にわか日ハムファンのブログ記念館

2004年8月から2014年6月にかけて更新してきた当ブログを静態保存しております。

〔観戦記〕鴎寸止め伝説の新たな1ページ:大阪GV対神戸9C@住之江(9/26)

2009-10-11 06:38:26 | 関西野球インディーズ通信
 関西独立リーグ2009年後期もいよいよ大詰め。
 前期優勝の大阪は後期も快調、首位を走り続けていよいよマジック1としました。前後期優勝が同じチームの場合、チャンピオンシップは開催されず、大阪が自動的に総合優勝となります。



 どこの局かは分かりませんが、テレビクルーが来てます。優勝が決まるかも知れないとなると、やはり注目度は変わりますね。小さな変化ですが(苦笑)



 大阪応援席。優勝の瞬間に備え、紙テープを大量に持ってきた人もいます。



 大阪の選手も登場、気合は十分。前期はホームゲームとはいえ、平日昼間に遠方の球場で優勝を決めたため、後期はぜひ本拠地住之江のファンに優勝の瞬間を見せたいところです。



 しかし、忘れてはいけません。この日大阪が対戦するのは神戸、つまりはなのです。
 鴎と言えばロッテ、ロッテと言えばマジック1。あの10.19、'95年の青波3タテなど、マジック1のチームを相手に異様な力を発揮してきた伝説があるのです。
 はたして、神戸の鴎にも同様の寸止めパワーがあるのか? 空気を読まないことでは過去に実績もあるだけに、がぜん期待が高まります。



 スタメン。



 大阪は先発の柱岸で優勝を狙います。



 対する神戸は猛鴎魂の伝道師末永、寸止めの準備は万端です。



 先制したのはやはり神戸でした。3回表に2死2,3塁のチャンスを作り、4番若林が2点タイムリー!
 しかし、岸はこの後すぐに立ち直り、追加点を許しません。
 一方の末永も、大一番で園川仕込みの投球術を発揮。走者は出すもののタイムリーは許さず、大阪打線を翻弄します。



 ちなみに、本日のイベントはフラフープ大会。大阪からは西浦コーチが挑戦です。



 大人げなく本気を出す西浦コーチをなんとか抑え、こちらの方が優勝しました。

 さて、試合は2-0のまま後半へ。岸が神戸打線をなんとか食い止める一方で、末永はスーパーモード化。このまま神戸が大阪をゼロ封しそうな勢いです。



 しかし、大阪は土壇場で反撃に出ます。9回2アウトから藤本がソロを放つと、平松がヒットで出塁。さらに代打松本の場面で盗塁に暴投が重なり、2死3塁。
 一打同点どころか、代打逆転サヨナラホームランもあり得る状況です。



 しかし、末永はなんとか後続を抑えて試合終了!



 最終スコア。大阪はこの翌日に明石戦で勝ち、優勝を決めたのですが、本拠地での胴上げは阻止されてしまいました。鴎すげぇ。

 さて、いろいろあった(現時点でもいろいろありますが)初年度の関西独立リーグ。私の観戦は、これにて終了です。
 来年もまた、3月末ぐらいに開幕されることでしょう。それまで長いですし、何が起きるか分かりませんが、私のスタンスは一緒。
 いつも楽しく、このリーグを応援していければ……それだけです。


最新の画像もっと見る