
前日は惜しい負け試合。この日も勝さん対マエケンの投げ合いだけに、投手戦となるのは必至です。
またも無援護の予感がプンプンする中、旧市民球場跡地からマツダへと向かいました。

この日も試合前にB・Bがスタンドに登場。広島の人にも覚えてもらえたかな?

交流戦期間ということで、パ・リーグ球団本拠地にちなんだメニューが売店にならんでいました。
こちらはジンギスカン¥700。ほかにもスープカレー¥700、牛タン麦とろろ丼¥1,000など大阪だけしょぼいですが多数のメニューが揃ってます。

試合前練習、いまいち接点が分からない4人が何やら話し込んでます。それにしてもどこでどう知り合ったのやら。

この日は広島市信用組合がスポンサーだそうで、行員さんが花束贈呈に登場しました。

小ネタの時間。この日は障害物競走のようです。

スラィリーがくぐれるギリギリの高さ。

入りそうで入らない球入れ。バケツの割に球が大きいようです。

結果はご覧の通り。「ご覧の通り」では分からないじゃないか、という方、それはそれで間違いではありません。最後はグデグデでした(笑)

さて試合です。カープは昇格したばかりの赤松をさっそく起用。

カープ先発の前田健は予想通りの好投。走者を全く出さないではありませんが、生還させそうな気配がありません。

勝さんも負けてはいません。

しかし3回、2死からニックのタイムリーで1点を失います。前日が前日でしたし、今日のマッチアップでこの1点はあまりに重い。序盤の逸機が惜しまれます。

で、例によってその後は両チームともゼロ並びで5回終了。グランド整備ではB・Bがきたためか、YMCAまで披露。

すると、スクリーンにはこんな案内が。カープ塗装の國鐡廣島JRの電車が近くを通過するとのことです。試合の結果は読めてきましたし、むしろこちらが気になります。

で、その電車がこちら。球場に近い線路を走っていたおかげで、バッチリ撮影できました!

一方試合は0-1のまま進み、7回裏には勝さんに代えて榊原が登板。

8回裏には3番手で乾が登板しましたが、その乾が抑えきれずピンチを作ってしまいます。

ここで起用されたのが植村。率直に言って「?」でした。
今は僅差のビハインドで試合終盤、しかも逆転するには絶対に抑えなければならないピンチです。植村のこれまでの役割はロングリリーフ、あるいは大差の場面で投げてきた植村を使うべきところだろうか?
しかも、翌日は休みですし、谷元を出し惜しみする理由はありません。確かに植村にとってはいい経験になるかも知れませんが、これで失敗すればダメージばかりが残るのでは?疑問と不安で埋め尽くされます。

悪い予想は的中します。ここで満を持して代打前田が登場すると、カープファンの歓声で場内は一気に高揚。そのままタイムリーを打たれ、欲しかった1点を逆に奪われてしまいます。

こうなると勢いは止まりません。堂林にはタイムリーを打たれ、さらに満塁としたあげく、倉には押し出しの四球を与えて0-4となってしまいました。

誰がどう見ても勝負が決まった時点で谷元登板。岱鋼の好守にも助けられ1球で外野フライ併殺に打ち取るものの、今更感は拭えません。
その岱鋼の守備にしても、並の外野手ならとにかく、今の岱鋼なら驚くほどのプレーでもないわけで、むしろ2回のバント失敗がかえって思い出されるぐらいです。

そして最終回、登板したのはサファテではなく今村でした。
ああ、なめられたな、というのが感想です。
確かにセーブのつかない場面にはなりましたが、展開からすればサファテが準備をしていたのは間違いありませんし、今村の登板は4点差になってから急に決まったものでしょう。
そんな投手をわざわざ出されるとは……さすがに不快でしたが、なめられる方が悪いのです。しかも先頭の岱鋼が凡退、ますます惨めな気分です。
この後加藤政がエラーで出塁し、スレッジが凡退して2死2塁。

ここで代打二岡のタイムリーで、遅まきながらファイターズが1点。二岡が地元で一矢報いてくれただけでも、まだ気が晴れました。
ただ、このあと糸井も死球を受けて出塁。なかなか試合が終わりません。

ここでカープはようやっとサファテを投入、これでカタが付きそうなものです。

ところが、急に登板予定が二転三転して調子が狂ったのか、サファテは大乱調。小谷野にタイムリー2塁打を打たれ、これで1点差。
こうなると広島で中田の打席が見たい。結果はとにかく見ておきたい。そんな期待をもって見ていると、田中賢が選んで出塁!絶好の場面、ここまで試合を見続けた甲斐があったというものです。

そして中田がやりました!左中間にタイムリー2塁打を放ち、ついに同点!さすが土壇場には強い男です。

8回裏までの流れはどこへやら、いまやファイターズが完全に押せ押せです。
その波に飲まれたか、稲葉の打席で小窪が痛恨のエラー。この間に3塁走者が生還し、あろうことかファイターズ、ついに逆転です!

