大阪ゴールドビリケーンズなきあとの今シーズン、住之江での独立リーグ開催はたった2試合です。そのうちの1試合が日曜日に行われました。
現在独立リーグで「大阪」を名乗るのは、元南海の門田博光氏が総監督を務める大阪ホークスドリーム。
ただし、球団が大阪市内にないことや、所属する関西独立リーグが三田城山や紀三井寺で試合を集中的に開催していることから、住之江での試合が非常に少なくなっています。
本日の対戦相手はソウル・ヘチ。昨年前期はソウル、後期は韓国、そして今年またソウルに名称を戻したようです。
試合前の国歌演奏。一瞬「あれ?」と思ったら、先に流れたのは韓国の愛国歌でした。
続いて日本側。
ホークスドリームの監督を務めるのは、元ファイターズの田中実氏。田中(大内)実としてファイターズで、その後金実(キム・シル)として韓国プロ野球で活躍した人物です。
スタンドを見ると、ファイターズ時代のビジターのオレンジユニを着て応援する観客もいました。
さて、本日のスタメン。去年まではホームチームの選手ぐらいは分かったのですが……
ホークスドリームの先発、黒田。
ヘチは黄徳均が先発です。
序盤は0-0で進みますが、5回表、ヘチは1死1,2塁のチャンスで1番金辰錫がレフトフェンス直撃の二塁打を放ち、2点を先制します。
ホークスドリームもすぐさま反撃。5回裏、内野ゴロエラーと暴投で1死3塁のチャンスを作ると、胃の上のタイムリーでまず1点を返します。
その後2死2塁とした場面で、内田の打球は内野ゴロ。しかし、ファーストの捕球ミスで走者が生還、同点となりました。
ところが、直後に内田が1塁ベースを離れて2塁への進塁意思を見せたとされ、タッチアウト。これには田中監督も抗議に出ますが、判定は覆りません。
続く6回表、ホークスドリームは2番手佐々木をマウンドに送ります。
この回、ヘチは無死1,2塁のチャンスを作り、珍鎭鎬がバントを試みます。しかし、2ストライク後の投球でよけたバットにボールが辺り、これがファウルとなってスリーバント失敗とされます。
この判定に三塁コーチが抗議しますが(専属の通訳がいないのか、打者が間に立っていました)こちらも判定は変わりませんでした。結局ヘチは無得点です。
その裏にヘチの投手も代わります。
真ん中の漢字が読めませんorz
IMEパッドでも出ませんし、そもそもスコアボードが合ってるのかどうかも疑問ですが。
ホークスドリームの佐々木は1イニングで交代。7回表には3番手滝口が上がります。
滝口は2アウトまでは取ったものの、続く金東民にヒットと盗塁を許し、さらに梁相禹の内野ゴロがエラーとなり、ヘチが再び勝ち越しました。
8回表、ホークスドリームの投手は土井。ピンチは作るも失点はせず、味方の反撃を待ちます。
しかし、その裏ホークスドリームは先頭森本がヒットと盗塁を見せるも、直後に牽制死。反撃ムードが冷めてしまいます。
結局その後両チームとも得点はないままゲームセット。
3-2で、4月のスプリングカップ優勝以降波に乗れなかったヘチが勝ち星を手に入れました。
ヒーローインタビューも、通訳は別の選手が務めます。なかなかハードな環境だとは思いますが、野球も含めて日本に慣れるには悪くないことだとも思います。
結果としてロースコアのこの試合。エラーや凡ミスが目についたのは残念ですが、それを除けば、観る分には悪くない試合でした。
ただ、この日の観客数は主催者発表で220人ちょっと。昨年までなら、もっと入っていたと思うのですが。
何より、球場を見渡してみると、
出店が1つもなくなってしまった球場前。
ビジター側の座席。リードをとる人はいましたが、ほかに応援団らしい人はいません。他のチームだと、また違ってくるのかも知れませんが……
そして、昨年までなら熱い応援が繰り広げられていた1塁側も、火が消えてしまった状態。
寂しい、よね。
現在独立リーグで「大阪」を名乗るのは、元南海の門田博光氏が総監督を務める大阪ホークスドリーム。
ただし、球団が大阪市内にないことや、所属する関西独立リーグが三田城山や紀三井寺で試合を集中的に開催していることから、住之江での試合が非常に少なくなっています。
本日の対戦相手はソウル・ヘチ。昨年前期はソウル、後期は韓国、そして今年またソウルに名称を戻したようです。
試合前の国歌演奏。一瞬「あれ?」と思ったら、先に流れたのは韓国の愛国歌でした。
続いて日本側。
ホークスドリームの監督を務めるのは、元ファイターズの田中実氏。田中(大内)実としてファイターズで、その後金実(キム・シル)として韓国プロ野球で活躍した人物です。
スタンドを見ると、ファイターズ時代のビジターのオレンジユニを着て応援する観客もいました。
さて、本日のスタメン。去年まではホームチームの選手ぐらいは分かったのですが……
ホークスドリームの先発、黒田。
ヘチは黄徳均が先発です。
序盤は0-0で進みますが、5回表、ヘチは1死1,2塁のチャンスで1番金辰錫がレフトフェンス直撃の二塁打を放ち、2点を先制します。
ホークスドリームもすぐさま反撃。5回裏、内野ゴロエラーと暴投で1死3塁のチャンスを作ると、胃の上のタイムリーでまず1点を返します。
