プロ野球変則ダブルヘッダー後半戦は関西独立リーグ、住之江の大阪神戸戦です。
前半が無駄に長引いたので移動がちょっと心配でしたが、それでも試合開始30分ぐらい前には到着することができました。
住之江球場で買ったビリケーンズドッグ。軽食にビールのつまみにもピッタリで、たったの300円。今回が特別出品とのことですが、ぜひレギュラーメニューにしてほしいものです。
とはいえ、それだけじゃ足りないんで、カレーも食べることにしました(450円)。
いたってフツーのカレーですが、球場で食べる分には風情があっていいものです。
さて、この日は「仁丹スペシャルナイター」ということで、住之江球場は仁丹一色(なんじゃそら
入場ゲート前には仁丹商品の特設販売コーナーが設けられたのですが、なんと売上は全部ビリケーンズに寄付されるとのこと。
ただでさえ大人通常1,000円の入場料が無料になったのに、さすがに驚きましたよ。
試合前には、仁丹取締役からのご挨拶。
引き続いて、両チームの選手に青汁のプレゼント。
係員もカメラマンも仁丹のTシャツ姿です。
スタンドでも緑茶青汁の試飲会を実施。私も飲んでみましたが、飲みづらいなんてことはまったくなく、しっかり飲める青汁でした。
そう言えば、連休の鎌ケ谷でも青汁の試飲会をやってたような……トレンドなんですかね?
さて、さらに続いては始球式です。この日は仁丹のキャラクター、「仁丹おじさん」が始球式を務めるということで、私も注目していたのです。
仁丹といえば、ご存じ貴族然とした男性のイラスト。ということは、そのイラストに似た着ぐるみが来るのかな、と思っていたのです。
ところが、
人間でしたΣ[0し0;;]
そりゃま、確かに仁丹だしおじさんなんですけど、完全に虚を突かれた気分です。
仁丹おじさんは救心、じゃなかった、球審からボールを受け取りマウンドへ。
で、なんで肝心の始球式の画像がぶれるかなぁ(涙
ともあれ、無事に始球式も終了。ただ、仁丹おじさんの仕事はこれからです。
イニングの合間、いかにも昭和な「仁丹の歌」に乗って登場。大阪応援団からは森下仁丹コールまで起こります。
そりゃ、この苦しい時期にスポンサーとして支援してくれるんですから、ファンからすればありがたいに決まってますよ。
ただコールがよほど嬉しかったのか、最後の方は仁丹おじさんがコールに合わせて飛び跳ねる場面すらありましたが[;;0J0]
ちなみに、気になって調べてみたら仁丹の歌の歌詞がありました。古いCMソングとはいえ、ちゃんと情報がアップされてるもんなんですね。
で、調べてる過程で森下仁丹の歴史的資料をまとめた「森下仁丹歴史博物館」サイトを見つけました。
明治から今に至るさまざまな広告があって、見ていて楽しかったのですが、その中にこんなものが……
話を戻して、イニング間のアトラクションです。まずは青汁早飲み競争。さすがに仁丹早食い競争はなかったです。小さ過ぎて見えないでしょうし[;;0J0]
今度はマスコット競争です。
ホームベース裏を回って1塁側のゴールまで、結構距離があります。優勝したのは、
君かい[;;ーJー]
確かに、前回のイベントでは、遅過ぎると私もツッコミを入れました。
ですが、だからって子ども相手に本気を出さなくてもねぇ。
ぶっちぎりでゴールしたちびけーん相手に、1塁側スタンドからは「大人げないぞ!」とヤジが飛んでました(苦笑)
試合の方では、終盤に吉田が登場。投球練習の時点で人だかりができてます。
4番手として8回2アウトからマウンドへ。やはりスタンドの反応が違います。
ただ、この日は制球が定まらず、先頭打者に2塁打を打たれたあと、死球・四球で2死満塁としてしまいます。
その後の平松をセカンドフライに打ち取り、なんとか無失点では切り抜けますが、この日の投球内容には悔しさが残るようでした(当然と言えば当然ですが)。
で、最終スコアはご覧の通り。実はこの日は同率首位同士の対決だったんですが、これで大阪が一歩リードです。
試合後のインタビューは、大阪・神戸双方から監督・選手が出てきました。
村上監督。相変わらず男前です。
この日勝ち越し打を放った、キャプテンの平松。
中田監督はインタビューの流れで、郷ひろみのモノマネまで披露。
そして吉田。投球内容に関しては、2塁打を打たれたことより、その後の四死球が悔しかったようです。
ナックルボールの性質上、制球はつけづらいのでしょうが、確実にストライクが取れる球があった方がいいのはいいんですよね。
とはいえ、ナックルボーラーとしての持ち味を殺してしまうのも実にもったいない。
今後どういう方針で成長していこうとするのか、中田監督とよく話し合って、じっくり考えてくれればと思います。って、もう考えてはいるんでしょうけどね。
森下仁丹の提供で実現した、仁丹スペシャルナイター。関西独立リーグファンとしては、非常にありがたいの一言です。
