日に日に加熱振りに拍車がかかる中田の報道。昨日はダルと中田の対面が各紙で大きく取り上げられました。しかも、なんとあのデイリーで1面を飾ったのだとか。
まだキャンプ前だというのに、高卒ルーキーのことを競うように各紙ががなりたてるのには、さすがにウンザリしている方も少なくないことでしょう。かく言う私もその1人です。
ただし、私は中田に対しては、さほど違和感を覚えているわけではありません。
確かに、今報道されている中田を見ていると、非常に浮かれているかのような印象は受けますし、危なっかしくてしょうがない、と思わずにはいられません。
ですが、ここで考えてみましょう。高校までほとんど野球漬け、野球だけでやってきた18歳が、やれゴールデンルーキーだなんだと騒がれてるのです。これで全く冷静でいられたとしたら、その方が気味が悪いではないでしょうか?
少なくとも、私が18歳の頃に同じ立場に立っていたとして、中田同様の言動をしなかったと言い切る自信はありません。
って今も似たようなもんですが(^^;;)、とにもかくにも、まだ18歳だし、あんなもんでしょ、というのが、私の中田に対する印象です。
いささか好意的な解釈になるとは思いますが、中田はまだ社会での経験がない分、良くも悪くも無邪気で気がいいんでしょう。
コメントを求められたら言わなくていいことまでしゃべってしまい、サインを求められたらとりあえず応じる。経験のある選手なら、ある程度の線引きはできるんでしょうが、それがまだ中田にはできない(当たり前だ)、という話です。
ただ厄介なのは、これから(あるいは、もうすでに、かも知れませんが)彼の言動が、本人の意図とは異なる形で報道される、ということです。そこで、いらざる誤解を与えたり、反感を買うことが出てくるだろう、ということです。
加えて、今はまだ新人合同自主トレの時期なのでいいものの、これからキャンプ、オープン戦と経験する中で、思うように打てなくなる時が間違いなく来るでしょう。
それに、他ならぬダルがクギをさしたので大丈夫だとは思うんですが、キャンプ中の休日の過ごし方次第では、何かヘンな問題に巻き込まれないとも限りません。
どういう形であれ、中田はこれからそう遠くないうちに、プロ選手としての壁にぶつかるはずです。そうなったとして、今までちやほやしていた報道なり人々なりが、手のひらを返したような態度に出ることもあるわけです。
その時にどうするのかで、中田の真価が表れるのでしょう。メディアへの露出度こそ高いですが、本当の中田翔という人間が表れるのはまだ先の話なのです。
見たところ負けん気は人一倍強そうなので、後はいい師匠にさえ出会えれば、そんなに心配することではないのかも知れませんが。
と書いてみたものの、まさかとは思いますが、これから中田がいきなり頭角を現して、トントン拍子に出世していくという可能性も、完全に否定することはできません。
ですが、私からすればその方がむしろ心配です。怖いもの知らずで若手時代をすごしてしまったがために、天狗になって後々大きなしっぺ返しを喰らう方が、若いうちに壁に当たるよりも、はるかに恐ろしいことでしょうし。
それだけに、もし彼が天狗になり始めた時に諫める役どころというのも必要です。もちろんその役目はまず稲田が担うんですが、申し訳ないながら彼だけでは心もとない部分はあります。
で、ふと思ったんですが、
■ こわっ!日本ハムの怪物が青ざめたのは…(北海道日刊・2008年1月18日)
菅野前寮長にお出ましいただくのはどうでしょう?
まだキャンプ前だというのに、高卒ルーキーのことを競うように各紙ががなりたてるのには、さすがにウンザリしている方も少なくないことでしょう。かく言う私もその1人です。
ただし、私は中田に対しては、さほど違和感を覚えているわけではありません。
確かに、今報道されている中田を見ていると、非常に浮かれているかのような印象は受けますし、危なっかしくてしょうがない、と思わずにはいられません。
ですが、ここで考えてみましょう。高校までほとんど野球漬け、野球だけでやってきた18歳が、やれゴールデンルーキーだなんだと騒がれてるのです。これで全く冷静でいられたとしたら、その方が気味が悪いではないでしょうか?
