浅沼に戦力外通告

■　来季契約について（公式・2013年10月25日）


　期待してたのに（号泣


　旭川の星浅沼に、ついに戦力外通告が下されました。今年は一軍初出場もありましたし、来季につなげられたかなと思っていただけに、ショックです。
　とは言うものの、冷静に考えてみると、球団はよくここまで浅沼のことを見てきたものだ、とは思うんですよね。
　投手から野手への転向というのがあったにせよ、今季まで一軍出場がなかった選手ですから、その彼をここまで切らずにいた球団は責められるべきではないでしょう。
　それに、ここ数年、戦力外通告の話題が出るたびに、浅沼が生き残っていることには、正直なところある種の驚きは感じていましたし。
　こう言っちゃなんですが、いまいち理由が分からないんだけど、生き残っている。良く分からないけど、試合に出ていて、今季はついに一軍デビューですよ。
　ただ、ですね。
　いまいち分からない、良く分からない、ってことは、私には分からない「何か」が、浅沼にはあるのかも知れない。一ファンには計り知れない「何か」を、浅沼は持っているのかも知れない。
　そんな風に思えば、浅沼は理解を超えた存在になるのです。それを一言で表すならば、「ロマン」。
　そう、浅沼はロマンなんです。出場試合数や成績を超えたロマンなんです。
　それだけに、ことし一軍でデビューして、ヒットも打って、チャンスをつかめれば最高だったんですが、それもかなわないまま、ついに戦力外。ただただ残念の一言です。
　あと、こうなるんだったらせめて1本でもホームランを打っていれば、スーパー型スラガガー2世として名を残せただけに、こちらも本当に惜しまれます。
　浅沼の今後がどうなるかは分かりませんが、このまま放り出すのはあまりにも酷な話。せめて球団で仕事があれば、紹介してあげてほしいのですが……

　ちなみに、ブログのサブタイトルは、次のネタが思いつくまでこのままにします。分かってますけど、まだちょっと夢を見たいんですよ。