■ 日本ハム“アカン”は「だめだべさ」(ニッカン・2008年12月3日)
どーでもいい小ネタと言えば小ネタですが、関西に居住する以上無視するのもどうかと思ったので。
確かに、「日本ハム」「あかん」「北海道」と揃うと暗黒臭が発生するのは認めましょう。
だからと言って、禁止すれば済むって話でもないと思うんですよ。
まして、安易に北海道っぽい言葉で置き換えられるわけがない。どこかで必ず無理が出るんです。
先ほど調べてみたのですが、
・ wikipedia「北海道方言」
>「~(だ)べさ」(主に女性)、 「~(だ)べや」(主に男性)
・ 北海道方言辞書
>べさ (連語) でしょうが。ではないでしょうか。「これでいいべさ」「ここに置いたらうるさいべさ」→だべさ〈全〉
>だべさ (連語) =だべ〔女性は「だべ」より「だべさ」を好む傾向がある〕→べさ 〈全〉
北海道以前に違うイメージが生まれる気がするんですが。
言葉って簡単なものじゃないんです。小手先で身に付くような代物じゃないんですよ。
特に、方言は同じ日本語だからと安易に捉える人もいるんでしょうが、語彙をちょっと変えて、語尾をマネしただけで済むぐらいに思っているとしたら、それは非常に甘ったれた考えです。
指示対象の微妙な違い、状況や話し手に応じた語彙の使い分けなどなど、方言を使えるようにするためには、その方言の話し手ですら気づかないような課題がいくつもある。
最低でもイントネーションを合わせる努力はしないと、気持ち悪い猿真似として、かえって地方をバカにしているような印象すら与えかねないのです。
余談ですが、関東人が「関西弁」を話そうとして、かえって関西人の怒りを買うことがままあります。
単純な一般化はしづらいのですが、私が知る限りでは、イントネーションが標準語のままで気持ち悪いという場合が少なくないように思います。
極端な話、言葉遣いが完全に標準語でも、イントネーションが「関西風」なら、その方がむしろ歓迎されるような気すらします。それだけ、イントネーションは大事なのです。
話を戻して、方言の習得というのはそれだけ易しくないことではあるのですが、話はそれで終わりません。
むしろ、もっと大事な問題があります。「『北海道弁』は存在するのか?」
変に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、よく考えていただきたい。
例えば関西の場合、大阪の人は大阪の言葉を使い、京都の人は京ことばを使う。神戸にも神戸の言葉があります。
ただ、大阪を「大阪府」と捉えれば、先ほどの大阪の言葉だけではなく、河内弁、和泉弁もある。
ほかにも、奈良、和歌山、そしてそれぞれの中の違いと、いくつもの言葉の種類があるのです。
あるいは、他地方からの転入者であれば、もともとの言葉と関西で身につけた言葉が混ざることになる。そういう人が多い地域であれば、大枠では関西風の言葉でも、中身はかなりハイブリッドになる。
私自身、鳥取からの移民三世で、香川の血が半分入っています。なので、身につけた言葉は、「関西」のカテゴリーには入るでしょうが、かなりいろいろ入り混じったものだと認識しています。
(思うところがあり、ここ2,3か月前からは、極力標準語を使えるように努めてますが)
などと考えていくと、大阪弁が存在する、京ことばが存在するというのと同じ意味で、「関西弁」が存在するとは言えないのです。
もし、存在すると言えたとしても、それは語尾やイントネーションなどに一定の共通性を持った方言の総称として存在する、というぐらいでしょう。
あるいは、他の地方から与えるレッテルとして使うことがあるでしょうし、その方が多いかも知れませんが(「東北弁」なんて言い方など、その典型でしょう)。
そう考えていくと、あれだけ広く、生活圏も多い北海道で、統一した体系を持った方言が成立しているというのも、ちょっと考えにくいのです。
先ほど私は「~べさ」というのをネットで調べましたが、あれだって、道内で微妙に違うところがあっても不思議ではない。
