にわか日ハムファンのブログ記念館

2004年8月から2014年6月にかけて更新してきた当ブログを静態保存しております。

元ファイターズ下柳投手が事実上の引退報告

2013-03-21 06:56:22 | 北海道日本ハムファイターズ
■ 皆様(下柳剛オフィシャルブログ・2013年3月20日)

 「ユニフォームを脱ぐ事を決めました」と書いていますから、これは普通に考えれば引退宣言なのでしょう。
 ただ、冒頭の文章といい、「チャンスがあれば投げれる様」という言葉といい、まだ投手としての、というか、投手へのこだわりを捨てていないのがありありとしているんですよね。
 それだけに、完全に引退してしまうという宣言ではなくて、「ひとまず」と考えるのがいいのかも知れません。実際に今後どうなるのかは誰にも分かりませんが……

 下柳の名前を知ったのはダイエー時代のことです。
 といっても当時阪神ファンだった私のこと、まして交流戦もない時代、実物を見たわけではなくて、スーパーファミコン版のファミスタで名前が出ていて、割と珍しい名前なので覚えた、というぐらいです。
 ちなみに、同じ理由でロッテの南渕も覚えました。
 で、そこから気がついたら日ハムに移籍して、どういうわけか先発になっていて、ある日突然トレードで阪神に来ることを知った、というのが、私にとってのファイターズの下柳です。
 さらに加えるとすれば、日ハム在籍当時から阪神ファンだったというのを移籍後に知ったというぐらいでしょうか。
 つまり、ファイターズ時代の下柳については、ほとんど知らないというのが正直なところです。
 むしろ、2003年の阪神リーグ優勝時代の活躍や、その後FA宣言した際に愛犬ラガーくんの待遇がやたら話題になったことの方が、私にとっては印象が強いのです。
 とはいえ、ファイターズ在籍時代の成績を見れば、中継ぎとして、後に先発として投手陣を支えたことは確かです。
 また、その後エースを張った金村解説員にとっても、彼は頼れる存在だったようです。例の事件の時には片岡とともに呼び出しを喰らわせて、殴りでもするかと思いきや激励したということもありましたし。
 ということもあり、下柳の「引退」について当ブログで扱うかどうかは、正直なところ迷いました。
 ただ、個人的に思い入れのある選手であることは確かですし、それに、ほら、やっぱり「にわか日ハムファンのブログ」ですから、ファイターズ時代のことを知らなかろうがいいんじゃないかと(笑)
 そういうわけですので、下柳投手、まずは、本当にお疲れ様でした。ファイターズファンとしてじゃない気がするけど、でもあなたに夢をもらったのは間違いありません。ありがとうございました。

 それにしても、今後下柳氏がどういう道に進むのかは気になります。
 「これからは違う角度から野球を勉強したい」とありますが、間違っても在阪テレビ局で解説をするキャラじゃないですし。地元で城島とテレビ番組でも持ちますかねぇ……


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6 コメント

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Unknown (M・K)
2013-03-21 19:36:02
アメリカの独立リーグからオファーがあったようですが、
肩か肘に痛みが出てしまい、契約を断念したそうです。

日ハム時代にイチローから三振を奪った男として話題になったのを、
Wikipediaで思い出しました。
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個人的に思い入れがあります (アキ)
2013-03-21 21:32:54
日ハム時代は、剛速球、阪神時代は技巧派というイメージがあります。
阪神時代はドラゴンズ相手に勝ちまくって、ドラゴンキラーの印象があります。ドラファンにとっても、愛着がある選手だと思います。

「違う角度から野球を勉強したい」コーチとしての打診があったのか?早い時期に投手コーチとして、どこかのユニフォーム着る事になるんじゃないでしょうか?

生年月日が同じ奈良原さんと、同じユニフォーム着る事になりませんかねえ。
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M・Kさん (ルパート・ジョーンズ)
2013-03-21 21:56:13
ラストチャンスで故障とは、おお、もぅ……

そういえば、イチローが三振したというだけで昔は大騒ぎでしたよね。
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アキさん (ルパート・ジョーンズ)
2013-03-21 22:01:57
下柳が投げる日に限って打線が目覚めるという時期もあったような(笑)
ともあれ、今すぐかどうかは分かりませんが、遠くないうちにコーチで声がかかるでしょうね。
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Unknown (アルビレオ)
2013-03-22 02:28:49
鷹からハムに移籍したとき誰かが言ってた
「彼は勝ってる試合でも敗戦処理でも試合で投げられることが楽しくてしかたない特殊なタイプなので使いこなすのが難しい。根本さんはそれができたけど王さんには無理だった」
ってのが一番印象に残ってますね。

イチローの三振はストレートでキメたのが見事で、イチローも中途半端なスイングでの三振にはならなかったので納得という感じでした。

引退については「もうやめる覚悟はできたけど、もしやって欲しいと手をあげてくれるところがあれば」という含みを持たせてるんだと思います。
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アルビレオさん (ルパート・ジョーンズ)
2013-03-22 06:30:38
うーむ、根本さんなら使いこなせたけど王さんには無理だった、ですか……
どこでも投げられるタイプなだけに、かっちりした継投パターンを求める監督の下では、
かえって自由に投げられないということだったんでしょうかね。

>引退について
野茂さんや高津さん辺りも、同じような気持ちなのかも知れませんね。
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