一昨日の福岡ドームでの痛いサヨナラ負けを喫した時には、この試合を見に行くかどうか少なからず迷いました。
プレーオフ進出が決定的となるか、あるいは敗れ去ってしまうかと言うこの試合を、観戦7連敗、いまだ勝利のないこの男が果たして見に行っていいものかどうか?もし、私のせいで負けるなどということがあれば…
しかし不思議なもので、当日になってみると迷わず行こうという気になっていました。何があろうが、全てを見届ける気持ちになれていたのです。
当日の神戸の天気ははっきりしないものでした。雨のほうが降ろうか降るまいか迷っていたようです(笑)。ただYahoo!BBスタジアムに着いてみると、小雨こそパラついていたものの空は明るく、こんなきれいな虹も見ることができました。
この試合の観客は21,000人。このカードではちょっと多い程度ですし、内野2階席はいつも通りのガラガラ振りでしたが(苦笑)、レフトスタンドの熱気だけは全く異なっていました。
大一番を迎えたチームを応援すべく全国から駆けつけたファン(北海道からという方もいらっしゃいました)に、北海道のテレビ局や新聞社の取材陣。
さらにはSHINJOの晴れ舞台を見ようと集まった阪神ファンとおぼしき人々も加わり、ボルテージは試合開始前から上がりに上がっていました。
さて、試合はBWが金田、ファイターズはもちろんエース金村の両先発で始まります。
1回裏、簡単に2死をとった金村でしたが、四球とヒットで1,3塁のピンチを作ってしまいます。立ち上がりが不安定という問題が出てしまいましたが、次の竜太郎を1ゴロに抑えて0点で切り抜けます。
しかし、ピンチの後にはチャンスがあるものです。2回表、先頭のオバンドーがヒットで出塁すると、次の高橋信二がライトスタンドに2ランアーチ!何が何でも勝たなければならない試合で、きっちりと先制します。
この裏を抑えれば一気に流れが傾くところです。しかし、金村のエンジンがなかなか掛かりません。2アウトをすぐに取り、次の日高も1ゴロに打ち取ったのですが、これが守備の連係ミスでセーフになってしまいます(記録はファーストエラー)。
これでリズムが狂ったのか、次の平野を歩かせて打順をトップの早川に戻してしまうと、左中間を破る2塁打を打たれ同点。送球の間に早川には3塁まで進まれます。その次の迎は何とか打ち取りますが、不穏な空気が流れます。
しかし、この日のファイターズはそんな空気に飲み込まれるチームではありませんでした。直後の3回表には先頭打者SHINJOのセンター前ヒットから、木元と小笠原の3連打で勝ち越しの1点を挙げます。4回にはヒットの信二を塁上においてエチェバリアが2ランHR!エチェバリアは5回にも2点タイムリーを放ち、小刻みに変わるBW投手陣から計7点を奪い取ります。
攻撃だけではありません。この日は守備でも気迫のプレーが目立ちました。4回裏には無死2,3塁と、犠牲フライでも1点のピンチを迎えますが、早川のライトフライを捕球した島田がホームへ好返球を見せ、3塁走者のタッチアップを阻止します。
5回裏、1点を取られた後の1死1塁の場面では、オーティズのセンター前ヒットで1塁走者の大島が一気に3塁を狙います。しかしここでSHINJOのレーザービームが炸裂!3塁まで70メートルの距離をもろともしないストライク返球で、大島は3塁タッチアウト!SHINJOらしい好守備で、流れを相手に渡しません。
6回に入ると金村に代わり、なんと3日前に9回を完投したはずのミラバルがマウンドに上がります!絶対にリードを失いたくないこの場面を、ヒルマン監督はもう1人のエースに託したのです。ミラバルもきっと大いに意気に感じたのでしょう。気迫の投球を見せ、3イニングを0点に抑えます。
そして9回裏、クローザーはもちろん横山。先頭の代打村松は3ゴロ、次の塩崎にはセンター前にヒットを打たれ、盗塁まで許しますが、竜太郎は空振り三振に記って捨て、2死2塁で大島を迎えます。
初球、真ん中に入ったフォーク。大島は見逃しませんでした。しかし、打球が飛んだのはショート金子の正面。そのまま1塁のセギノールにボールが送られ、ゲームセット!!最後の大一番で、ファイターズが見事な勝利を収めました!!