他の言葉にしても、浜言葉ではああだとか、道東ではああだとか、道東でも釧路ではこうだけど網走ではああだとか、いろいろ違いが出るでしょうし、むしろそれが自然なのです。
その違いの可能性も考えずに、イメージだけの「北海道弁」を安易にマネさせたとしても、せいぜい、よそから見た北海道のイメージを再生産して、それで終わりでしょう。
そればかりか、本来北海道の言葉が持つ豊かさを無視することにもなりかねませんし、そこで違和感を持つ道民が表れたとして、その人を切り捨てることにもつながる。
つまり、上っ面で言葉をマネしても、地元に根付くことにつながるとは限らないのです。
もっとも、この記事では、「当面は公式行事、記者会見などの場での標準語、または北海道弁推進からスタート」とあります。
「または」ですから、北海道弁推進が主な目的ではないのかも知れない。あるいは、「関西弁」さえ抹殺できれば、それでいいのかも知れません。
ただ、私が言うのもなんですが、それはそれで簡単なことじゃないですし、不自然さは長い間、本当に長い間つきまとうことでしょう。
私自身、話していてうっかりイントネーションを間違えることがありますし、「が」を鼻濁音で発音することまで、どうしても意識が回らないのが正直なところですし。
まして、「北海道弁」推進……無理なんじゃないかと思うんですけどね。
どーでもいい小ネタと言えば小ネタですが、関西に居住する以上無視するのもどうかと思ったので。
確かに、「日本ハム」「あかん」「北海道」と揃うと暗黒臭が発生するのは認めましょう。
だからと言って、禁止すれば済むって話でもないと思うんですよ。
まして、安易に北海道っぽい言葉で置き換えられるわけがない。どこかで必ず無理が出るんです。
先ほど調べてみたのですが、
・ wikipedia「北海道方言」
>「~(だ)べさ」(主に女性)、 「~(だ)べや」(主に男性)
・ 北海道方言辞書
>べさ (連語) でしょうが。ではないでしょうか。「これでいいべさ」「ここに置いたらうるさいべさ」→だべさ〈全〉
>だべさ (連語) =だべ〔女性は「だべ」より「だべさ」を好む傾向がある〕→べさ 〈全〉
北海道以前に違うイメージが生まれる気がするんですが。
言葉って簡単なものじゃないんです。小手先で身に付くような代物じゃないんですよ。
特に、方言は同じ日本語だからと安易に捉える人もいるんでしょうが、語彙をちょっと変えて、語尾をマネしただけで済むぐらいに思っているとしたら、それは非常に甘ったれた考えです。
指示対象の微妙な違い、状況や話し手に応じた語彙の使い分けなどなど、方言を使えるようにするためには、その方言の話し手ですら気づかないような課題がいくつもある。
最低でもイントネーションを合わせる努力はしないと、気持ち悪い猿真似として、かえって地方をバカにしているような印象すら与えかねないのです。
余談ですが、関東人が「関西弁」を話そうとして、かえって関西人の怒りを買うことがままあります。
単純な一般化はしづらいのですが、私が知る限りでは、イントネーションが標準語のままで気持ち悪いという場合が少なくないように思います。
極端な話、言葉遣いが完全に標準語でも、イントネーションが「関西風」なら、その方がむしろ歓迎されるような気すらします。それだけ、イントネーションは大事なのです。
話を戻して、方言の習得というのはそれだけ易しくないことではあるのですが、話はそれで終わりません。
むしろ、もっと大事な問題があります。「『北海道弁』は存在するのか?」
変に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、よく考えていただきたい。
例えば関西の場合、大阪の人は大阪の言葉を使い、京都の人は京ことばを使う。神戸にも神戸の言葉があります。
ただ、大阪を「大阪府」と捉えれば、先ほどの大阪の言葉だけではなく、河内弁、和泉弁もある。
ほかにも、奈良、和歌山、そしてそれぞれの中の違いと、いくつもの言葉の種類があるのです。