少なくとも、私が18歳の頃に同じ立場に立っていたとして、中田同様の言動をしなかったと言い切る自信はありません。
って今も似たようなもんですが(^^;;)、とにもかくにも、まだ18歳だし、あんなもんでしょ、というのが、私の中田に対する印象です。
いささか好意的な解釈になるとは思いますが、中田はまだ社会での経験がない分、良くも悪くも無邪気で気がいいんでしょう。
コメントを求められたら言わなくていいことまでしゃべってしまい、サインを求められたらとりあえず応じる。経験のある選手なら、ある程度の線引きはできるんでしょうが、それがまだ中田にはできない(当たり前だ)、という話です。
ただ厄介なのは、これから(あるいは、もうすでに、かも知れませんが)彼の言動が、本人の意図とは異なる形で報道される、ということです。そこで、いらざる誤解を与えたり、反感を買うことが出てくるだろう、ということです。
加えて、今はまだ新人合同自主トレの時期なのでいいものの、これからキャンプ、オープン戦と経験する中で、思うように打てなくなる時が間違いなく来るでしょう。
それに、他ならぬダルがクギをさしたので大丈夫だとは思うんですが、キャンプ中の休日の過ごし方次第では、何かヘンな問題に巻き込まれないとも限りません。
どういう形であれ、中田はこれからそう遠くないうちに、プロ選手としての壁にぶつかるはずです。そうなったとして、今までちやほやしていた報道なり人々なりが、手のひらを返したような態度に出ることもあるわけです。
その時にどうするのかで、中田の真価が表れるのでしょう。メディアへの露出度こそ高いですが、本当の中田翔という人間が表れるのはまだ先の話なのです。
見たところ負けん気は人一倍強そうなので、後はいい師匠にさえ出会えれば、そんなに心配することではないのかも知れませんが。
と書いてみたものの、まさかとは思いますが、これから中田がいきなり頭角を現して、トントン拍子に出世していくという可能性も、完全に否定することはできません。
ですが、私からすればその方がむしろ心配です。怖いもの知らずで若手時代をすごしてしまったがために、天狗になって後々大きなしっぺ返しを喰らう方が、若いうちに壁に当たるよりも、はるかに恐ろしいことでしょうし。
それだけに、もし彼が天狗になり始めた時に諫める役どころというのも必要です。もちろんその役目はまず稲田が担うんですが、申し訳ないながら彼だけでは心もとない部分はあります。
で、ふと思ったんですが、
■ こわっ!日本ハムの怪物が青ざめたのは…(北海道日刊・2008年1月18日)
菅野前寮長にお出ましいただくのはどうでしょう?