プレーオフ進出が決定的となるこの勝利に、レフトスタンドのファンは大いに沸きました。紙テープが投げ込むファンや…って、私も投げたんですけどね(^^)…、テレビのインタビューに喜びをそのままぶつけるファン、誰もが勝利に酔いしれていました。
興奮はそう簡単には収まりません。レフトスタンド前に集合した選手やコーチたち、そしてヒルマン監督を歓喜で迎え入れると、次は駅前の広場で大祝勝会です。
所沢や福岡ドームに向けてトキの声を上げたり、応援歌を全て歌ったり…知らないのが結構あって焦りましたが(^^;)…、闘将会(応援団)員の中には噴水に飛び込む人まで現れるなど、その勢いはしばらくは止まりませんでした。
闘将会の方々にとっては、この勝利は何より嬉しかったことでしょう。この日も子どもにキャンデーを配ったり、応援歌の歌詞カードを配ったりして、ファンサービスに努めていました。
この日は初めて来た人が多かったのか、歌詞カードを求める人の数は普段の倍以上はいました。彼らも私のように、だんだんと日ハムファンになっていくといいですよね。何よりそう願っています。
さて、試合が終わって帰宅するまではプレーオフ進出が決定した気でいたのですが、どうも完全には確定していないようですね。
もちろん、日ハムファンとしてはこのまま代替試合なしで3位決定となってほしいです。ただ、何より残念なのは、決定力のないフロントに選手が振り回されるという構造が、ストライキの後でもなんら変わっていないということです。
代替試合をするにしても、しないにしても、とうの昔に決定されておかなければなりません。ましてプレーオフ第1ステージと言う〆切が近いのです。
時として、時間をかけた最善の策は即決した下策に劣ることがあるといいますが、これなどその最たる例ではないでしょうか?
ともあれ、選手たちは勝つべき試合を勝ったのです。そして、この後の試合がどういうものになろうと、勝つしかないことには変わりないのです。
まして目標も変わりません!どうか、このまま勝ち続けて、ナゴヤドームまで行っちゃいましょう!!
所沢や博多は遠くても、名古屋なら何とか見にいけます!!どうか、どうかお願いします!!
プレーオフ進出が決定的となるか、あるいは敗れ去ってしまうかと言うこの試合を、観戦7連敗、いまだ勝利のないこの男が果たして見に行っていいものかどうか?もし、私のせいで負けるなどということがあれば…
しかし不思議なもので、当日になってみると迷わず行こうという気になっていました。何があろうが、全てを見届ける気持ちになれていたのです。
当日の神戸の天気ははっきりしないものでした。雨のほうが降ろうか降るまいか迷っていたようです(笑)。ただYahoo!BBスタジアムに着いてみると、小雨こそパラついていたものの空は明るく、こんなきれいな虹も見ることができました。
この試合の観客は21,000人。このカードではちょっと多い程度ですし、内野2階席はいつも通りのガラガラ振りでしたが(苦笑)、レフトスタンドの熱気だけは全く異なっていました。
大一番を迎えたチームを応援すべく全国から駆けつけたファン(北海道からという方もいらっしゃいました)に、北海道のテレビ局や新聞社の取材陣。
さらにはSHINJOの晴れ舞台を見ようと集まった阪神ファンとおぼしき人々も加わり、ボルテージは試合開始前から上がりに上がっていました。
さて、試合はBWが金田、ファイターズはもちろんエース金村の両先発で始まります。
1回裏、簡単に2死をとった金村でしたが、四球とヒットで1,3塁のピンチを作ってしまいます。立ち上がりが不安定という問題が出てしまいましたが、次の竜太郎を1ゴロに抑えて0点で切り抜けます。
しかし、ピンチの後にはチャンスがあるものです。2回表、先頭のオバンドーがヒットで出塁すると、次の高橋信二がライトスタンドに2ランアーチ!何が何でも勝たなければならない試合で、きっちりと先制します。