あるいは、他地方からの転入者であれば、もともとの言葉と関西で身につけた言葉が混ざることになる。そういう人が多い地域であれば、大枠では関西風の言葉でも、中身はかなりハイブリッドになる。
私自身、鳥取からの移民三世で、香川の血が半分入っています。なので、身につけた言葉は、「関西」のカテゴリーには入るでしょうが、かなりいろいろ入り混じったものだと認識しています。
(思うところがあり、ここ2,3か月前からは、極力標準語を使えるように努めてますが)
などと考えていくと、大阪弁が存在する、京ことばが存在するというのと同じ意味で、「関西弁」が存在するとは言えないのです。
もし、存在すると言えたとしても、それは語尾やイントネーションなどに一定の共通性を持った方言の総称として存在する、というぐらいでしょう。
あるいは、他の地方から与えるレッテルとして使うことがあるでしょうし、その方が多いかも知れませんが(「東北弁」なんて言い方など、その典型でしょう)。
そう考えていくと、あれだけ広く、生活圏も多い北海道で、統一した体系を持った方言が成立しているというのも、ちょっと考えにくいのです。
先ほど私は「~べさ」というのをネットで調べましたが、あれだって、道内で微妙に違うところがあっても不思議ではない。
他の言葉にしても、浜言葉ではああだとか、道東ではああだとか、道東でも釧路ではこうだけど網走ではああだとか、いろいろ違いが出るでしょうし、むしろそれが自然なのです。
その違いの可能性も考えずに、イメージだけの「北海道弁」を安易にマネさせたとしても、せいぜい、よそから見た北海道のイメージを再生産して、それで終わりでしょう。
そればかりか、本来北海道の言葉が持つ豊かさを無視することにもなりかねませんし、そこで違和感を持つ道民が表れたとして、その人を切り捨てることにもつながる。
つまり、上っ面で言葉をマネしても、地元に根付くことにつながるとは限らないのです。
もっとも、この記事では、「当面は公式行事、記者会見などの場での標準語、または北海道弁推進からスタート」とあります。
「または」ですから、北海道弁推進が主な目的ではないのかも知れない。あるいは、「関西弁」さえ抹殺できれば、それでいいのかも知れません。
ただ、私が言うのもなんですが、それはそれで簡単なことじゃないですし、不自然さは長い間、本当に長い間つきまとうことでしょう。
私自身、話していてうっかりイントネーションを間違えることがありますし、「が」を鼻濁音で発音することまで、どうしても意識が回らないのが正直なところですし。
まして、「北海道弁」推進……無理なんじゃないかと思うんですけどね。
不適切な例はいくつもあるのだろうと思います。
「関西弁(方言)」という項目を立てた場合を想像すれば、
その辺は私でも容易に察することができますし。
>金村
そもそも、発言する機会が……
来季はお立ち台に上がることができればいいんですが、
それも無理なら、補償が要らないレベルまで年俸を下げてもらってFAさせて、
ぜひ戻ってきてくれればと(涙
どこかで必ず無理が出てきますよね。
ヘンに媚びてるように見えたり、バカにしているように映ったり、
おそらくいいことはあまりないでしょう。
だったら、フツーにしておくのがかえって賢明だと私も思います。
標準語ぐらいは身につけておいた方がいいとして。
うわべだけで使ってしまっては不適切な言葉も中にはありますね。
間違った使い方をして余計に問題になるよりかは
生まれ育った言葉で自分の思いを伝えたほうがよっぽど安全だと思います。
「なまら」を多用していた金村って今なんていっているんでしょうね?
思いますが・・
外国に行ったとき、民族衣装を着ると
とても喜ばれるようです。
そういう感じで、できることを少し取り入れる。
今まで選手が育ってきた
文化を否定しない範囲で。
またご指摘のように、無理して使っても
地元は喜ばないでしょう。
「なまら最高です」みたく
使える言葉を入れるくらいが
いいんではないでしょうか?