さらにサファテが満塁としたところで江草が登板。飯山を抑えて長い9回表がようやく終わります。

となるとマウンドに上がるのは当然増井。

ふとベンチを見ると、先発した武田勝に加え、辛い登板となったはずの植村も身を乗り出しています。
これです、この姿勢。登板結果が思わしくなくても、降板しても最後までチームの応援をする姿勢。
ここには映っていませんが、もう一方の端では、栗山監督が試合中ほとんどずっと先頭に立っていました。確かにこの日の継投は「?」でしたが、指揮官が先頭に立っていく姿勢が見えるのは良いことです。

増井は9回裏をあっさり抑えて試合終了。抑えた中には表の守備でエラーをした2人も含まれていました。対照的な、あまりにも対照的な結果です。

試合結果。「勝負は下駄をはくまで分からない」とはまさにこのこと。
もっと言えば「なめてかかるからこうなる」という好例にすらなるのかも知れません。なめられたのはファイターズなのか、あるいは野球そのものなのかはこの際おくとして。
とはいえ、ファイターズの側にも序盤の逸機など、おかしな点があったのは確か。劇的な勝ち方に流されず、反省すべきを反省できなければ、いつまた自分たちが足元をすくわれるか分かりません。
もっとも、栗山監督のコメントを読む限り、その点は心配なさそうですが。

ヒロインは中田。昨年に続いて、地元で存在感を強く示すことができました。
またも無援護の予感がプンプンする中、旧市民球場跡地からマツダへと向かいました。

この日も試合前にB・Bがスタンドに登場。広島の人にも覚えてもらえたかな?

交流戦期間ということで、パ・リーグ球団本拠地にちなんだメニューが売店にならんでいました。
こちらはジンギスカン¥700。ほかにもスープカレー¥700、牛タン麦とろろ丼¥1,000など

試合前練習、いまいち接点が分からない4人が何やら話し込んでます。それにしてもどこでどう知り合ったのやら。

この日は広島市信用組合がスポンサーだそうで、行員さんが花束贈呈に登場しました。

小ネタの時間。この日は障害物競走のようです。

スラィリーがくぐれるギリギリの高さ。

入りそうで入らない球入れ。バケツの割に球が大きいようです。

結果はご覧の通り。「ご覧の通り」では分からないじゃないか、という方、それはそれで間違いではありません。最後はグデグデでした(笑)

さて試合です。カープは昇格したばかりの赤松をさっそく起用。

カープ先発の前田健は予想通りの好投。走者を全く出さないではありませんが、生還させそうな気配がありません。

勝さんも負けてはいません。

しかし3回、2死からニックのタイムリーで1点を失います。前日が前日でしたし、今日のマッチアップでこの1点はあまりに重い。序盤の逸機が惜しまれます。

で、例によってその後は両チームともゼロ並びで5回終了。グランド整備ではB・Bがきたためか、YMCAまで披露。

すると、スクリーンにはこんな案内が。カープ塗装の

で、その電車がこちら。球場に近い線路を走っていたおかげで、バッチリ撮影できました!

一方試合は0-1のまま進み、7回裏には勝さんに代えて榊原が登板。

8回裏には3番手で乾が登板しましたが、その乾が抑えきれずピンチを作ってしまいます。

ここで起用されたのが植村。率直に言って「?」でした。
今は僅差のビハインドで試合終盤、しかも逆転するには絶対に抑えなければならないピンチです。植村のこれまでの役割はロングリリーフ、あるいは大差の場面で投げてきた植村を使うべきところだろうか?
しかも、翌日は休みですし、谷元を出し惜しみする理由はありません。確かに植村にとってはいい経験になるかも知れませんが、これで失敗すればダメージばかりが残るのでは?疑問と不安で埋め尽くされます。

悪い予想は的中します。ここで満を持して代打前田が登場すると、カープファンの歓声で場内は一気に高揚。そのままタイムリーを打たれ、欲しかった1点を逆に奪われてしまいます。

こうなると勢いは止まりません。堂林にはタイムリーを打たれ、さらに満塁としたあげく、倉には押し出しの四球を与えて0-4となってしまいました。

誰がどう見ても勝負が決まった時点で谷元登板。岱鋼の好守にも助けられ1球で外野フライ併殺に打ち取るものの、今更感は拭えません。
その岱鋼の守備にしても、並の外野手ならとにかく、今の岱鋼なら驚くほどのプレーでもないわけで、むしろ2回のバント失敗がかえって思い出されるぐらいです。