その後2死2塁とした場面で、内田の打球は内野ゴロ。しかし、ファーストの捕球ミスで走者が生還、同点となりました。
ところが、直後に内田が1塁ベースを離れて2塁への進塁意思を見せたとされ、タッチアウト。これには田中監督も抗議に出ますが、判定は覆りません。
続く6回表、ホークスドリームは2番手佐々木をマウンドに送ります。
この回、ヘチは無死1,2塁のチャンスを作り、珍鎭鎬がバントを試みます。しかし、2ストライク後の投球でよけたバットにボールが辺り、これがファウルとなってスリーバント失敗とされます。
この判定に三塁コーチが抗議しますが(専属の通訳がいないのか、打者が間に立っていました)こちらも判定は変わりませんでした。結局ヘチは無得点です。
その裏にヘチの投手も代わります。
真ん中の漢字が読めませんorz
IMEパッドでも出ませんし、そもそもスコアボードが合ってるのかどうかも疑問ですが。
ホークスドリームの佐々木は1イニングで交代。7回表には3番手滝口が上がります。
滝口は2アウトまでは取ったものの、続く金東民にヒットと盗塁を許し、さらに梁相禹の内野ゴロがエラーとなり、ヘチが再び勝ち越しました。
8回表、ホークスドリームの投手は土井。ピンチは作るも失点はせず、味方の反撃を待ちます。
しかし、その裏ホークスドリームは先頭森本がヒットと盗塁を見せるも、直後に牽制死。反撃ムードが冷めてしまいます。
結局その後両チームとも得点はないままゲームセット。
3-2で、4月のスプリングカップ優勝以降波に乗れなかったヘチが勝ち星を手に入れました。
ヒーローインタビューも、通訳は別の選手が務めます。なかなかハードな環境だとは思いますが、野球も含めて日本に慣れるには悪くないことだとも思います。
結果としてロースコアのこの試合。エラーや凡ミスが目についたのは残念ですが、それを除けば、観る分には悪くない試合でした。
ただ、この日の観客数は主催者発表で220人ちょっと。昨年までなら、もっと入っていたと思うのですが。
何より、球場を見渡してみると、
出店が1つもなくなってしまった球場前。
ビジター側の座席。リードをとる人はいましたが、ほかに応援団らしい人はいません。他のチームだと、また違ってくるのかも知れませんが……
そして、昨年までなら熱い応援が繰り広げられていた1塁側も、火が消えてしまった状態。
寂しい、よね。
チェ・ジェボン(崔在鳳)監督とのことです。
wikipediaの項目には、漢字表記がされていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%81
ただ、どんな経歴なのかが、日本語で検索しても出てこないんですよね…。
あと、申□好投手は、同じく週ベの記事で名前が出ていたシン・ジャンホ投手、
□は菖のような字ではないでしょうか。
「昌」の韓国読みがチャンだと考えれば、比較的辻褄が合うと思います。
ソウル・ヘチは、民潭が大々的に宣伝なんかをしても面白そうなんですけどね。
ただ、一方で色々と面倒なことも想定されるので、
難しいのかなぁ、と思うところもあります。
>チェ・ジェボン(崔在鳳)監督
ひょっとしてと思って、Choi Jae Bongで調べてみたのですが、
違う人ばかり出てきて、結局分かりませんでした……
>申□好投手
実は、移転先が分からなくなっていたヘチのサイトが見つかりまして、
そこでは「申昌好」という表記になってました。
ただ、それにしてもスコアボードの表記が違い過ぎるんですよね。
黄徳均投手はちゃんと表示されてるので、ボードの不具合とも考えにくいですし、
「昌」の異体字にも似たようなのはないので、ややこしいです。
で、ヘチのサイトを見ると、生野のコリアタウンの広告は掲載されてるんですよね。
ただ、それより大規模な団体が宣伝するとなると、
なんというか、ある顔を立てようと思えば別の顔が立たなくなる、
という状況になることは想像できますし、両立も難しいんでしょうね。
崔在鳳監督について、検索してみました。韓国にプロ野球が出来る以前、実業団時代の選手です。SKワイバーンズの金星根監督とバッテリーを組んだこともあるようです。
韓国のサイトでは、現役時代に満塁ホームランを打った時の新聞記事が見られるようです。
http://dna.naver.com/viewer/index.nhn?articleId=1975041500329208001&edtNo=2&printCount=1&publishDate=1975-04-15&officeId=00032&pageNo=8&printNo=9092&publishType=00020
今よりも漢字が多いので、なんとなく分かるかもしれません。
漢字を頼りに、「企銀」に属していた崔在鳳選手が満塁HRを打って、
企銀チームが陸軍チームに大勝したことは分かりました。
この頃は軍隊や農協もチームを持ってたんですね。
現代の身売り話が出たときに、農協が代わって球団を持つという話があり、
なんで農協?と思ったのですが、これで納得しました。