日の公式での発表では彼の名前はありません(第2次通告に含まれる可能性はありますが)。
 それに、数年前には阪神桧山が戦力構想から外れているという報道が出て、本人が即座に否定するということもありました。
 正式な発表前に、しかもどこまで信用できるか分からない報道が出て、選手やファンが振り回される、というのはこれまでもありましたし、確かに気分の良い話ではありません。
 一方で、オリックス球団は戦力外通告について公式で発表したのは、坪井のエントリが出た後でした。他の球団よりも遅い部類に入るでしょう(もっとも、うちはまだ何の発表もしてませんが)。
 この点は意見が分かれるかも知れませんが、私は評価しています。というと雨でも降るんじゃないかと思われるかも知れませんが、理由はあります。
 それは、発表が今日の試合後だったからです。チームが戦ってる最中にクビ切りの情報を流すのは、選手に対する礼儀としてどうかと思いますし、ファンも含めて目の前の試合に集中できなくなるでしょうし。
 毎年この時期にはどうしても避けられない戦力外通告。だからこそ、そのやり方や報道についてはよほど考えてもらいたいですし、そうしてくれれば、多少なりとも衝撃は和らぐとは思います。


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2 コメント

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新聞辞令 (M・K)
2011-10-09 23:50:22
昔からずっと言われていることですね。
こういう形で公式に声を上げたのは、坪井が初めてではないでしょうか。
(これまでは一介の選手が声を挙げたくても挙げられなかった、という面もあるでしょうけれど。)

全くの余談ですが、長谷川と喜田剛が戦力外通告されたことで、
迎一人が生き残った形になりました。

正直、ベイスターズのフロントがどういう意図で喜田剛を獲得したのか、
問い詰めてやりたいところもあります。
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M・Kさん (ルパート・ジョーンズ)
2011-10-10 07:22:12
ネットが普及するまでは、選手が不特定多数のファンに直接発信できませんでしたからね。
その点では、今は良い時代になったと思いますし、
報道側が昔の意識のままでは、徐々に取り残されていくことになるのでしょう。

ベイスターズは補強に積極的ではあるんですが、ほとんど裏目に出ている感じが。
もともとの意図に間違いがあるのか、獲得した選手を使いこなす能力がないのか、
ベイスターズに入るとどんな選手も変質するのか、難しいところです。
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