その教訓(?)で今あんな態度をとってるんでしょう、とのことでした。
永谷氏にしては好意的評論でしたが、そういうことなら納得がいく気がします。
人に好かれたい!ってことで、サービスの加減がわからないんでしょうね。
ダルの苦言はナイスタイミングでした!(^_^;)
比較するのはおかしいかもしれませんが、去年のマー君は中田ほど報道されてなかったかもしれませんが、ずぅ~っと好印象だったと思います。
初々しさもあったし、他球団だけども応援したくなりました。
きっとハンカチがプロの道を選んでいたとしても、中田のようではなかったと思います。
誰でもそうだ…ではなく、人間性の問題かと私は思います。
ただ、ダルビッシュのように結果が残せればあとあと何も言われないでしょうね♪
ダル君がいる、というのはこれは大きい。
去年、他球団ながらマー君の騒がれ方を気にかけていたのを思い出すにつけ、「直接顔を合わせるようになれば、きっと手綱をとってくれるだろう」と思ってましたので、ほっとしているところです。
桐蔭のチームメートのインタビューを読みましたが、寂しがり屋で、人に構いたがりで、すぐ感動するタチだとか。
要するに「まだ18歳の男の子」というだけのことじゃん、という気がしています。
そんなダルもその後エースとして自覚も芽生え、結婚もしてしっかりしてきたと思います。(とか言ってたら、また脱ぐかもしれませんけど・・・^^;)
中田に関しても、時間が問題を解決してくれると思いますので、そんなに気にはしていません。
ぜひおいで願いたいです。
妙に人当たりが良過ぎるというか、サービスしすぎな感じがあったんですが、なるほど納得です。
とはいえ、物事には限度というのがあるわけで。
その点、丁度いい具合にダルのツッコミが入って良かったですよね。
おっしゃるように新庄の師匠だったわけで、個性派を育てるには合ってそうな気がします。
特にプロ選手の場合、どうしてもメディアというフィルターが間に入るわけで、
そこで選手の本当の姿が歪められてしまうことがしばしばありますし。
それでなくても、私自身直接中田を見たわけでもないですし、
もう少し様子を見ないと、ホントのところは分からないような気がします。
大型ルーキーだろうがなんだろうが、結局のところはまだ18歳なわけで、
社会のこともプロ野球選手としての生活のことも、何も分かってないわけですし。
それだけに、ともすれば浮つきそうなところを諭してくれる人がいて、
その人の助言を謙虚に受け入れられれば、何も問題はないことでしょう。
ただ、そうなる前にダルがうまくクギをさしてくれたので、
よほどヘンなことが起きるということはなさそうだと安心しました。
中田に限らず、もし若手がヘンなことをしたら、叱りに来てもらわないと(笑)
仰るとおりいきなり結果を出したとしたらその後が心配ですが…
わりと大人のような気がします。
どこまでプロに対応できるのか
対応した後のプロとしての壁にぶち当たる姿を見たいですね
「大人の都合」で「子ども」を振り回すことは決して良いことではないですね。
この先、マスコミがどのように中田に接するのかは分かりませんが、
無用の騒ぎを避けるためにも、
球団や先輩が中田を(新人選手を)教育し、
守ることが求められていると思います。
あとは、本人が球団や先輩の指導をどれだけ理解できるかですね。
驕ったところは案外ないですし、極端に心配する必要はなさそうですね。
とはいえ、今はまだキャンプにすら入ってないわけで、
おっしゃるように、これから壁に当たった後が気になりますし、見てみたいです。
そこに大人が付け入るというのは、決してフェアなことではないですよね。
肝心の球団は放任主義を採るというので、それが気にはなるんですが、
ダルをはじめまわりの先輩がうまく教育できれば、というところには期待しています。
昨年、ダースがトレーニングルームでダルビッシュの腕の太さを見て「自分もしっかりとトレーニングしてあんな体になりたい」とコメントしたらスポニチの見出しに
「ダース ダルビッシュの肉体にうっとり」
と書かれてたのを思い出した。
うっとり、って。
しかも腕だけ見たというのに、「肉体に」ですもんね。anan見たんじゃなかろうに。
しかし、この手のネタって、本人のコメントより記者の趣味が反映されてたりして……
ここでさらに楽しい雰囲気を出していってほしいと思います。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/baseball/news/CK2008012402081856.html
大物なのはこの際構わないのですが、あまり無用心にこういうことを言うと
取り返しのつかないところまで便乗するとんでもない輩が出てくるので、
そろそろ誰かが注意してやったほうが良い気がします。
そして、次の日のスポーツ新聞の見出しは
「中田、○○(←先輩)から注意されちゃった!?」
というオチがつきそうな気もしますが。
中田だけの問題じゃないですし、こういうのをタテに付け上がりそうなのはいますし。
先輩でもいいんですが、できれば球団がきっちり注意してほしいところです。