この裏を抑えれば一気に流れが傾くところです。しかし、金村のエンジンがなかなか掛かりません。2アウトをすぐに取り、次の日高も1ゴロに打ち取ったのですが、これが守備の連係ミスでセーフになってしまいます(記録はファーストエラー)。
これでリズムが狂ったのか、次の平野を歩かせて打順をトップの早川に戻してしまうと、左中間を破る2塁打を打たれ同点。送球の間に早川には3塁まで進まれます。その次の迎は何とか打ち取りますが、不穏な空気が流れます。
しかし、この日のファイターズはそんな空気に飲み込まれるチームではありませんでした。直後の3回表には先頭打者SHINJOのセンター前ヒットから、木元と小笠原の3連打で勝ち越しの1点を挙げます。4回にはヒットの信二を塁上においてエチェバリアが2ランHR!エチェバリアは5回にも2点タイムリーを放ち、小刻みに変わるBW投手陣から計7点を奪い取ります。
攻撃だけではありません。この日は守備でも気迫のプレーが目立ちました。4回裏には無死2,3塁と、犠牲フライでも1点のピンチを迎えますが、早川のライトフライを捕球した島田がホームへ好返球を見せ、3塁走者のタッチアップを阻止します。
5回裏、1点を取られた後の1死1塁の場面では、オーティズのセンター前ヒットで1塁走者の大島が一気に3塁を狙います。しかしここでSHINJOのレーザービームが炸裂!3塁まで70メートルの距離をもろともしないストライク返球で、大島は3塁タッチアウト!SHINJOらしい好守備で、流れを相手に渡しません。
6回に入ると金村に代わり、なんと3日前に9回を完投したはずのミラバルがマウンドに上がります!絶対にリードを失いたくないこの場面を、ヒルマン監督はもう1人のエースに託したのです。ミラバルもきっと大いに意気に感じたのでしょう。気迫の投球を見せ、3イニングを0点に抑えます。
そして9回裏、クローザーはもちろん横山。先頭の代打村松は3ゴロ、次の塩崎にはセンター前にヒットを打たれ、盗塁まで許しますが、竜太郎は空振り三振に記って捨て、2死2塁で大島を迎えます。
初球、真ん中に入ったフォーク。大島は見逃しませんでした。しかし、打球が飛んだのはショート金子の正面。そのまま1塁のセギノールにボールが送られ、ゲームセット!!最後の大一番で、ファイターズが見事な勝利を収めました!!
プレーオフ進出が決定的となるこの勝利に、レフトスタンドのファンは大いに沸きました。紙テープが投げ込むファンや…って、私も投げたんですけどね(^^)…、テレビのインタビューに喜びをそのままぶつけるファン、誰もが勝利に酔いしれていました。
興奮はそう簡単には収まりません。レフトスタンド前に集合した選手やコーチたち、そしてヒルマン監督を歓喜で迎え入れると、次は駅前の広場で大祝勝会です。
所沢や福岡ドームに向けてトキの声を上げたり、応援歌を全て歌ったり…知らないのが結構あって焦りましたが(^^;)…、闘将会(応援団)員の中には噴水に飛び込む人まで現れるなど、その勢いはしばらくは止まりませんでした。
闘将会の方々にとっては、この勝利は何より嬉しかったことでしょう。この日も子どもにキャンデーを配ったり、応援歌の歌詞カードを配ったりして、ファンサービスに努めていました。
この日は初めて来た人が多かったのか、歌詞カードを求める人の数は普段の倍以上はいました。彼らも私のように、だんだんと日ハムファンになっていくといいですよね。何よりそう願っています。
さて、試合が終わって帰宅するまではプレーオフ進出が決定した気でいたのですが、どうも完全には確定していないようですね。
もちろん、日ハムファンとしてはこのまま代替試合なしで3位決定となってほしいです。ただ、何より残念なのは、決定力のないフロントに選手が振り回されるという構造が、ストライキの後でもなんら変わっていないということです。
代替試合をするにしても、しないにしても、とうの昔に決定されておかなければなりません。ましてプレーオフ第1ステージと言う〆切が近いのです。
時として、時間をかけた最善の策は即決した下策に劣ることがあるといいますが、これなどその最たる例ではないでしょうか?
