〔観戦記〕兵庫、前期優勝に王手！兵庫SS対京都AD＠わかさ(7/1)

　今年はなかなか女子プロ野球を観に行けませんでした。せっかく予定を組んでも雨天中止になったりしていたんですが、ちょうど都合のいい日に振替試合が入ったので、わかさスタジアムに行ってきました。



　3塁側の兵庫応援席。この試合は兵庫の主催試合ですが、京都での開催ということで3塁側になったのでしょう。地元から遠いせいか、応援席もちょっと寂しい状況。



　京都応援席。後ろの方にPAも見えるような。



　この日のスタメン。京都はDHあり、兵庫はDHなし。ちょっとヘンな感じですね。



　兵庫の先発はエースで4番の小西。初回は簡単に3人で片付けます。



　一方の京都は河本が先発でしたが、こちらは四球と守備の乱れでいきなりピンチを背負います。



　1死2,3塁として4番小西がレフト前ヒットを放ち、兵庫が2点を先制しました。



　対する京都は4回に田中朋がライトの頭を越える2塁打で1点を返します。もう少しでリーグ第1号になるかと思ったんですが、なかなかうまくはいきませんね。



　1点差に詰め寄られた兵庫ですが、その裏に猛攻を見せます。まずはヒット2本と暴投で1死2,3塁のチャンスを作り、6番坪内が2点タイムリーヒット。



　その後も兵庫が打線をつなげると、京都は河本を降板させ、指名打者宮原を2番手としてマウンドに送ります。



　それでも兵庫の攻撃は止みません。さらに2死2,3塁の場面で、9番川がセンター前へ。



　さらに2死満塁で田中幸にも2点タイムリーが出て、この回兵庫が6得点と京都を完全に突き放しました。



　大盛り上がりの兵庫側。マスコットのスインビットも上機嫌です。



　一方の京都のマスコット、心中やいかに……



　それでも攻撃の手を緩めない兵庫。5回裏には坪内が2打席連続となるタイムリーを放ちます。さらには滝沢の犠牲フライで10-1。これで勝負はほぼ決しました。



　スタンドに現れたスインビットも、余裕の観戦です。



　兵庫は6回に2番手として田中碧を起用。他方、なんとか兵庫の前期優勝を阻止したい京都は6回に3番手投手を送ります。



　塩T（阪神→オリックス）
　塩Z（オリックス）
　塩K（東北楽天）
　塩Y（京都）←New!!



　というわけで塩谷です。6回裏を貫録の四者凡退で抑え、味方の反撃に希望をつなげます。
　しかし、最終回の京都（今季の女子プロ野球は7イニング制）は2死2,3塁から相手の暴投で1点を返すのがやっと。



　結果は10-2で兵庫が圧勝、前期優勝に王手をかけました。



　選手による試合後のお見送り。京都の選手からすれば痛い負け方でしたが、試合はまだまだあります。来期こそ念願の優勝を勝ち取れるのか、はたまた兵庫のV4を許してしまうのか？見ものはこれからです。