ダルビッシュ移籍会見雑感

　テキサス・レンジャーズに移籍したダルビッシュの公開会見が今日の夕方に開かれました。
　正直言うとしまえびFAの時より寂しいので、あまり見たくない気持ちはあったのですが、それもファンとしてどうかと思い、先ほどスポーツ紙等の報道を一通り見たところです。
　ちなみに、一問一答は下記のリンクで読むことができます。

■　日本の打者に“苦言”／ダル一問一答（ニッカン・2011年1月24日）

　思いがうまくまとまらない部分はありますが、何より、モチベーションの問題と言われると、そりゃそうだよなぁとしか言いようがないんですよね。
　日本最高の投手の評価をほしいままにしてきたダルビッシュ。よほどのことがない限り、その評価が大きく揺らぐことはないでしょう。そこで満足するのも1つの選択です。
　ただ、もう1つの選択もあります。あくまでも自分を成長させ、高めようとするという選択です。
　しかし、立ちはだかろうとする打者がいなければ、現状維持以上を求める理由はありません。そのような環境を是とするか、非とするか。ダルビッシュは、後者を選ばずにはいられなかったのでしょう。
　仮に野球をビジネスとして割り切るにしても、それならアメリカに行った方がはるかに有利なわけで、かえって日本に残る根拠がなくなります。
　そう考えると、仕方ないのかな、という気はします。彼が求める環境を、もはや日本の野球界は用意できないのですから。もっとも、それで気持ちが割り切れるわけではないのですが……




　ただ、会見について調べる過程で謎のグラサン男が誰か分かったのは収穫でしたが。




　最初は通りすがりの人だと思ってたのは内緒です