ともあれ、選手たちは勝つべき試合を勝ったのです。そして、この後の試合がどういうものになろうと、勝つしかないことには変わりないのです。
まして目標も変わりません!どうか、このまま勝ち続けて、ナゴヤドームまで行っちゃいましょう!!
所沢や博多は遠くても、名古屋なら何とか見にいけます!!どうか、どうかお願いします!!
すごく羨ましいです。自分は家でのスカパー観戦でした。
金村のピッチングがアレだった分、かなりヤキモキしましたが。
負けたら終わり…という試合を勝ってくれて本当に良かった。
代替試合の件ですが、本当に「ナメとんか!」という感じですね。
現実的に考えると、27日に近鉄の試合が組まれているので、代替をやるとしても28・29日です。可能性は少ないけど、ロッテとの決定戦にもつれ込むという線まで考えると…。こんな時期まで実施が決定できない代替試合なんて出来るはずがないんですよ。
北海道のファン・マスコミその他は、もう「プレーオフに行ける」つもりでいます。もちろん、私も。
#そういえば去年も最終戦は絵理花で観戦してたなぁ。
#あん時は客俺と嫁さんの2人しかいなかったけどw
おとといのエントリーが不発に終っただけにほっとしてます。
代替試合は…どうでしょ?
あって欲しい気もしますが、夢のプレーオフ進出⇒日本一を手にして欲しいって気もしますし。
悩みどころです。
にわか×10ファイターズファンの私も、とても嬉しいです。
昨日はCSで観てたんですが、最後までドキドキの内容でした。
なんというか、良い雰囲気のチームですよねぇ。
ミラバルの140キロの球が「ゴォッ」とホップしてたように見えました。
プレーオフへの楽しみがつながりました。
おそらく、本音は試合をすることよりもストによる損失をどうやって取り戻すかということでしょう。
実際に試合を組んだところで、すでに優勝が決まって消化試合になっている可能性もあるわけですから。
ロッテが主張するならまだ理解の余地もありそうなものですが、こんなことでは、腹立たしさしか感じられません。
わたしは、もちろん、ライトスタンドにいてました。
ほんと、ファイターズファンの熱気が、
こっちにまで伝わってきましたよ。
代替試合は、どうなるかわかりませんが、
とにかく、プレーオフ進出おめでとうございます。
そして、ナゴヤドームまで行ってください!!
私も一度行ってみたいんですよ。特に関西は来年からパの試合が半減するので、今から一儲けして関東遠征でもしようかと密かに計画中です(笑)
代替試合は…以前はやってもいいかなと思っていましたが、いざ昨日の試合を見てしまうと、あれだけ大盛り上がりしたのは何だったのかという気もしますし…
うーん、正直回避できるならしてほしいです。
それに、先のコメントにも書きましたが、試合を求める球団の動機というのが不純過ぎます。いくらなんでも、これには同調しかねますね。
それに、ベンチの雰囲気も良さそうですし。でなければ、5人揃ってゴレンジャーをやろうなどとは思わないでしょうからね(笑)
私が本格的にファイターズを見だしたのは今年からですが、その限りでは、選手同士で非常によくまとまった、いいチームだと思います。
このままプレーオフでも一丸となって勝ち上がってほしいですね。
昨日のレフトスタンドは熱気があったというより過熱して暴走気味でした。まぁ私も人のことを偉そうに言う権利は全くないのですが←いっしょに過熱
まだ先が読めない部分はありますが、私もこうなった以上ナゴドまで勝ち上がる気でいます。
昨日の試合後もファンで集まって「ナゴドで金村が打席に立ったときの応援練習」などしましたし(^^;)
明日雨が心配ですが、ハマスタ行きます。名古屋のイトコまでやってきます。実はナゴド初日(日本シリーズ)も取れたら行く予定です
本当は私はヤクルトファンです。できればドラの優勝はナゴドで決まってくれればありがたいです。
kawaharaさんはヤクルトファンだったんですね。にもかかわらずハマスタの横浜中日戦ですか…心中お察し申し上げます。
ヤクルトはセの灯を保てる最後の望みですので、来週の3連戦にはぜひ頑張ってほしいです。