そして最終回、登板したのはサファテではなく今村でした。
ああ、なめられたな、というのが感想です。
確かにセーブのつかない場面にはなりましたが、展開からすればサファテが準備をしていたのは間違いありませんし、今村の登板は4点差になってから急に決まったものでしょう。
そんな投手をわざわざ出されるとは……さすがに不快でしたが、なめられる方が悪いのです。しかも先頭の岱鋼が凡退、ますます惨めな気分です。
この後加藤政がエラーで出塁し、スレッジが凡退して2死2塁。

ここで代打二岡のタイムリーで、遅まきながらファイターズが1点。二岡が地元で一矢報いてくれただけでも、まだ気が晴れました。
ただ、このあと糸井も死球を受けて出塁。なかなか試合が終わりません。

ここでカープはようやっとサファテを投入、これでカタが付きそうなものです。

ところが、急に登板予定が二転三転して調子が狂ったのか、サファテは大乱調。小谷野にタイムリー2塁打を打たれ、これで1点差。
こうなると広島で中田の打席が見たい。結果はとにかく見ておきたい。そんな期待をもって見ていると、田中賢が選んで出塁!絶好の場面、ここまで試合を見続けた甲斐があったというものです。

そして中田がやりました!左中間にタイムリー2塁打を放ち、ついに同点!さすが土壇場には強い男です。

8回裏までの流れはどこへやら、いまやファイターズが完全に押せ押せです。
その波に飲まれたか、稲葉の打席で小窪が痛恨のエラー。この間に3塁走者が生還し、あろうことかファイターズ、ついに逆転です!

さらにサファテが満塁としたところで江草が登板。飯山を抑えて長い9回表がようやく終わります。

となるとマウンドに上がるのは当然増井。

ふとベンチを見ると、先発した武田勝に加え、辛い登板となったはずの植村も身を乗り出しています。
これです、この姿勢。登板結果が思わしくなくても、降板しても最後までチームの応援をする姿勢。
ここには映っていませんが、もう一方の端では、栗山監督が試合中ほとんどずっと先頭に立っていました。確かにこの日の継投は「?」でしたが、指揮官が先頭に立っていく姿勢が見えるのは良いことです。

増井は9回裏をあっさり抑えて試合終了。抑えた中には表の守備でエラーをした2人も含まれていました。対照的な、あまりにも対照的な結果です。

試合結果。「勝負は下駄をはくまで分からない」とはまさにこのこと。
もっと言えば「なめてかかるからこうなる」という好例にすらなるのかも知れません。なめられたのはファイターズなのか、あるいは野球そのものなのかはこの際おくとして。
とはいえ、ファイターズの側にも序盤の逸機など、おかしな点があったのは確か。劇的な勝ち方に流されず、反省すべきを反省できなければ、いつまた自分たちが足元をすくわれるか分かりません。
もっとも、栗山監督のコメントを読む限り、その点は心配なさそうですが。

ヒロインは中田。昨年に続いて、地元で存在感を強く示すことができました。
今回の負けはそれすら見えてきませんでした。(苦笑)
4点差になった直後に、併殺でチェンジになったのが
ある意味では最大の誤算だったかもしれません。
あるいは、サファテの契約に、セーブが付く場面でしか登板させないという条項でもあれば
話は変わってくるのですが、それも見えてきませんし。
あれがなかったら逆転はできてなかったんですよね。
つくづく、野球とは分からないものです。
>サファテ
セーブがつかない場面でも登板しているはずですし、契約ではないでしょうね。
先日のミコライオ登板の件と言い、これで首脳陣に愛想を尽かしていないかと……
自分も現地で見ていて「なぜ植村?」「なぜ今村?」という思いでした。
植村のところは、その前の阪神戦とかで森内と乾が厳しい場面を乗り切ったので、栗山監督が「もう一丁」を狙った気もしますね。
今村の方は、これが巷で言われている「野村采配」なんだろうなと(苦笑)
ハムの反撃が追いつけない程度で終わるのか追いつき追い越せるのか、対戦チームの実力を測るリトマス試験紙みたいに思えてきました。
植村に厳しい場面を経験させること自体は悪い発想ではないと思うんですが、
どうにも唐突感が拭えないんですよね。
ただそういう面も含め、栗山監督が考えていないとは思いませんし、
この試合を活かしてくれるだろうとは期待しています。