実を言うと、当初スペシャルナイターの話を知った時は、森下仁丹がなぜここまでするのか、疑問に思った部分もありました。
仁丹と言えば100年以上の歴史を誇る商品なわけで、名前を聞いたことがない人は(少なくとも関西では)そういないでしょうし。
ただ、森下仁丹の歴史を紐解いてみると、メディアのみならず、広告塔、町名看板など、ありとあらゆる形で広告を提供してきたのが分かります。
そういう企業だからこそ、危機に瀕した、とはいえそのせいで知名度が飛躍的に増したリーグの球団をさらにサポートしようと思ったのかも知れません。
さらには、森下仁丹の広告に対する理念も、大阪を地盤として成長しようとする球団を応援する理由の大きな1つとなっているのでしょう。
ですが、それだけかな、と思う部分もあります。
この試合で、森下仁丹という企業は間違いなく主役でした。下手をすると、この試合に出場したどの選手よりも、仁丹おじさんが目立っていたかも知れません(笑)
そして、この試合を見にきた2,000人以上の観客、中でも大阪や関西独立リーグのファンからすれば、仁丹の企業イメージは飛躍的に向上したことでしょう。
そんな人からすれば、同じ薬や青汁を買うにしても、やっぱり森下仁丹で、となるでしょう。私だって帰りに仁丹を買いましたし。
観客が少ない分、宣伝効果は狭いかも知れませんが、コアなファンになればなるほど、効果は深くなっていきます。
ひょっとして、ホントに欲しかったのはこれかな、と思うのです。企業がプロ野球球団をサポートすることで、ファンがその企業を支持する、という関係。
関西独立リーグが、そういう良い関係を結ぶ媒体となれば、リーグが存在する大きな理由がまた1つ増えるというものです。
前半が
住之江球場で買ったビリケーンズドッグ。軽食にビールのつまみにもピッタリで、たったの300円。今回が特別出品とのことですが、ぜひレギュラーメニューにしてほしいものです。
とはいえ、それだけじゃ足りないんで、カレーも食べることにしました(450円)。
いたってフツーのカレーですが、球場で食べる分には風情があっていいものです。
さて、この日は「仁丹スペシャルナイター」ということで、住之江球場は仁丹一色(なんじゃそら
入場ゲート前には仁丹商品の特設販売コーナーが設けられたのですが、なんと売上は全部ビリケーンズに寄付されるとのこと。
ただでさえ大人通常1,000円の入場料が無料になったのに、さすがに驚きましたよ。
試合前には、仁丹取締役からのご挨拶。
引き続いて、両チームの選手に青汁のプレゼント。
係員もカメラマンも仁丹のTシャツ姿です。
スタンドでも緑茶青汁の試飲会を実施。私も飲んでみましたが、飲みづらいなんてことはまったくなく、しっかり飲める青汁でした。
そう言えば、連休の鎌ケ谷でも青汁の試飲会をやってたような……トレンドなんですかね?
さて、さらに続いては始球式です。この日は仁丹のキャラクター、「仁丹おじさん」が始球式を務めるということで、私も注目していたのです。
仁丹といえば、ご存じ貴族然とした男性のイラスト。ということは、そのイラストに似た着ぐるみが来るのかな、と思っていたのです。
ところが、
人間でしたΣ[0し0;;]
そりゃま、確かに仁丹だしおじさんなんですけど、完全に虚を突かれた気分です。
仁丹おじさんは救心、じゃなかった、球審からボールを受け取りマウンドへ。
で、なんで肝心の始球式の画像がぶれるかなぁ(涙
ともあれ、無事に始球式も終了。ただ、仁丹おじさんの仕事はこれからです。
イニングの合間、いかにも昭和な「仁丹の歌」に乗って登場。大阪応援団からは森下仁丹コールまで起こります。
そりゃ、この苦しい時期にスポンサーとして支援してくれるんですから、ファンからすればありがたいに決まってますよ。
ただコールがよほど嬉しかったのか、最後の方は仁丹おじさんがコールに合わせて飛び跳ねる場面すらありましたが[;;0J0]
ちなみに、気になって調べてみたら仁丹の歌の歌詞がありました。古いCMソングとはいえ、ちゃんと情報がアップされてるもんなんですね。
で、調べてる過程で森下仁丹の歴史的資料をまとめた「森下仁丹歴史博物館」サイトを見つけました。
明治から今に至るさまざまな広告があって、見ていて楽しかったのですが、その中にこんなものが……
話を戻して、イニング間のアトラクションです。まずは青汁早飲み競争。さすがに仁丹早食い競争はなかったです。小さ過ぎて見えないでしょうし[;;0J0]
今度はマスコット競争です。
ホームベース裏を回って1塁側のゴールまで、結構距離があります。優勝したのは、
君かい[;;ーJー]
確かに、前回のイベントでは、遅過ぎると私もツッコミを入れました。
ですが、だからって子ども相手に本気を出さなくてもねぇ。