私も非関西人が無理矢理な関西言葉を話してるのを聞くと、
違和感を感じたり、ときには馬鹿にされた気になることも。
なんで、無理矢理な方言への違和感は分かるつもりです。
自然体で、自分を素直に表すのが一番だと思うんですけどね。
堂々とお出しになってみてはいかがかと。
「だべさ」→軽い感じで使う
「だべや」→強調する感じで使う
だと思っていますね。
まあ、HBCラジオをよく聴く自分にとっては岩ちゃんと言う強烈なインパクトを残す解説者がいるので^^;、関西弁には慣れています^^;
ただ、標準語を出来るだけというのはわかるにしても道産子でもない選手に北海道弁を使われてもちょっと・・・
お疲れ様
これは、個性の強い人材が、己を殺さず活躍できる集団ってことなんですよね。
そこがファイターズの強みや魅力だと思いますし、
不要な縛りをかけるのは、むしろ逆効果になりそうですね。
中学の国語の教科書に書いていた話で、関東から関西に来た人が、
「ほかす」を「保管する」と聞き間違えたってのを思い出しましたが(笑)
札幌と函館でも言葉がだいぶ違ってるようですし、
函館と函館周辺でも、これまたかなり違ってそうですね。
それを単一の「北海道弁」にまとめるのは無理がありますし、
そもそも、そんな必要もないと思うんですけどねぇ。
文化を否定しては極論かもしれませんが人種差別にもなりかねない
北海道の本拠地のイメージが薄れる:いいんですよ個性ですから、そういう球団だと思ってます
だってガンちゃんの解説楽しいし意味不明なんてこともありませんし
イメージより個性を大事にしてほしいな
確かに、私が交流のある北海道のファンの方々が考えることと、
この記事とでは、どうにもズレを感じますね。
記事にあるようなことをやっても、喜ぶ人はいないんじゃないかと思ってたら、
はたしてその通りでしたし。
ちなみに、基本的に関西出身選手以外は標準語がつかえるみたいですが、
ダルや久の話を聞いてると、やっぱり関西だなぁとは思います(笑)
久は徳島ですが、四国の中でも一番関西の影響が大きいところですし。
方向を間違えると、単によそ者が媚びてるだけにもなりかねないと思うんですよ。
特に最近は、そういう不安を感じないではありません。
道内出身の球団職員がキャリアを積んで、球団の意思決定に関わるようになれば、
この辺は変わってくるような気もしているんですけどね。
案外、その程度の話だったのかも知れませんね。
こんな記事になるとは、本人も思ってなかったかも(苦笑)
関西の言葉が苦手な人は、東京に限らず結構いるように思います。
押しの強さを感じるようですし、確かに周囲が標準語や土着の言葉を使う中、
関西人だけ自分の言葉で押し通すようなイメージはあります。
もっとも、それは単に他の言葉が使えないってだけのことが多いかと[;;0J0]
球団もタダで広報をやってもらってるようなもので、
いま縁が切れるとお互い困りますよね[;;0J0]
話していて訛りを感じることはないですね。
方言とは概してそういうもので、関西が異常という気すらします[;;0J0]
だからといって、それを禁止するって発想は、さすがに納得いきませんよね。
もし実際にやってみたところで、徹底しないまま終わると思いますが(苦笑)
球団が大きなアクションを起こす可能性は低いと思います。
道外の多くの人々から見た北海道のイメージの中には、
「開放感」というのがあるでしょうし、それは間違いなくプラスのイメージです。
ぜひ大事にしてほしいなぁと思いますね。
