■ ダルビッシュ選手のポスティングに関して(公式・2011年12月8日)
■ ファンの皆様へ~ご報告~(ダルビッシュ有公式ブログ・2011年12月8日)
やはり、ですね。喜ぶ気もなければ悲しむ気も怒る気もなく、かといって無関心というわけでもなく、何とも言いようのない感情……感情?というのとも違うかも知れません。とにかく、やはり、という感想です。
ダル本人の報告を見ても、冷静かつ簡潔な内容で、高揚感などかけらもありません。この辺、もうイチローしか見えない川とはだいぶ違います。
「辛いです……ファイターズが好きだから……」ぐらい言えばよかったのに。
さておき、今後はポスティング制度による入札、それが成功すれば入団交渉と続いていくわけですが、その際に希望したいのは、自分や自分への評価を押し通せと。
ダルは日本最高の投手としての名声を確立した選手です。とはいえ、大方のアメリカ人からすれば、ローカルリーグの有名選手レベルの認識でしょう。名前すらロクに発音できなくても不思議ではありません。
そんな彼らの認識に合わせていると、応札金額や契約金・年俸も抑えられるでしょうし、入団が決まったとしても、調整法から何から、アメリカ式を強いられることにもなりかねません。
ただ、そうなることはダルにとってふさわしくないばかりか、ファイターズ、いや、日本プロ野球が低く見られることを意味します。それは甘んじるべきものではありません。
それだけに、とにかくダル自身にも球団にも、基準を高く設定してもらいたいと。
まずは入札を受諾する金額、次いでは契約金や年俸その他の条件、さらにはチーム内での待遇、すべてにおいて相応以上の要求を示し、それが満たせないなら応札を受けませんよ、ぐらいの態度を示せばいいのです。
先程紹介したダルのブログのエントリには、「挑戦」という言葉はありません。彼にとって渡米は移籍の1種類であり、それより高次のものではないのかも知れません(もっとも、彼の心中は分かりませんが)。
だとしたら、私も「夢へのチャレンジを応援」などという、カッコいいようで実は卑屈(「チャレンジ」という時点で自分たちが下位の存在だと認めたに等しい)極まりないことは言いません。
言うとすれば、奴らの目にモノ見せてやれと。
ところで、☆の真田はどうするんでしょうか?
■ ファンの皆様へ~ご報告~(ダルビッシュ有公式ブログ・2011年12月8日)
やはり、ですね。喜ぶ気もなければ悲しむ気も怒る気もなく、かといって無関心というわけでもなく、何とも言いようのない感情……感情?というのとも違うかも知れません。とにかく、やはり、という感想です。
ダル本人の報告を見ても、冷静かつ簡潔な内容で、高揚感などかけらもありません。この辺、もうイチローしか見えない川とはだいぶ違います。
さておき、今後はポスティング制度による入札、それが成功すれば入団交渉と続いていくわけですが、その際に希望したいのは、自分や自分への評価を押し通せと。
ダルは日本最高の投手としての名声を確立した選手です。とはいえ、大方のアメリカ人からすれば、ローカルリーグの有名選手レベルの認識でしょう。名前すらロクに発音できなくても不思議ではありません。
そんな彼らの認識に合わせていると、応札金額や契約金・年俸も抑えられるでしょうし、入団が決まったとしても、調整法から何から、アメリカ式を強いられることにもなりかねません。
ただ、そうなることはダルにとってふさわしくないばかりか、ファイターズ、いや、日本プロ野球が低く見られることを意味します。それは甘んじるべきものではありません。
それだけに、とにかくダル自身にも球団にも、基準を高く設定してもらいたいと。
まずは入札を受諾する金額、次いでは契約金や年俸その他の条件、さらにはチーム内での待遇、すべてにおいて相応以上の要求を示し、それが満たせないなら応札を受けませんよ、ぐらいの態度を示せばいいのです。
先程紹介したダルのブログのエントリには、「挑戦」という言葉はありません。彼にとって渡米は移籍の1種類であり、それより高次のものではないのかも知れません(もっとも、彼の心中は分かりませんが)。
だとしたら、私も「夢へのチャレンジを応援」などという、カッコいいようで実は卑屈(「チャレンジ」という時点で自分たちが下位の存在だと認めたに等しい)極まりないことは言いません。
言うとすれば、奴らの目にモノ見せてやれと。
ところで、☆の真田はどうするんでしょうか?
今日まで、なかなか発表がなかったので、来季もファイターズでプレーするものと思っていたのですが。
どの球団か入札するのかわかりませんが、ダルならメジャーでも充分に通用すると思います。
FAで来る選手が「我が球団へようこそ」なら、ポスティングの選手は「うちが買ったんだからガタガタ言うな」くらい違うのだとか。
今回はどういうことになるのか、非常に興味深いものがあります。
ローテーションや球数制限など克服すべきポイントもありますが、普通にやればこれまでのダルビッシュ的な成績は残せるでしょうし、サイ・ヤング賞だって十分に狙えると思います。そのくらいの投手ですからね。
個人的には、ハム的にありえない大金が転がり込んでくるのを球団がどう使うのか興味があります。
幸い札幌は既に屋根がついてます(笑)
案外、元広島のラモン・ラミーレスみたいになるかもしれません。
30万ドルでヤンキースに落札された後、移籍先でセットアッパーとして開花するのです。
ただ、選手側にも条件を指定する権利は本来あるべきで。
だからこそ選手会がポスティング制度に賛成していないわけですし、
そろそろ日米間トレード制度やFAの補償制度の確立など、
現行制度に代わるものの可能性も探っていい時期とは思います。