ぶっちぎりでゴールしたちびけーん相手に、1塁側スタンドからは「大人げないぞ!」とヤジが飛んでました(苦笑)
試合の方では、終盤に吉田が登場。投球練習の時点で人だかりができてます。
4番手として8回2アウトからマウンドへ。やはりスタンドの反応が違います。
ただ、この日は制球が定まらず、先頭打者に2塁打を打たれたあと、死球・四球で2死満塁としてしまいます。
その後の平松をセカンドフライに打ち取り、なんとか無失点では切り抜けますが、この日の投球内容には悔しさが残るようでした(当然と言えば当然ですが)。
で、最終スコアはご覧の通り。実はこの日は同率首位同士の対決だったんですが、これで大阪が一歩リードです。
試合後のインタビューは、大阪・神戸双方から監督・選手が出てきました。
村上監督。相変わらず男前です。
この日勝ち越し打を放った、キャプテンの平松。
中田監督はインタビューの流れで、郷ひろみのモノマネまで披露。
そして吉田。投球内容に関しては、2塁打を打たれたことより、その後の四死球が悔しかったようです。
ナックルボールの性質上、制球はつけづらいのでしょうが、確実にストライクが取れる球があった方がいいのはいいんですよね。
とはいえ、ナックルボーラーとしての持ち味を殺してしまうのも実にもったいない。
今後どういう方針で成長していこうとするのか、中田監督とよく話し合って、じっくり考えてくれればと思います。って、もう考えてはいるんでしょうけどね。
森下仁丹の提供で実現した、仁丹スペシャルナイター。関西独立リーグファンとしては、非常にありがたいの一言です。
実を言うと、当初スペシャルナイターの話を知った時は、森下仁丹がなぜここまでするのか、疑問に思った部分もありました。
仁丹と言えば100年以上の歴史を誇る商品なわけで、名前を聞いたことがない人は(少なくとも関西では)そういないでしょうし。
ただ、森下仁丹の歴史を紐解いてみると、メディアのみならず、広告塔、町名看板など、ありとあらゆる形で広告を提供してきたのが分かります。
そういう企業だからこそ、危機に瀕した、とはいえそのせいで知名度が飛躍的に増したリーグの球団をさらにサポートしようと思ったのかも知れません。
さらには、森下仁丹の広告に対する理念も、大阪を地盤として成長しようとする球団を応援する理由の大きな1つとなっているのでしょう。
ですが、それだけかな、と思う部分もあります。
この試合で、森下仁丹という企業は間違いなく主役でした。下手をすると、この試合に出場したどの選手よりも、仁丹おじさんが目立っていたかも知れません(笑)
そして、この試合を見にきた2,000人以上の観客、中でも大阪や関西独立リーグのファンからすれば、仁丹の企業イメージは飛躍的に向上したことでしょう。
そんな人からすれば、同じ薬や青汁を買うにしても、やっぱり森下仁丹で、となるでしょう。私だって帰りに仁丹を買いましたし。
観客が少ない分、宣伝効果は狭いかも知れませんが、コアなファンになればなるほど、効果は深くなっていきます。
ひょっとして、ホントに欲しかったのはこれかな、と思うのです。企業がプロ野球球団をサポートすることで、ファンがその企業を支持する、という関係。
関西独立リーグが、そういう良い関係を結ぶ媒体となれば、リーグが存在する大きな理由がまた1つ増えるというものです。
http://phosphatidylserine.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_9d76.html
こんな商品も出していた訳で(プロ野球の素って言う綱島理友さんが初めて上梓したプロ野球本の表紙にこのメダルバッジが並べられてる)野球も地域も何とか盛り上げたいって思ってるハズでしょうね。
どうしても後ろ向きになりがちな現在、この積極的なアプローチは素晴らしいですよ。
研究・開発費が大きなウェイトを占めるだけに、2004年に動けなかったのが残念と言えば残念。
今年の内に観てみたいのは山々なんでが…orz
しかし、今まで仁丹に目を向けることが無かったのが意外な自分にちょっと驚いてます。阪神の売店にあるのは知ってるんですけどね。
しかし、「仁丹早食い競争」はワロタ
名前を見ただけでドキドキするようなビッグネーム揃いじゃないですか。
個人的には、バルボンさん入ってるのが一番驚きでした。
ちなみに、関西独立リーグは後期日程もすでに決まってますし、
夏休み期間の試合もあるみたいですよ。
なので、ご都合がつけば、ぜひぜひ。
営業努力が疎かになる例はままあるのでしょう。
森下仁丹も、そうならないために新たな宣伝活動が必要なわけで。
ただ、そこで関西独立リーグを選んだのは興味深いですし、
こういう広告活動が、ぜひ売上アップに結びつけばと思います。