やはり、道内でも言葉はかなり違うんですね。
アルビレオさんも書かれてましたが、それぞれのルーツもあるでしょうし。
それを「北海道弁」としてまとめようってのには、改めて無理を感じました。
あるいは、こういうことを言いだした球団関係者の中には、
「北海道弁」として札幌近辺の言葉が念頭にあるのかも知れません。
でも、それは他の地方からすれば納得のいくものではないでしょう。
私だって「関西弁」とは「大阪弁」だと言われたら猛反論しますよ(笑)
上からの通達として禁止しようってのは、さすがの私もカチンと来ますね。
もっとも、梨田監督は島根の人だし、ベタベタの関西言葉を話すわけでなし、
他の人たちは、彼らは彼らで、あんまり従わないような気も……
球団とかかわりのある2,3の人が軽く言ったぐらいのことが、
大きな話になったというのが実際かと推測しています。
そういうのも、「球団関係者」の話として扱われますし、
さも重みのあるような発言かのように報道されますからね。
とはいえ、青空百景さんの危惧は私も理解しているつもりです。
私の住む周りには、救いようのない地元球団ファンがうじゃうじゃいるので、
北海道のファイターズファンには、そうなってほしくはないと、
私も常日頃から願っているわけでして。
さらに親戚が姫路と青森に居て、青森には友人もそれなりに居る都合上津軽弁と姫路あたりの言葉もある程度使えます。函館弁と合わせて4ヶ国語です。
ちなみにアホバカ言語ですと私個人で一番使用頻度が高いのが「ホンズネェ(ホンジナシ)」、ついで「アホ」、そして「バカ」と「タワケ」が少々でしょうか?北海道で代表的な「ハンカクサイ」は使いませんねぇ。
函館弁は浜言葉と言うよりは文字にすると標準語だけど口にするとアクセントが全く違う魔法の言葉ですね。浜言葉は旧戸井町や旧恵山町、そして森町のあたりですね、殆ど津軽弁です。ちなみに「殆ど」は「ホドント」または「ホドンド」と発音します。
これほど違うのは北海道でも道南ぐらいなんでしょうが、他の地区でもそれなりに差異はあります。それらを無視して札幌界隈の言葉や観光客向けの所謂「北海道弁」を前面に出すのはなんだかなぁ・・・・と思うわけでして。
この記事を読んだ時は正直「え??」でした。
私は北海道人ですけど、他の方言をイヤだと思ったことはありませんし、関西弁はむしろ好きなくらいです。
関西のイントネーション(で話す標準語)もいいですよね。
基本的に、北海道人はあまりそういう細かいことには拘らないと思いますので、これは道外出身者が道民に気を使っての発言なのかと思いました。
でも何かちょっとずれてますよね。
実際私は「だべさ」も「なまら」も使いません。
でもファイターズの皆さん、そんなに方言使ってますか?(気付いてもいない・汗)
>標準語にしたいという考えは元在京球団の東京至上主義の
>くだらないプライドから出てるんじゃないんですかね。
についてですが、むしろ逆だと思います。
札幌に移転してからそれほど経っていない、それなのに比較的露出の多い人物が揃って関西弁。
まだ十分に地元に受け入れられたという自信を持てないからこそ、関西弁が目立つことに対する危機感となってこういう話が出てきたのでしょう。
「言葉」にいちいち注文をつけるというやり方には多少クビを傾げたくなる点はありますが、本当に北海道のプロ野球チームとなるためにはまだまだ努力を積み重ねる必要があるという意識を持っていることはいい傾向だと私は思っています。
記者のまわりの1人か2人くらい?
