にわか日ハムファンのブログ記念館

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ファイターズ誕生の裏側で~メディアと「四国のハム屋さん」の攻防

2010-01-27 07:00:56 | 北海道日本ハムファイターズ
 普段はとにかく、夕刊フジもたまには面白い記事を出してくることがあります。一昨日の記事もそうでした。

■ 【球談徒然】「日拓身売り」特ダネの真相 譲渡先は“四国のハム屋さん”(夕刊フジ・2010年1月25日)

 記者の視点で書いたものなので、その点は念頭に入れて読む必要がありますが、ファイターズ誕生への歩みを知る資料としては貴重なものです。
 で、読んでみて思ったのが、あっさり認め過ぎ>日本ハム側。
 記事に出てくる日本ハムの重役にせよ、記者の追跡に観念した大社社長(当時)にせよ、社外秘クラスの話を意外と簡単に認めてしまうものかと。
 もっとも、この辺はあくまで記者の話。大社さんたちの側に聞けば、話が違ってくる可能性はありますが(それができないのが残念ですね)。
 もう1つ、この球団譲渡話は結局デカデカと報道されるわけですが、それでよくポシャらなかったなと。
 トレード話などだと、記者にすっぱ抜かれた時点で破談になる例はあるようですが、球団譲渡ぐらいの大きな話だと、簡単にチャラにはならない、ということでしょうか。
 今や地元で根強い人気を誇る球団と、業界最大手に成長した親会社。
 しかし、歴史をさかのぼればこんな時代もあったのね、という一幕でした。


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2 コメント

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これに関しては (ざわ)
2010-01-27 08:59:47
 どうしても手放したい日拓と、どうしても手に入れたいハムの交渉ですからねぇ。
 鎌ヶ谷にあれだけの金をかける大社のじいちゃんだからこそのエピソードかなという気がしないでもないです。
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ざわさん (ルパート・ジョーンズ)
2010-01-27 18:28:09
あるいは、記者が追いかけた時点でほぼ話がまとまってたのかも知れませんね。
とはいえ、譲渡話を素直に認めるあたり、初代の人柄を感じたりもします。
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