中日が奈良原を金銭トレードで獲得
中日は17日、日本ハムから奈良原浩内野手(38)を金銭トレードで獲得することが決まったと発表した。若手への若返りを図る日本ハムと、荒木らが故障離脱し、内野手を補強したい中日との思惑が合致した。
奈良原は90年のドラフト2位で青学大から西武入りし、98年からは日本ハムでプレー。今季は1軍出場がなく、チームの構想から外れていた。(ニッカンスポーツ・2006年6月17日22時49分更新記事)
なんで……なんでよ?
記事にもありますが、今年はこれまで奈良さんの1軍出場機会はゼロ。ただあらゆる面で確実性のあるベテランはハムにとって貴重な存在だったはずです。夏場以降にベテランがチームの起爆剤になるのは、2003年の阪神八木・広澤がいい例です。
それに生え抜きではないにせよ、いまや奈良さんはファイターズの選手としてのキャリアのほうが長いです。今年が最後になるかも知れないという覚悟は決めていましたが、それでも最後までファイターズの選手としてプレーしてくれればと思っていました。
ですが、去年年俸半減というとんでもない冷遇を球団から受けたにもかかわらず、ファンのために残留を選んでくれた奈良さんなのに、今度はトレード。いくらなんでも……
確かに、本人にとって悪い話ではないのかも知れません。
記事では荒木の穴埋めみたいな書き方をされていて、正直なところ気分は悪いです(荒木のファンの皆さんごめんなさい!)。
ただ川相や上田の例が示しているように、落合監督はベテラン野手の力を発揮させる能力に長けています。ヒルマンなんかの下でいつになるかも知れない1軍入りの機会を待たされるよりは、よっぽど働きやすいでしょう。
あるいはガンちゃんの時と同様、コーチ就任を期待した球団に対し、奈良さんがあくまでも現役にこだわった結果のトレード、という可能性もあるとは思います。私も一応そういう考えが浮かばないではないですが、どこかそれを受け入れられないでいます。
それでも私はまだマシです。チケットさえ手に入れば甲子園にドラ戦を観に行くことはできますから。ただ北海道のファンはどうしろというんでしょう?
先ほど調べましたが、今シーズンは日本シリーズでもない限り札幌でのドラ戦はありません。一番近場の試合といっても、9月に秋田とフルスタで讀賣戦があるぐらいです。
正直なところ、ショックです。このところコメントレス等がたまっていたので、そちらはなんとか対応させていただきましたが、今日はそれ以上のことをする気になれません。申し訳ありません……
力が抜けました、正直な所こんな行き当たりばったりなトレードを繰り返すなら
ファイターズを応援し続ける自信がありません、
地元びいきから始まった応援ですから・・
心が離れるのも早いような気がします。
たくさんの方からもメールを頂きました。
悔しくて悲しくて一晩眠ることが出来ませんでした。
今日は仕事もありましたが、今年初の札幌ドーム欠勤となりました。
風雲再起さん同様に、今後ファイターズを応援する自信がありません。
今までもやってきたようなこんなことを繰り返し、選手やファンを簡単に裏切るような球団は、北海道民にすぐに飽きられてしまうと思いますよ。
明日、名古屋への転勤希望を本社に申請しようかと思っています。
中日での活躍を祈る事しかできません。
テレビで元気な姿を見る事ができるなら…と無理に思おうとしている自分がいます。
7月以降の戦いには、奈良さんは絶対に必要な選手なのに、それなのに移籍だなんて・・ 大ショックです
せめてサッカーみたいに、レンタル制度があれば良かったのに・・・。
トレードするなら、去年の時点で出しといた方がまだマシだったと思います。結局のところ、球団として奈良さんの扱いをどうするかが一貫できなかったということでしょう。
なんといいますか、単に好きな選手がトレードに出されたという以上に、情けない思いを感じています。
小坂やキムタクのトレードの時にも思いましたが、球団側にファンの心情が見えていないのだとしたら残念です。
しかも、ただトレードにだしただけならまだしも、奈良さんの場合は去年のことがありますし……無念です。
私もそんなことやいろんなことを考えて、理解しようとは思っているんですが、それでも……ねぇ。