今回の「本拠地イメージ」とは、ずれるかもですが、
北海道民(私のまわりの)は、関西弁好きだった記憶が。修学旅行で関西に行くと、みんなで「~やねん」「~や」とか使いたがってました。
道内に住んでいると自分たちの方言の認識があまりないので、はっきりしていて、お笑いのセンスもあると感じる関西弁に結構あこがれましたね。
当時とは違ってきているかもですが、賢介のブログで、「博多弁使ってほしい」っていうコメントを結構見たり、遠い西日本の言葉へのあこがれみたいなの、今でもありそうな気が。
東京で生まれ育った人からは、関西弁が苦手という意見を聞くことがときどきあります。何か自己主張が強いように感じるそう。
ということで、記事のようなことを言い出したのは、東京近辺出身者じゃないでしょうか。私的には、ネタの部分が多いのかな、と感じましたけれど。
今回のエントリ、方言や言葉についての意見を読めて、いろいろ考えさせてもらえて楽しかったです。
ま、「なまら最高じゃけんのうタペストリー」追放なら話はわかりますが^^;
北海道は空知地方出身、所沢在住者です。
地元は炭鉱町だったので、荒い言葉の中で育ち、
未だに男言葉が抜けません。
北海道なまり自体はもう殆どないですけど。
というか、道産子自体、地方に出たらあっという間になまりなくなっちゃうんですよ。
浜ことばを持ってる方はまた事情が違うのかもしれませんが、少なくとも私達の地方の人間は、
「人のなまりがうつりやすい」という特徴を持っています。
学生時代明石家さんまのせいで偽関西弁みたいになっちゃったりしてましたし。
なんで、こんな話を聞くと、発言者は、外様か、逆に北海道から殆ど外に出た事のない人じゃないか、と思っちゃうんですよね。
相手に敬意を表した言葉遣いは大事ですけど、関西弁禁止とか、ほんと、意味がわからないです。
選手は反発してもいいんじゃないかと思いますよ。
あるいは大阪と神戸でも、言葉は全然違うんですよね。
札幌と小樽でも、言葉の違いはあるのでしょう。
>敬語
ダルは先輩への敬意がちゃんと伝わる方だと思うんですよ。
お立ち台だなんだで聞いている限り、ぞんざいな物言いはしませんし。
あれで文句をつけるのは、さすがにやりすぎだと思うんですよね。
全然関係ないのですが、「雪投げ」は情景が目に浮かぶような気がします(笑)
で、ご紹介のサイトを拝見しました。
北海道出身の方との接点がなかなかない身なので、なかなか面白かったです。
個人的には、「おばんでした」が一番気になりましたが。
なぜ「です」ではなくて「でした」!?
ってなことを考えていると、言葉の多様性の大事さを再確認します。
「みんなちがって、みんないい。」
これでいいと思うんですけどね。
標準語は使えるようにしといた方がいいよね、ぐらいならいいんですが、
「北海道弁」以外の方言禁止となると、さすがに間違ってるだろうと。
いつのまにやら針小棒大になってる可能性は十分考えられますね。
ただ、このエントリに寄せられた北海道のファンのコメントから判断する限り、
球団の方針(として報道されているもの)に賛同する人が、
多いとはとても思えませんし、それは非常に心強いことではあります。
要は北海道弁推進より、「関西弁」を控えろってのが主眼なのでしょう。
ただ、それはそれで問題がないとも思わないんですが。
>北海道は「移民の国」といってもいい土地だという点
そうなんですよね。私もウェブで「北海道弁」の語彙を見ましたが、
他の地方でも使ってるだろ、ってのが目につきましたし。
ただ移民といっても、明治から百数十年経った今では、
むしろそれぞれの土地に定着した人々と考える方がいいような。
かつ、北海道は広いですし、生活圏も異なるわけで、
今では道内の差異が重要になってるように思うんですよね。
(ニッカン記事に「自浄努力」とありますが、「自助努力」じゃないかとおもいました)
この記事を見た時、思わず「何で?」と呟いてしまいました。
私は道北の人間です。でも、明らかに私の使う訛りは函館とかの浜言葉とは違うし、そもそも曾祖父は広島から移住してきた人で、曾孫の私にまで少し広島弁が残っているらしいです(祖母曰く)。そもそも「北海道弁」とは、色々な所から移住してきた人たちの方言が複雑に混ざりあって出来ているものでは?全道統一された「北海道弁」がどれなのか、いまいちはっきりと自信をもって言えません。
「正しい言葉遣いをしましょう」ぐらいでよかったのではないかなと思います。自分の生まれた土地の言葉は大事にしてほしい。稲田くんが「なまら最高じゃけんのう」と言ってくれるくらいで十分です。
――ガンちゃんが現役だったらどうなっていたのか。
しかし関西弁を"NGワード化"されると関西人の気持ちとしては嬉しいものではないですね。なんでネガティブに扱われないといけないのか。「ネガティブから端を発しての標準語推進方針」に関しては賛成いたしかねます。
地元民として勝手に考える「北海道の良さ」とは、「移住者を『よそ者』扱いしないところ」だと思っていたのですけれども。
何だか最近、道内ファイターズファン(の一部)にひどく排他的な傾向が見られるようになってきたと感じられるので……。
梨田監督や吉井コーチの関西弁がイヤだなどと言い出す人が出てきてもちっともおかしくないと、同じファンの立場ながら先入観をもって邪推しています(苦笑)。
何で関西訛りが駄目なんだろう。それじゃあ賢介がブログで博多弁を使うのも駄目? 稲田君の「なまら最高じゃけんのう」も駄目? 工藤在籍時に、彼の青森弁も耳障りでしたか?
……と、誰だか判らない「不評」の主に対して、聞いてみたい気持ちでいっぱいです。
以前に岡島が、ジャイアンツ時代に関西弁を禁止されたことがあると言っていたのを読んだ憶えがあります。ファイターズにそんな風にはなってほしくないなあ。
最近、小樽の商店街で「小樽弁」の書いた垂れ幕を見ました。
こんなに近い小樽-札幌間でも言葉が違うんですね。
「だべさ」も「だべや」も、そうそう使いませんが、
「そこのゴミ、投げてきてー」
「雪なげ行ってくるわー」
「手袋はいたかーい?」
は、言います。
もし、ダルが函館方面の所謂「浜言葉」を覚えて話し出したら、それはいいんですかね?
北海道弁とか標準語というよりか、敬語を使えといいたかったんでしょう。
20歳そこそこの同世代の子と、似たり寄ったりな敬語使いなので、こちらは気になりませんけど、
会社としてはそうも言ってられないのでしょうか。
『ゴミを投げる』んです、
『手袋をはく』んです。
ちなみに道外に行くまで、この表現が
北海道特有とは気がつかないのが真の道民ですw
言葉なんて多種多様で良いんですよ、意味が通じれば
標準語にしたいという考えは元在京球団の東京至上主義の
くだらないプライドから出てるんじゃないんですかね。
北海道弁は
ここで紹介されてるのが楽しいですね。
http://www.furano.ne.jp/saladhouse/html/dictio.html
その「北海道弁」に対してうんぬんというわけではなく、画一的に使おうとするところに、無茶な気を感じずにはいられません。
方言も標準語も交えて喋ればそれでいいのではないでしょうか。
あと、たま~に、甲子園の場内アナウンスでどうも文法的にどうかな?て時があります(@_@)
本当に球団側が励行しようとしているのでしょうか。
私は選手達の方言や独特のイントネーションで
不快に思ったことないですが。
私が道民じゃないからでしょうか。
言葉遣いが乱暴だったり、間違った使い方をしていたら問題ですが、方言だっていいと思うのですけどねぇ。個性だもの。
と書かれているので「基本は標準語、北海道弁も同程度に推進」くらいでしょう。
わざわざ北海道弁を話せというんじゃなくて、北海道以外の人はなるべく方言を控えてね、と読むのが正しいと思いますが。
>『北海道弁』は存在するのか?
そのことを語るなら、現在の北海道在住者の多くは明治以降に本州から移住してきたので、北海道は「移民の国」といってもいい土地だという点は外せないと思いますよ。